運次第であっという間に強くもなる!?
『アロット・オブ・ストーリーズ』は、育成時にも運要素が満載。
キャラクターは、ダンジョンのクリアなどを通して経験値を獲得してレベルアップしていくが、そのときに得られる成長ポイントの数もルーレット抽選によって決まるのだ。
入手した成長ポイントは、以下の5項目に対して好きなように割り振ることができる。
選択できる5項目と上昇効果
- STR(strength):物攻と物防が上昇
- INT(intelligence):魔攻と魔防が上昇
- VIT(vitality):HP、物防、魔防が上昇
- DEX(dexterity):命中が上昇
- AGI(agility):回避が上昇
1つの項目を集中して上げて尖った性能のキャラクターにしていくか、なんでもできるバランスタイプのキャラクターに仕上げていくかは、プレイヤー次第だ。
同じ武器でもこだわり放題
キャラクターには武器や防具、アクセサリといったさまざまな装備をつけることができる。
その中でも「武器」は、キャラクターのステータスに大きく影響を及ぼす。
武器はガチャや「錬金」で手に入る。獲得した武器は、たとえ同じ武器でもステータスに振れ幅があり、使えるスキルにも違いがあるのが特徴的。
気に入った強い武器があればスキルは再錬成でき、とことんこだわることができる設計になっている。
ダンジョンには大量のギミックとアイテムが登場!
ダンジョンの内部には、「攻撃力がアップするマス」や「状態異常になってしまうデメリットマス」などのギミックと、「おにぎり(HPを回復)」や「爆弾(周囲にダメージを与える)」などのアイテムが配置されている。
とにかくこれらの配置されている数が多いのが印象的で、足の踏み場もないように何かしらで埋め尽くされたマップは、プレイヤーを非常に迷わせてくれる。
ギミックの種類と効果
ダンジョンに登場するギミックの効果は以下のようになっている。
- ステータスアップ系:膨らみマス、窪みマス
基本的にすべてのダンジョンに登場するギミック。マスがデコボコしているので、どこにあるかは簡単にわかる。高い位置に移動する「膨らみマス」は攻撃力が1.5倍に、低い位置に移動する「窪みマス」は防御力が1.5倍に上昇する。
- おじゃまトラップ系:毒沼マス、矢印マス
プレイヤーの行動を妨害するやっかいなギミック。毒沼マスは、上を通っただけで毒状態になって、毎ターンダメージを受けてしまう。矢印マスを踏むと、どこかにぶつかるまで矢印の方向にすべっていく。
また、1マスだけ移動してアイテムのマスに止まったときは、自分で使わずに「アイテムを投げる」こともできるため、どの行動がベストなのかを判断するのに頭を悩ませる。
さらに、同じダンジョンでも出現する敵やアイテム、移動を妨害する壁の配置などが毎回変化するため、攻略のテンプレートが存在しないのも本作の面白いところ。
いわゆるシミュレーションRPGの王道的テクニックや戦い方はあまり当てはまらないため、これまでこのジャンルにほとんど触れたことがない人でも気軽にプレイできるようになっている点には注目したい。
自由奔放に動き回るバディのピンチはプレイヤーが守ろう
本作のバトルで特徴的なのが、パーティーのリーダー以外はオートで行動をする「バディ」システムだ。
バディは、プレイヤーが自由に操作できない代わりに、「すべてのステータスが1.2倍になる」という破格のボーナスを受けることができる。
そんな自由奔放なバディはピンチになってしまったら、リーダーの出番だ。
リーダーは、自分の行動ターンを犠牲にする代わりにバディを自由に移動させられる、「移動指示」という特別なスキルを使うことができる。
とはいえ、移動指示を出したせいでリーダーがピンチになってしまっては元も子もない。全体の状況をしっかりと見て、ときにはある程度の犠牲は覚悟するなどの判断を迫られるシーンもある。
キャラクターはみんな着せ替え可能!
本作で特にこだわっていると感じるのが、キャラクターの見た目を自由にカスタマイズできる装備アイテムだ。
ゲーム内で入手できる「武器」「防具」「アクセサリー」「アタッチメント」は、そのすべてがバトル時のキャラクターの見た目に反映されるようになっている。
同じキャラクターでも、装備の組み合わせ次第で、「正統派騎士」や「メイドさん」に早変わり! 好きなキャラ設定を勝手につけて遊べるのは、着せ替え好きにはたまらないだろう。
また、武器以外の装備はステータスが抑えられているのもポイントだ。あまり悩まずに、見た目重視で装備選びをしてみよう。
4人で同時に遊べる対戦モードに期待!
今回の先行プレイでは、残念ながら本作の醍醐味ともいえる「4人対戦」で遊ぶことはできなかったが、プレイヤー同士が操作し合って行なうバトルロイヤル方式の対人戦とのこと。
3人でこっそり協力して強そうなプレイヤーを集中攻撃したり、実は協力するように見せかけて後ろから不意打ちを食らわせるなど、バトルロイヤルならではの、裏の裏をかく戦術を考えるのも面白そうだ。
「4人対戦」と「オート対戦」は、それぞれにレーティングがあり、バトルの勝敗によってプレイヤーの強さがランク分けされるようになっている。
本作を語る上で外せない「運」の要素は大事になってくるが、上位ランカーを目指すなら、それを覆せるだけのプレイヤースキルを磨くことも重要だろう。
プロデューサーからプレイヤーのみなさんへ
スマホゲームで満足できず、なんだかハマれなくて飽きてしまう、私のようなゲーム好きの人たちへ捧げます。
アロット・オブ・ストーリーズの重厚なストーリーと、まったく新しい本当のゲーム性を楽しんでください。
ゲームをプレイしたくて寝れなくなった、私の少年時代のときのようなRPGゲームで、本当に涙が出るようなキャラクターへの感情移入度、私が幼きときにあったような最高のゲーム体験をぜひ本作で感じてください。
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