FPSライクな爆弾アクションを楽しもう
本作は、「BIM」と呼ばれる爆弾を使って戦うアクションゲーム。
見た目はFPSのようであるが、BIMは爆発するまで時間がかかるので、直接当てるのが難しい。
敵が来そうなところに設置しておいたり、障害物に隠れて敵が見ていないところから投げつけたりと、頭脳戦の部分が大きくなっている。
バトルでは、各プレイヤーが持つ「チップ」を奪い合い、終了時点でチップの数が最も多いプレイヤーが勝利。
チップの集め方は、
- 敵を倒して奪う
- C-dataを集めて自分で生成する
の2種類となっている。敵を倒して奪うのはわかりやすいとして、ややこしいのはC-dataの方だろう。
C-dataは、定期的にフィールドに投下される物資の入手や、素材を集めていくことで増加していくことになる。
こうしてC-dataが50%以上集まれば、チップが生成可能になる。
50%で1枚、100%なら2枚入手可能だ。
BIMの種類について
バトル中に使えるBIMは、
- クラッカータイプ
- タイマータイプ
- ホーミングタイプ
- フレイムタイプ
- 設置タイプ
の5種類。初期状態ではタイマータイプのみを所持していて、他はバトル中に素材を入手して合成する。
それぞれ特徴が異なるので、解説していこう。
クラッカータイプ
地面や敵に接触後、すぐに爆発するタイプ。即効性があるので使いやすい。直接敵を狙って、ぶつけていこう。
タイマータイプ
投下から約4秒後に爆発する。初期装備のBIMであり、まさに爆弾といった感じ。
相手の移動先を予想して、置いておくのがいいだろう。
フレイムタイプ
十字状に炎を発するBIM。10数秒炎が展開するため、敵の移動を阻害するバリケード的な使い方もできる。
ホーミングタイプ
敵をロックオンして、追尾していくタイプのBIM。
命中率においては右に出るものがいないので、入手できたら積極的に使っていこう。
設置タイプ
敵が通過した瞬間に爆発するBIMを設置。即効性は低いが、物資の近くやチップ生成装置の近くに設置するといやらしい。
スキルカスタマイズも忘れずに
初期状態だとまったくセットされていないので気づきにくいが、本作には「スキル」が存在する。
移動速度のアップやスタミナ効率の上昇などができるので、忘れずにやっておきたい。
スキルは、「ウォーカー」「ファインダー」「トラッカー」のスタイルごとに設定でき、電源ユニットの近くにセットすることで発動する。
電源ユニットの近くから端子をつなげていかなくてはならないので、非常にユニークなシステムだ。
派手なコスチュームはほどほどに……?
OBTの時点では、クリスマスシーズンということでサンタのコスチュームが使用可能。
しかし、あまり派手なコスチュームにすると、敵から狙われやすくなるので、ほどほどにしておいた方がよさそうだ。
バトルのコツは「待ち」!?
一気に攻め込もうと思っても、スタミナがあるため難しく、BIMも動いている相手に当てるのは困難。
自分から動くのではなく、攻撃を受けにくいポイントに隠れて敵を待ち構えるのがバトルのコツだ。
しばらくじっとしていると、ほかのプレイヤーから見つかりにくくなるのも大きい。頭脳的に戦っていこう。
戦略性が高い隠れんぼアクション
操作はFPSに似ているが、武器が爆弾ということもあり、接近しての派手な撃ち合いというケースにはなりにくい。
どちらかというと隠れんぼ的な要素が大きく、アクションの技術よりは戦略の立て方や頭脳プレイが要求される。
短いプレイ時間ではあったが、頭脳戦の奥深さ、駆け引きの熱さは体感できた。
正式リリースが楽しみな作品である。
非公式戦 対戦動画
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(C) 井上淳哉 2009/新潮社
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