6つ子たちをじゃんけんで捕まえろ!
本作は、全国に散らばったおそ松たちをOPS(Osomastu Positioning System)で見つけ出し、捕まえていくのが目的の位置情報ゲームだ。
歩いていると画面に6つ子が出現するので、タップしてじゃんけんバトルを挑もう。じゃんけんに勝利すれば、捕まえることができる。
デカパン博士が作った薬を、風邪薬と間違って飲んでしまった6つ子たち。薬の効果で分裂し、ものすごい数に!
プレイヤーはデカパン博士が開発したOPSを使って、全国に散らばった6つ子たちを探し出す。マップは地図情報と連動し、現実と同様の形で展開される
2枚のカードでじゃんけんバトル
6つ子を発見したら、タップしてじゃんけんバトルへ。
ルールは普通のじゃんけんなのだが、使える手が2枚のカードしかなく、しかもお互いのカードが見えているという状況。
場合によっては勝てるカードが手元にない事態に陥るので、あいこで次のカードを待つ、あえて負けて6つ子が逃げないことを祈る、などの対応が必要だ。
マップ画面は非常にシンプル。歩いていると、すぐに6つ子が出現する。出現時は端末が振動で知らせてくれるので、ずっと画面を見ていなくとも大丈夫だ
こちらがじゃんけんバトルの画面。2枚のカードしかなく、さらにお互いのカードが見えているので、通常のじゃんけんとはまた違った読み合いが発生する
最初はお互いのカードが見えている状態だが、あいこが発生すると相手のカードが片方見えなくなる。
この場面では、ちょっとした読み合いが発生するので、単純作業にならずに楽しめる。
例えばこの状況では、自分の手札がグーしかないのでパーを出されると終了。しかし、ひょっとすると隠れているカードがチョキで、相手はそれを出してくる可能性も……というような読み合いが発生
じゃんけんに勝利すれば、6つ子の上から檻が降ってきて、中に閉じ込めることができる。
檻にきちんと閉じ込めることができれば、捕獲成功だ。
レア度が高い6つ子はここから脱出してくることもあるので、その時は再度じゃんけんで勝利して閉じ込めよう。
また、じゃんけんに負けてしまうと、6つ子はその場から逃げ出そうとする。
逃走に失敗することもあるが、何度もじゃんけんに負けていると逃走される確率も上がっていく。
デカパン博士いわく、檻はいくらでもあるとのこと。しかし、いったい誰が檻を落としているのかは謎である
おそ松たちをコレクションしていこう
6つ子の捕獲に成功したら、記念撮影やセリフの確認ができる。
同じ6つ子が手に入った場合は、ランクが上がってその6つ子のパラメータがアップしていく。
最初に捕まえたおそ松。レアな6つ子だと、スキルを持っていることもある。このおそ松は残念ながらノースキルだった
イラスト部分をタップすると、キャラクターが拡大され、原作でおなじみのセリフを確認できる
6つ子のバリエーションは全部で108種類もあるので、全部集めるのに挑戦するのもいいだろう。
中には、その地域に合わせたご当地6つ子もいるらしい。
アイテム補給は松ボックスで
じゃんけんバトルをしていると、すぐにカードがなくなっていく。
各種アイテムの補給は、マップ上にランダムで落ちてくる「松ボックス」で行える。
中央付近にあるプレゼント箱のようなものが、松ボックス。タップすると開けることができる
中にはじゃんけん用のカードが入っていることがほとんどだが、ガチャチケットなどの貴重なアイテムが手に入ることもある
松ボックスはどんどん出現するので、片っ端から開けてじゃんけんカードを補充しよう。
中には動画を見ないとアイテムが手に入らないボックスもあるが、こちらは大量にじゃんけんカードを入手できる。
また、まれにカギのかかった「上」や「特上」の松ボックスが落ちてくることも。
開けるためには、時限爆弾の「DT-X」をセットして、一定の距離を歩く必要がある。
レアな松ボックスは、上なら5km、特上なら10km歩く必要がある。今回は、上の松ボックスにトライしてみた
5kmを歩ききると「準備完了!」と表示されるので、タップしてオープン。爆破して開封を試みる(中身が心配ではあるが……)
5kmの松ボックスの中には、野球のコスチュームを着たチョロ松と、じゃんけんカードが入っていた。レアな6つ子が手に入るので(どうやって中に入っているかは不明だが)、どんどん歩いて開けていこう
「ハローウォーク」と「じいしき」でレア6つ子ゲット!
歩いて捕まえる以外にも、6つ子の入手方法はある。
捕まえた6つ子を指定した地域に派遣する「ハローウォーク」と、ガチャから入手できる「じいしき」だ。
ハローウォークでは、マップ上にレア6つ子のシルエットが確認できるので、そこを目指して捕まえた6つ子を向かわせよう。
派遣した6つ子は、プレイヤーが歩いた距離に応じて前進していき、レア6つ子に接近するとじゃんけんバトルを挑むことができる。
深夜0:00ごろになるとアイテムを送ってくるので、これもしっかりもらっておこう。
初期状態だと派遣できる6つ子は1人だけだが、課金アイテム「松コイン」で入手できる履歴書を使えば、枠を増やすことができる
「スピード」と「ニート」のパラメータは、ハローウォーク派遣時に適用される。スピードが高いと移動速度がアップし、ニートを上げると送ってくるアイテムが豪華に
マップ画面に表示されているレア6つ子は、自分で捕まえに行くこともできる。
近くに行く用事があれば、ついでに捕獲を試みるのもいいだろう。
地図を拡大すると、レア6つ子がいる細い位置まで確認できる。激戦が予想されるので、じゃんけんカードをたくさん持って挑もう
もう1つ、本作独特のシステムが「じいしき」だ。
本作ではガチャを回しても、直接キャラクターが手に入るというわけではなく、「○○のじいしき」というアイテムが手に入る。
このじいしきを使うと、レアな6つ子をマップ上に出現させられるので、そこでじゃんけんバトルをして勝利できればようやく入手……という流れだ。
ガチャを回すと、このようにじいしきが手に入る。じいしきは「松」「竹」「梅」とランク分けされていて、今回はレア度が低い梅をゲット
じいしきを使用すると、その場にレアな6つ子が現れるので、じゃんけんバトルを挑もう。その後の流れは、ほかの6つ子を入手するときと同様だ
AR機能を使った記念撮影も!
本作はAR機能にも対応していて、バトル画面や記念写真の撮影で現実世界の背景を使うことができる。
特に、記念撮影時は便利な機能なので、いろいろな背景をバックに撮影してみよう。
撮影した写真は、TwitterやLINEなどのSNSでシェアすることができる。
バトル画面でAR機能を使ってみた。ちょっとシュールな光景である
記念撮影時は、6つ子のサイズや位置、傾きを自由に変更できる。うまく組み合わせて、ベストショットを撮影しよう
位置ゲーデビューにもおすすめの1本
システムは非常にシンプルなので、位置ゲーをやったことがない人でもすんなりなじめるだろう。
その場にとどまっていてもそれなりに6つ子が出現するので、忙しくて外出できないという方にもありがたい設計だ。
ただし、位置ゲーはアプリを立ち上げっぱなしでプレイするので、バッテリーの消耗は激しい。
長時間プレイする時は、モバイルバッテリーも準備しておこう。
たくさんの6つ子が出現するので、そのバリエーションを楽しんでいただきたい。
今回のプレイでは「じょし松さん」に出てきた「十四子」を入手できた。しかし、こちらはかなりレアらしく(ゲームの中ではレアリティーが確認できない!)、じゃんけんカードをほぼ使い切る激戦となった
ちなみに本作は有料タイトルだが、リリースから1カ月間は無料でダウンロードできる。『おそ松さん』のファンは早めにゲットしておこう!
- 使用した端末機種:SO-02G(Xperia Z3 Compact)
- OSのバージョン:Android 6.0.1
- プレイ時間:約4時間
- 記事作成時のゲームのバージョン:1.0.0
- 課金総額:0円
(C)ぴえろ/D-techno
(C)赤塚不二夫/おそ松さん製作委員会