Cover Fire【ゲームレビュー】

『Cover Fire』は、映画のような美しいグラフィックと、実際に撃っているような感覚を味わえる操作感が特徴のガンシューティングアクション。ミッションの最後に時おり挿入される演出の大人っぽさにも注目だ!

リアルさと遊びやすさを両立させたガンシューティング

本作は、照準操作と右ボタンの射撃だけで楽しめるガンシューティングアクション。アサルトライフルやスナイパーライフルなど、多彩な武器を扱える。

移動はステージ切り替え時にオートで行われる。基本的には、遮蔽物に隠れる「防御」と、身を乗り出して敵を射撃する「攻撃」をうまく使い分けて進んでいくという、シンプルなゲーム性となっている。

相手の銃撃が止んだスキを狙い、立ちはだかる敵を次々に倒していこう

ゲームの舞台となるのは、「TETRA CORP」という巨大会社が支配を進める世界。

プレイヤーを筆頭とする傭兵部隊は、その侵攻を阻止しながら、隠された真実を追うことになる。

ゲームを進めていると、時おりアメコミ風の挿絵でストーリーが展開されていく。日本語にローカライズされているシーンも多く(一部は英語)、内容も頭に入ってきやすいはずだ

リコイルなしで簡単ヘッドショット!

冒頭でも説明したとおり、操作は画面の左側をスワイプしての照準移動と右側の発射ボタンを使って行う。

そのほか、表示されたアイコンを直接タップすることで、「特典」と呼ばれるアイテムのようなものなどを使用することもできる

発射ボタンを押していない状態だと、遮蔽物に身を隠した比較的安全な状態となる。

しかし、油断は禁物。

隠れ場所にも耐久力があり、やり過ごしてばかりだとすぐに隠れ場所が破壊さえ、大ピンチに陥ってしまう。

敵の銃弾を受けると、徐々に遮蔽物がボロボロになっていく。ほかに隠れ場所がある場合は、身を移して立て直すこともできるが、ない場合は敵からの攻撃を回避できない状況になってしまう

次々と現れる敵を射撃して、こちらのヘルスがなくなる前に全滅させればミッションクリアだ。

もちろん、銃弾が命中した部位によってダメージは変わるので、ダメージの大きいヘッドショットを狙って素早く一掃するのが攻略のコツ。

操作性が非常にいいので、簡単に照準を合わせられるはずだ。

リコイルによる反動もないため、照準を微調整する必要はない。基本的に敵もこちらと同じく定点で隠れるか身を乗り出して攻撃してくるので、頭の位置さえ覚えれば簡単にヘッドショットを量産できる

時おり、ミッションの最後に放った銃弾が、トリガーを引いたところからフォーカスされる演出が入ることも。

サウンドにもこだわりが感じられ、高い爽快感を得られる演出に仕上がっている。

銃の内部からどのように弾が射出され、敵に命中するまでが事細かに表現されている。銃弾が敵に向かっているときの効果音がたまらない

さまざまな視点から楽しめる銃撃戦

本作のメインとなるキャンペーンモードでは、60種類以上のミッションが待ち受ける。

ミッションは、1つの大きな任務をいくつかのシーンに切り取ったようなものとなっており、これらをこなしていくことで少しずつ任務を遂行していける。

1つのエピソードはだいたい10前後のミッションで構成されている。ミッションにもよるが、だいたい1分あれば1つのミッションをこなせるボリューム感だ

アサルトライフルでの攻防がメインとなっているが、場面に応じて部隊の別メンバーを操作することも。

味方を援護するスナイパー目線や、ヘリからロケットランチャーを撃つ豪快なプレイも楽しめる。

「スナイパー」では、スコープを覗いて居場所が見つかるまえに敵を一掃する、素早く正確な射撃が求められる

「デモリッション」というミッションでは、細かいエイムのいらないロケットランチャーを乱射できる。ヘリに乗っており、相手も移動していることが多いため、敵の移動先を読んだ偏差射撃が有効な場面も

また今回のプレイでは確認できなかったが、「ハッカー」が役割のメンバーを操作するミッションもあるらしく、プレイの幅は広い。

いずれのミッションにも3つの達成目標があり、前へ前へと進めていくと、その目標達成することが難しくなっていく。

3つの達成目標はミッション中、常に左上に表示されている。赤くなった目標はすでに達成不可能となってしまった目標だ

車上射撃に砂嵐! 多彩なギミックを攻略せよ

隠された真実を探すプレイヤー部隊は、さまざまな場所を探し回る。

会敵するのは市街だけでなく、時には電車を追いながら戦ったりすることも。

車上から電車を狙うミッションでは、舗装されていない道のせいで照準がブレまくる。この環境ながら達成目標にはヘッドショットを2回するというミッションが!

砂漠のような場所を走る電車の上では、砂嵐でほとんど敵が見えなくなることも。なぜか相手はお構いなく高い命中率で攻撃してくるので、目を凝らすか攻撃された方向から判断して反撃しよう

これらのギミックの存在により、序盤はイージーすぎるとも感じられた射撃も徐々に歯ごたえがあるものへと変わっていった。

単純明快な強化システム

ミッションをクリアすると、リワード(報酬)でさまざまなカードが手に入る。

このカードを指定枚数ぶん集めると、新たなキャラクターが使用可能になったり、「チームスキル」を強化できるようになったりする。

リワードは、中身のわからない5つのボックスから自身で選んでいくスタイルとなっている。選べる個数は達成目標を満たした数で増減し、最大4つにまでなる

キャラクターは総勢12人も収録されている。リワードから金色のエフェクトが出ればラッキー。キャラクターのカードが手に入る

チームスキルは、アップグレードすることで遮蔽物の耐久力を上げたり銃弾のダメージを強化したりなど、ミッションクリアを左右するものばかり。

ミッションに苦戦したら、以前のクリアしたミッションでカードを集めるだけで攻略が容易になっていく。

ランダム性はあるが、ミッションごとにどの種類のカードが入手できるかも明記されているので、後戻りも最小限で済みやすい。クリアできなかった要因を考えて、スキルを強化していこう

チームスキルのレベルが上がると「コンバットレベル」という部隊の強さを示す数値も高まっていく

疑似的な対戦機能も

キャンペーンのほかにも、「トーナメント」や「イベント」といったさまざまなモードが用意されている。

トーナメントは、他プレイヤーのキャラクターをボスにしたミッションに挑むモードで、勝敗に応じて増減するポイントで世界ランクを競える。

まずは、対戦相手を3人から選択。コンバットレベルが高い相手ほど得られるポイントは高くなる

護衛に現れるたくさんの敵を倒しながら、相手キャラクターのヘルスを削っていく。逃げ回る相手を追いつめ、進行状況が100%に達したら勝利だ

ここまで高いグラフィックとストレスのない操作性を両立させた、ガンシューティングアクションはなかなかほかにはあまりない。

アクション系のゲームが好きな方はもちろんのこと、この手の映画が好きだという方も満足させてくれるであろう作品だ。

イベントモードはまだ準備中となっていたが、「ZOMBIE EXPERIMENTS」という押し寄せる大量のゾンビと戦えそうなイベントが予定されている

  • 使用した端末機種:iPhone 6
  • iOSのバージョン:10.2.1
  • プレイ時間:約2時間
  • 記事作成時のゲームのバージョン:1.2.10
  • 課金総額:0円

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