リアルさと遊びやすさを両立させたガンシューティング
本作は、照準操作と右ボタンの射撃だけで楽しめるガンシューティングアクション。アサルトライフルやスナイパーライフルなど、多彩な武器を扱える。
移動はステージ切り替え時にオートで行われる。基本的には、遮蔽物に隠れる「防御」と、身を乗り出して敵を射撃する「攻撃」をうまく使い分けて進んでいくという、シンプルなゲーム性となっている。
ゲームの舞台となるのは、「TETRA CORP」という巨大会社が支配を進める世界。
プレイヤーを筆頭とする傭兵部隊は、その侵攻を阻止しながら、隠された真実を追うことになる。
リコイルなしで簡単ヘッドショット!
冒頭でも説明したとおり、操作は画面の左側をスワイプしての照準移動と右側の発射ボタンを使って行う。
発射ボタンを押していない状態だと、遮蔽物に身を隠した比較的安全な状態となる。
しかし、油断は禁物。
隠れ場所にも耐久力があり、やり過ごしてばかりだとすぐに隠れ場所が破壊さえ、大ピンチに陥ってしまう。
次々と現れる敵を射撃して、こちらのヘルスがなくなる前に全滅させればミッションクリアだ。
もちろん、銃弾が命中した部位によってダメージは変わるので、ダメージの大きいヘッドショットを狙って素早く一掃するのが攻略のコツ。
操作性が非常にいいので、簡単に照準を合わせられるはずだ。
時おり、ミッションの最後に放った銃弾が、トリガーを引いたところからフォーカスされる演出が入ることも。
サウンドにもこだわりが感じられ、高い爽快感を得られる演出に仕上がっている。
さまざまな視点から楽しめる銃撃戦
本作のメインとなるキャンペーンモードでは、60種類以上のミッションが待ち受ける。
ミッションは、1つの大きな任務をいくつかのシーンに切り取ったようなものとなっており、これらをこなしていくことで少しずつ任務を遂行していける。
アサルトライフルでの攻防がメインとなっているが、場面に応じて部隊の別メンバーを操作することも。
味方を援護するスナイパー目線や、ヘリからロケットランチャーを撃つ豪快なプレイも楽しめる。
また今回のプレイでは確認できなかったが、「ハッカー」が役割のメンバーを操作するミッションもあるらしく、プレイの幅は広い。
いずれのミッションにも3つの達成目標があり、前へ前へと進めていくと、その目標達成することが難しくなっていく。
車上射撃に砂嵐! 多彩なギミックを攻略せよ
隠された真実を探すプレイヤー部隊は、さまざまな場所を探し回る。
会敵するのは市街だけでなく、時には電車を追いながら戦ったりすることも。
これらのギミックの存在により、序盤はイージーすぎるとも感じられた射撃も徐々に歯ごたえがあるものへと変わっていった。
単純明快な強化システム
ミッションをクリアすると、リワード(報酬)でさまざまなカードが手に入る。
このカードを指定枚数ぶん集めると、新たなキャラクターが使用可能になったり、「チームスキル」を強化できるようになったりする。
チームスキルは、アップグレードすることで遮蔽物の耐久力を上げたり銃弾のダメージを強化したりなど、ミッションクリアを左右するものばかり。
ミッションに苦戦したら、以前のクリアしたミッションでカードを集めるだけで攻略が容易になっていく。
疑似的な対戦機能も
キャンペーンのほかにも、「トーナメント」や「イベント」といったさまざまなモードが用意されている。
トーナメントは、他プレイヤーのキャラクターをボスにしたミッションに挑むモードで、勝敗に応じて増減するポイントで世界ランクを競える。
ここまで高いグラフィックとストレスのない操作性を両立させた、ガンシューティングアクションはなかなかほかにはあまりない。
アクション系のゲームが好きな方はもちろんのこと、この手の映画が好きだという方も満足させてくれるであろう作品だ。
- 使用した端末機種:iPhone 6
- iOSのバージョン:10.2.1
- プレイ時間:約2時間
- 記事作成時のゲームのバージョン:1.2.10
- 課金総額:0円
(C) Genera Games