ハデスの速攻デッキが大人気!
『DXM』のランクマッチでは、低コストのユニットが充実していて、速攻が得意なオリンポスデッキが流行中。
ガーディアンをハデスにすることで、マナも腐りにくいため、安定した立ち回りが可能だ。
ランクマッチにおいては、オリンポスデッキの特性を知り、対策していくのが勝利への近道といえるだろう。
もちろん、今回紹介しているデッキを自分で使ってみるのもいい。
デッキ構成例
ガーディアン:ハデス
- アテナイの海兵×2
- 海精 オケアニド×2
- 魔蝸牛 デーモンスネイル×2
- 海侵神 アンピトリテ×2
- テーバイの重装歩兵×2
- ポセイドンの洪水×2
- ハルパーの追撃×2
- エルフの地術士×2(ゴールデンカード×1)
- 多頭竜 ヒュドラ×1
- ケンタウロスの軽装騎兵×2
- 海馬 ヒッポキャンパス×2
- 英智神 アテナ×1
- テーバイの重装投槍兵×2
- トライデントの高波×2
- ミノタウルスの突撃兵×2
- ケラウノスの制裁×2(ゴールデンカード×1)
こちらの一例は、入手しやすいカードを中心に「海洋」の生成を重視した構成。
海洋マスを増やして「トライデントの高波」の威力を高め、相手の高マナユニットの撃破やガーディアンへの直接攻撃を狙っている。
中盤戦以降は、6ダメージも与えられる「ケラウノスの制裁」が活躍する。
なお、編成のしやすさを重視した構成なので、高コスト層が弱い。「離魂術師 サナム」や「軍狼神 アレース」を持っている方は、ぜひ入れておこう。
ポイントとなるカードと戦術
戦術としては至極単純で、とにかく海洋マスを増やし、「アテナイの海兵」や「海馬 ヒッポキャンパス」などで速攻を仕掛けていく。
ユニットの数で押していき、6~7マナたまる中盤の時点で「トライデントの高波」などを使い勝負をつけるのが勝ち筋だ。
海侵神 アンピトリテ
- 必要マナ:2
- タイプ:神
- ATK:2
- HP:2
攻撃時に毎回海洋を生成できるので、地形重視の戦い方の場合は必須となるユニット。
後列に配置し、できるだけ多くの海洋マスが生み出せるようにしていこう。
生成にはマナのかけらが500個必要だが、これだけの価値はあるカードだ。
トライデントの高波
- 必要マナ:4
海洋マスの数によって、威力が変わるスペルカード。相手ガーディアンを直接狙うこともできる。
自陣をすべて海洋マスにしていれば6ダメージも与えられるので、脅威の破壊力となる。
現環境ではHPが6以上のユニットはほとんどおらず、海洋マスを増やせているなら除去カードとして猛威を振るうだろう。
ケラウノスの制裁
- 必要マナ:6
相手ユニットに6ダメージを与えたあと、相手のガーディアンにも2ダメージ与えられる。
相手の高マナユニット除去用に使えるのに加え、ガーディアンにまでダメージを与えられるのは非常にうれしい。
ほとんどのオリンポスデッキで使われているであろう、強力なカードだ。
各勢力での対策について
ここからは、各勢力におけるオリンポスデッキの対策を紹介していく。
速攻デッキに対して完全勝利するというのは難しいが、ポイントとなるカードを押さえておき、相手の猛攻をしのいでいこう。
オリンポスでの対策
同勢力ということで、お互い戦術もほぼ同じ。差をつけるとすれば、中盤以降の戦い方だ。
新カードの「軍狼神 アレース」はATKが高く、召喚したターンでは戦闘で破壊されないという特性も持つので、殴り合いにめっぽう強い。
オリンポス同士の戦いでも、かなり役立ってくれるだろう。
対策カードその1:軍狼神 アレース
- 必要マナ:6
- タイプ:神
- ATK:4
- HP:2
召喚したターンは、戦闘ではHP1を残して耐えるという特性に加えて、速攻および前列の味方へのバフ効果も持つ。
「海馬 ヒッポキャンパス」や「アテナイの海兵」といった海洋での速攻持ちと組み合わせて使うと、恐ろしい効果を発揮する。
対策カードその2:勇健神 アイグレー
- 必要マナ:2
- タイプ:神
- ATK:2
- HP:1
1マス前の味方ユニットに、「軍狼神 アレース」と同じ戦闘ではHP1を残して耐える特性を与えることができる。
マナコストが低いので、序盤から使っていけるのがウリ。「テーバイの重装歩兵」などと組み合わせると強力だ。
ルクソールでの対策
スペル主体のルクソールにとって、速攻デッキは頭の痛い相手。
弱体化スペルカードを使って相手ユニットを無力化し、しのいでいこう。ガーディアンは、ATKを下げる効果があるイシスがいいだろう。
対策カードその1:レシェフの疫病
- 必要マナ:4
全相手ユニットのATKとHPを-1する。低コスト中心のオリンポスに対しては、絶大な効果を誇るスペルカード。
「メンネフェルの踊り子」「副葬人形 ウシャブティ」を駆使して、早めに手札に加えておきたい。
このほか、「ピラミッドの瘴気」「セクメトの殺戮」も合わせて使っていく。
対策カードその2:蠍人 ギルタブリル
- 必要マナ:2
- タイプ:なし
- ATK:1
- HP:2
ステータスは平均的だが、1マス前の相手ユニットのATKを1にするという能力を持つ。
スペルカードと似たような感覚で使えるので、オリンポス対策として入れておくのがおすすめ。
序盤~中盤をしのぐのに最適なユニットだ。
アスガルドでの対策
強力なユニットが多いので、オリンポスに対してはだいぶ有利に戦えるアスガルド。
スペルを充実させることで、さらに安定して戦うことができるだろう。
対策カードその1:エイルの癒し
- 必要マナ:2
ガーディアンのHPを、5も回復することができる。回復量が多いので、オリンポスにとってはかなり怖い存在だ。
とりあえず2枚入れておくだけでも、ダメージレースで有利に働くことだろう。
「療法手 シギュン」も組み合わせて使っていくと、オリンポス側は手詰まりになりやすい。
対策カードその2:グングニルの穿通
- 必要マナ:6
全相手ユニットに2ダメージを与え、「氷漬け」にすることができる。
低コストが中心のオリンポスのユニットは、このダメージで破壊できることも多いが、さらに氷漬け効果で次のターンは攻撃できないため、場に出ている相手ユニットはほぼ無力化できる。
一気に勝負を決められるスペルカードである。
イズモでの対策
オリンポスとは傾向が似ているのに対し、イズモのカードはユニットが全体的におとなしめなので、苦しい戦いになる。
ここは、こちらも地形を使って戦うことをおすすめする。
ガーディアンは、「山岳」マスを生成できるアメノウズメがいいだろう。
対策カードその1:形代の操兵
- 必要マナ:3
- タイプ:なし
- ATK:1
- HP:1
低ステータスであるが、破壊されると味方ユニット1体のATKとHPを+2できる。
効果対象がランダムなのがネックではあるが、この上昇量は魅力的。序盤に壁として展開していこう。
対策カードその2:山岳神 コノハナサクヤ
- 必要マナ:3
- タイプ:神
- ATK:2
- HP:3
山岳にいるとATKが+2され、さらに「隠密」効果を持つ。
隠密状態だとスペルやハデスのガーディアンパワーの対象にならないので、隠れた強ユニットだ。
山岳は「エルフの地術士」や「山怪 ダイダラボッチ」で生成していこう。
トリニティでの対策
後半戦はユニットパワーで押していけるので、トリニティの課題としては序盤~中盤戦。
今回は対策として、海洋マスを破壊することを考えたカードを選んでみた。
「アテナイの海兵」や「海馬 ヒッポキャンパス」の速攻を封じられるので、オリンポスには効果が高い。
対策カードその1:ジェノヴァの攻城兵器
- 必要マナ:4
- タイプ:なし
- ATK:1
- HP:4
自ターン終了時に、相手フィールドの地形をランダムで1つ破壊できる。後列に配置し、生成された海洋マスを片っ端から破壊してもらおう。
これに加えて、ニュートラルの「地嵐の呪文」や「大砂蛇 サンドウォーム」も混ぜておけば、相手の地形はほぼ機能しなくなる。
あとはじっくりとトリニティのセオリーどおりに攻めていこう。
対策カードその2:マスティマの誘引
- 必要マナ:3
相手ユニット1体から、2ドレインするスペル。
「テーバイの重装歩兵」をはじめ、オリンポスの主力ユニットはHPが2なので、相手ユニットを破壊しつつ回復する手段として使える。
対速攻型デッキ用のカードとしては定番なので、1枚だけでも組み込んでおくといいだろう。
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