1分間で味わえる本格ガンシューティング
『Kill Shot Virus』は、街に蔓延るゾンビを銃を使って排除していく、ゾンビガンシューティングゲーム。
プレイヤーは生存者の一員となって、街を救うべくゾンビに立ち向かっていく。
本作は横画面のFPSとなっており、移動は全自動。照準とショット、リロードだけを操作して、自身や味方に近寄るゾンビをなぎ払う。
銃の反動もあり、もちろん当てる部位によってゾンビへのダメージは変わってくるので、ただぶっ放せばOKとはいかないのが本作の魅力。
スマホゲームではシンプルにしすぎがちな射撃を、あえてPCゲームなどに近い、プレイヤースキルが求められるものに仕上げてある。
順調にゾンビの数を減らしていき、ミッション最後のゾンビのとどめを刺すと、ラストバレットにフォーカスしたキルカメラ演出が入る。
この手のゲームではおなじみとなりつつある演出だが、本作のキルカメラは演出中に自在にカメラを操作できるのが特長。
操作中は演出がよりスローモーションになり、自身のショットを好きなだけ眺めることができる。
流血あり/なしは切り替え可能
本作は血しぶきが派手で激しく、ゾンビを撃つ部位によっては、吹き飛ぶこともある。グロテスクではあるが、ゾンビを一掃したときの爽快感はたまらないものに仕上がっている。
反対に、ガンシューティングは好きだけど飛び散る血が苦手……という人用に、流血オフモードも用意されているので、純粋にシューティングだけを楽しむことも可能だ。
多彩なモードで変わる武器種
本作には、ストーリーだけでも5種類のモードが楽しめる。
使用武器はモードに合わせて切り替わり、序盤はアサルトライフル、スナイパーライフル、ショットガンの3種類を使い分けながら、さまざまなミッションに挑んでいくことになる。
プライマリ
ちょっとした物語要素も含まれた基本モード。
主にアサルトライフルを使い、「ジェス」や「アレックス」といった仲間たちと協力し、生存者の救出や施設の奪還を狙っていく。
デッドオプス
条件を満たした強くアップグレードした武器でのみチャレンジできる、難しめのモード。
挑戦するまでにも手間がかかることもあり、クリア時のリワード(報酬)は他のモードとは比べものにならないものになっている。
超快適なアップグレード機能
武器のパーツのアップグレードには、相応のドルと待ち時間が必要になる。
しかし、いくらでも同時並行でアップデートを進められ、待ち時間終了時には画面いっぱいの通知で教えてくれる。
そのため、ドルさえ集めてしまえば、ストレスなくサクサクと強化していける。
スナイパー
その名のとおり、スナイパーライフルを使って、生存者を守りながら一帯を制圧していくモード。
最終的に、守りきれた生存者の数だけリワードにボーナスがつくため、ドル稼ぎにはもってこいとなっている。
突入
ショットガンで挑む、短時間でチャレンジできるモード。
施錠されたドアを破壊するのが特徴で、ゾンビとの距離感が非常に近くなりやすく、緊迫感を味わいやすいミッションだ。
新種のゾンビで広がる戦術と上がる難易度
各モードを進めていくと、頭上にマークが表示されたユニークな新種ゾンビに遭遇することも増えていく。
どの新種ゾンビもノーマルゾンビよりやっかいな存在となるが、うまく対応すれば、こちらの優位に働くゾンビもいる。
見た目がガラリとかわる装備
ミッションのリワードでは、ドルだけでなくメダルも多く得られる。
メダルは供給ドロップと呼ばれるガチャを回すのに必要で、ガチャでは装備やパワーアップアイテムが手に入る。
装備できるのはヘッドギア、胸部、下半身の3箇所で、どの装備も非常に個性的。
今のところ装備によるステータス変化はないと思われるので、おしゃれだけを意識してコーディネートしていこう。
サクサクプレイできるカジュアルさと適度な難しさが光る作品
1つのミッションは、制限時間が1分以内のものまであり、非常に遊びやすい設計となっている。
しかし、その短時間の中にもコツをつかまなければクリアできない要素が散りばめられており、何度もリトライすることでやっとクリアできるミッションもあった。
同じステージを周回するのが嫌いな筆者だが、本作は非常にミッションが短いからか、苦もなく最高評価の星3クリアができるまで何度も挑戦していた。
本格的なガンシューティングをいつでもどこでもプレイしたい!という方なら、ぜひプレイしてみてほしい作品だ。もしゾンビが苦手であれば、過去作をチェックしてみよう。
- 使用した端末機種:iPhone 6
- iOSのバージョン:10.3.1
- プレイ時間:約1時間30分
- 記事作成時のゲームのバージョン:1.0
- 課金総額:0円
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