ド派手な魔法バトルが楽しめる異世界RPG
本作は、TVアニメ『ゼロから始める魔法の書』初のスマートフォン向けゲームだ。
原作小説の世界観はそのままに、自分だけの魔術師団を作っていき、ド派手な魔法を駆使しながら敵を倒していく魔法バトルRPGとなっている。
フルボイスではないものの、ストーリー中は小山剛志さんや花守ゆみりさん、子安武人さんといった豪華声優陣がそれぞれのキャラを演じている
マルチが当たり前となりつつある昨今においては珍しく、本作にはソロ専用のコンテンツしかない。
しかしながら、各キャラクターに最適なスキル選びやタイプに応じた編成の仕方など、やり込み要素は十分!
さらに、原作者の虎走かける先生書き下ろしのシナリオやゲームオリジナルキャラクターも登場するため、ファンなら1度は触っておきたい作品といえる。
ゲームオリジナルシナリオを読み進めていくには、複数の条件を満たしていかなければならない
ストーリー
状態変化で戦闘を有利に! スキルとクラスが重要なバトルシステム
本作でのバトルはオートで進行していく。1ステージ3ウェーブ構成になっており、出現する敵をすべて倒すことでクリアとなる。
攻撃方法は通常攻撃と、1キャラあたり2つまで装備可能な秘技書(スキル)の2種類だ。
また、キャラクターやスキルにはクラスが決まっており、相性が有利だと与えるダメージがアップするほか、攻撃方法も異なってくる。
各クラスの特徴については以下のとおり。
3すくみの相性のついて
- 魔法使い:獣堕ちに有利、教会に不利
- 獣堕ち:教会に有利、魔法使いに不利
- 教会:魔法使いに有利、獣堕ちに不利
- その他:なし
各クラスの攻撃方法について
- 魔法タイプ:ランダムに攻撃
- 近接タイプ:前衛を優先に攻撃、前衛に配置するとボーナスが付与
- 遠距離タイプ:後衛を優先に攻撃、後衛に配置するとボーナスが付与
編成のタイミングに適正のポジションに配置してあげることで、ステータスが1.2倍になるボーナスが得られる。
ちなみに、ある程度メインクエストを進めたうえで感じたことなのだが、序盤のうちほど状態変化を及ぼすスキルのほうが重要だと感じた。
というのも、全体攻撃や単体攻撃に特化した高レアリティーのスキルで固めても、相手がボスのような強敵だと先に押し切られてしまう可能性が非常に高いのである。
逆に、バフやデバフを駆使したり、状態異常を付与したりするほうが安定してクリアが狙えたので、無課金でじっくり遊びたい人にとって、この点はうれしい要素だろう。
状態変化のほかだと、回復スキルも貴重になってくる。特に全体に効果のあるものがあると、ボス戦でも立ち回りやすい
キャラクターとスキルの強化して能力値を底上げ!
クエスト中にどうしても倒すのが難しい敵が登場した場合には、編成中のキャラクターもしくは装備しているスキルを強化してみよう。
キャラクターを強化する方法
ただし、どのキャラクターも進化するとレアリティーが1つ上昇する変わりに、レベルが1に戻ってしまうため、編成したままの状態でクエストに出てしまわないように注意したい。
秘技書(スキル)を強化する方法
同属性の素材だけでも十分な経験値を得られるのだが、強化が大成功するとさらに1.5倍の経験値ボーナスが獲得できる。
これはキャラクターとスキルどちらの強化にも該当することなので、無駄なくレベル上げをしていこう。
ガチャでEXスキル持ちのキャラを手に入れよう!
クエストをクリアしていくだけでも低レアリティーのスキルはドロップするのだが、手っ取り早く強力なものを手に入れたいなら、ぜひガチャを回そう。
ガチャからは星3~5のスキルと、星6まで進化可能なキャラクターが排出されるようになっている。
上記で解説したとおり、本作においてはスキルの使い方がクエストにおいて鍵を握るため、狙うべきとしては強力な秘技書がおすすめ。
美女と野獣が織りなす異世界ファンタジー
オートで進行していくバトルの中、スキルを使うべきタイミングや相性を見極めつつ、有利になるバトルに展開していけるかがポイントの本作。
ゲーム性自体がシンプルすぎるほか、やはり1人専用コンテンツが多いため、プレイする人によってはどうしてもファン向けの作品としか思えないかもしれない。
ただ、原作のストーリーをゲームとして追体験できるため、作品に関しての知識がないという人でも、ファンタジー世界での物語が好きなら、ぜひ1度プレイしてみてほしい。
- 使用した端末機種:iPhone 6s
- OSのバージョン:iOS 10.2
- プレイ時間:約3時間
- 記事作成時のゲームのバージョン:1.0.0
- 課金総額:0円
(C)2016 虎走かける/KADOKAWA アスキー・メディアワークス/ゼロの魔術師団
(C)KADOKAWA CORPORATION 2017 (C) GREE, Inc. (C)NOW PRODUCTION Co., Ltd.
GREEおよびGREEロゴは、グリー株式会社の登録商標です。その他のすべての商標は、それぞれの所有者の商標または登録商標です。