モンスターハンター ストーリーズ【ゲームレビュー】

あいきゃっちかんせい

2016年にニンテンドー3DSで発売された『モンスターハンター ストーリーズ』がスマホゲームとして登場! スマホ版へと最適化された美麗グラフィックで描かれた世界を、ライダーとなってオトモンといっしょに冒険しよう!!

スマホでオトモンと絆をめぐる大冒険へ!

『モンスターハンター ストーリーズ』は、「モンスターハンター」シリーズでは、初となるRPGタイトル。

主人公は新米「ライダー」となって、「黒の凶気」と呼ばれる災厄から世界を救う冒険へと旅立つことになる。

主人公の生まれ育った「ハクム村」はライダーの村。歴代シリーズの「ハンター」とは違い、モンスターと絆を結び、ともに生活している

ライダーは、モンスターと絆を深められる「絆石」をもち、絆を結んだパートナーともいえるべきモンスター「オトモン」と協力して、さまざまな困難に立ち向かっていく。

ライダーになるための「絆あわせの儀式」でたまたま出会った謎のアイルー「ナビルー」も相棒となって、冒険をサポートしてくれる。幼なじみの「リリア」に「シュヴァル」など、ストーリーを彩るたくさんのキャラクターたちにも注目だ

本作は、もともとニンテンドー3DSで発売されたものを、スマートフォン向けに最適化したものとなっている。

今回は、そのかわいらしいデザインからは想像できないほど、熱く楽しいバトルにフォーカスして、本作の魅力を紹介していこう。

主人公は自分好みにカスタマイズ可能!

自身の分身となる主人公は、物語の序盤で名づけるだけでなく、性別や容姿から声まで、細かく自由に設定できる。

モンハンらしいフィールド探索

過去作と比べると、かわいらしいデザイン・世界観となっているが、モンハンらしい良さは随所に残っている。

村を出ると眼前に広がる広大なフィールドには、さまざまなモンスターが息づいており、ハチミツや薬草など、シリーズでおなじみの採集ポイントも、ところどころに隠れている。

移動は、画面左半分をタッチしたときに表示されるスライドパッドで行う。その他の各種メニューやコマンドはボタンをタップするだけ。操作は非常に快適で、ストレスを感じることは一切なかった

いかにもな草花などに近づくと、頭上に「?」マークが表示される。マークを直接タップするか、右下に追加された「?」ボタンを押せば、ガサゴソと採取できる

これまでのシリーズ作と異なるのは、モンスターと出会ったときだ。

本作は、シンボルエンカウント方式となっており、モンスターと接触することで、バトルへと移行する。

モンスターの視界に入ると襲いかかってくる。タマゴを抱えているときなどのドキドキ感は過去作そのままだ

オトモンとの協力がカギのコマンドバトル

バトルは、RPGの王道ともいえるコマンド選択式となっている。

「スピード」「パワー」「テクニック」の3タイプに分かれた攻撃や、「ライドオン」や「ダブルアクション」といったさまざまなシステムのおかげで、序盤から気の抜けないバトルが楽しめる。

基本的に、パートナーのオトモンは自身で考えて行動する。ライダーは、アイテムで回復したり息を合わせて攻撃したりして、オトモンと協力しながらモンスター討伐を目指していく

序盤の相手として、おなじみの「ドスランポス」や「イャンクック」も登場。レベル上げが足りなかったせいか、少しでも回復を怠ってしまうと「ライフポイント」を削られてしまうほどの強敵だった

やられてもOK!ライフポイントが0になるまで立ち上がる

バトル中、画面下部の中央に表示された「ライフポイント」は、ライダーとオトモンのHPが0になっても、その場で立ち直れる回数となっている。

つまり、ライフポイントが0にさえならなければ、HPが0になってしまってもゲームオーバーとはならないのだ。

ライフポイントやHPは、村の「マイハウス」で休むなどすることで回復できる。

駆け引きが熱い!3すくみ攻撃

通常の攻撃は、スピード>パワー>テクニック>スピード>……という、じゃんけんのような3すくみになっている。

タイプは攻撃のたびに自由に選択できる。オトモンや相手モンスターもいずれかのタイプを選択し、攻撃する

この相性関係は、お互いに同時に攻撃したときに起きる「真っ向勝負」の勝敗やダメージに影響する。

自身を狙うモンスターは、火花(バトルライン)で一目瞭然!

狙ってきたモンスターを狙い返すと真っ向勝負に突入。相性のいい攻撃タイプで攻撃できると勝利となり、ダメージを軽減しながら相手に大ダメージを与えられる

モンスターの攻撃タイプは予想するしかないが、ランポスならスピード、イャンクックならテクニックなど、それぞれのモンスターに選びやすいタイプ(3すくみ傾向)があるため、思った以上に弱点を突くことはイージーだ。

相手モンスターの3すくみ傾向は、バトル開始前にナビルーがヒントでそれとなく教えてくれる

超爽快!ダブルアクション

オトモンと同じ3すくみ攻撃で同じモンスターを攻撃すると、「ダブルアクション」が発動することがある。

大ダメージで演出も豪華! さらに、相手の行動をキャンセルする効果もある、なかなか難しいが狙いたくなる大技だ。

絆ゲージでスキル&ライドオン!

モンスターにダメージを与えたり、オトモンを回復したりなどしていくと、「絆ゲージ」がたまっていく。

蓄積した絆ゲージを消費することで、強力な「スキル」を使ったり、満タンまでためることで、オトモンに乗ってステータスアップする「ライドオン」を使ったりできる。

スキルには、味方の攻撃力を一時的にアップさせるものや全体攻撃するもの、属性攻撃するものなど、さまざまな効果がある

ライドオン中は、攻撃力と防御力がアップ! さらに、ライドオン中に絆ゲージを全消費することで、「絆技」という大技も繰り出せる

フィールドでもライドオン!ライドアクションでさらに広がる冒険

オトモンには、フィールドでもライドオン可能。

移動が快適になることはもちろんのこと、オトモンそれぞれが習得している「ライドアクション」を使うことで、ライダーだけでは乗り越えられない、さまざまなギミックを攻略できる。

特定のアクションが有効な場所では「!」マークが出る。ドスランポスのライドアクションは、ジャンプ。鮮やかな跳躍で、意外な場所まで探索できる

イャンクック亜種のライドアクションでは、周囲のモンスターを探知し、さらに突進して道をふさぐひび割れた岩を破壊できる

パーティとして連れていけるオトモンは、最大5頭。バトルでの強さはもちろん、ライドアクションにもこだわって、ベストなパーティを組み上げよう。

スマホタイトルでは滅多に感じられない遊びごたえを味わえる作品

ほかにも、ライダーの装備品を素材から作ったり、各地に隠れたプーギーを探したりと、とてもここでは紹介しきれないほどの遊びごたえがある本作。

オトモンのタマゴは、「モンスターの巣」の奥で入手できる。タマゴ採取中に親モンスターと出会うハプニングやレアな採集ポイントの発見など、巣の探索も非常に楽しい

今回のプレイで確認することはできなかったが、「伝承の儀」を通じて、オトモンの遺伝子をこだわることもできるようだ。うまく遺伝子を組み合わせることで、オトモンを自分だけのオリジナリティあるモンスターへと成長させていけそうだ

また、バトル中では、突然スマホ版ならではの操作を使う「力比べ」が発生することもあった。思わぬところにアクション性もあり、熱中できる

物語を進めると、同一OSに限られるが、全国のプレイヤーとの1対1の「通信対戦」まで楽しめる。

対戦相手にもライフポイントがあり、先に0にした方が勝ちとなるルール。対戦に参加すると、オトモンのタマゴになる「タマゴのカケラ」を入手できる

また、2018年春には、無料の大型アップデートも行われる。さらなる遊びごたえアップに期待しよう。

かわいい見た目から、小さな子ども向けかと思っていたが、やり応えはバツグン。

手強い相手とのバトルは、白熱すること間違いなし。自分の読みどおりに展開できたときの爽快感をぜひ味わってみてほしい。

買い切りタイトルとなっているが、シリーズファンでなくても熱中できるはず。

ゲーム序盤を無料で体験でき、本作への引き継ぎまで可能な『モンスターハンター ストーリーズ ~旅立ちの章~』も同時リリースされているので、少しでも気になったら、自身の手でプレイしてみよう。

  • 使用した端末機種:iPhone 6S
  • iOSのバージョン:11.1.2
  • プレイ時間:約2時間30分
  • 記事作成時のゲームのバージョン:1.00.01

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