稲妻を放ち、クジラを召喚する!?RPGみたいな次世代釣りゲーム
世界を股にかけて、多彩な魚とのファイトを楽しんでいく『フィッシングストライク』。
釣りゲームではあるのだが、内容はアクション要素だけではなく、“釣力”というパラメータで戦う、ある種RPGのような魅力も楽しめるタイトルとなっている。
仲間のアングラーとともに世界中の魚を釣り上げる。巨大魚が乱入することも……
魔法のようなド派手なスキルでダメージを与えていく。まさかのクジラも登場!?
魚や水中などのグラフィック表現は豊かで、現実以上に美しい。世界中の魚(実在しないものもあり)が400種類以上登場する
ゲームは、「フロリダ」「長江」など、世界中の釣り場が1つのエリアとなっており、ターゲットとなる魚を釣り上げていくことで次へと進めるようになる。
魚を釣り上げることがさまざな報酬獲得にもつながっており、仲間となるアングラーの獲得・強化、タックルやボートといった設備の充実を徐々に行っていく。
いっしょにフィッシュファイトに挑戦するアングラーは妖艶な美女ぞろい! それぞれが上昇するパラメータ、スキルが異なる
仲間にしているアングラー、使用しているタックルやボートなどは、フィッシュファイト時に魚へ与えるダメージの値に関わってくる。
ステージクリアには欠かせない要素なので、こまめにアングラーや設備の強化を行っていくことも必要となる。
アングラーは報酬の宝箱などから、「ライセンス」として比較的容易に入手できる。複数枚集めることで、レベルアップもさせられる
高レアリティのアングラーやタックルを手っ取り早く入手するなら、ラッキーボックスがおすすめ。課金アイテムで回す、いわゆるガチャになっている
まずは狙った魚を掛ける!
魚とのファイトは、ルアーをキャストする→水中で魚を誘う→魚の体力を減らす(ランディング)という流れで展開される。
タイミングよく「CAST」をタップしてルアーをキャスティングしていく。円の中心に近いほど、大物やレアな魚が掛かりやすくなる
水中パートでは、ルアーで魚を誘い、目当ての魚に食いつかせることを狙っていく。
魚は食いついても、スワイプしなければ掛からない。つまり、狙っている魚が食いつくまで待つということが可能だ。
ただし、魚が食いつくたびにルアーの耐久力が減り、0になると強制的に魚が掛かる状態になってしまう。
できるだけ、目当ての魚が近づいたタイミングでルアーを動かしていこう。
水中には多くの魚がひしめき合う。リールボタンを動かすと食いつきやすくなるのだが、不用意に動かすと狙っていない魚が食いついてしまう
魚が食いついたら上にスワイプすることで、次のランディングパートへと移行する。ここでスワイプしないでおくと、食いついた魚がルアーを離す
巻き取る緩急が重要!緊張感のあるフィッシュファイト
魚が掛かったら、いよいよランディングパートに以降し、ファイト開始。
リールを巻き取ることで魚のHPにダメージを与えていき、0にすると見事釣り上げることができる。
魚が画面外に出たり、糸のテンションゲージが最大になると逃げられてしまうので、緩急をつけた巻き取りをして、効率よくダメージを与えることがポイントだ。
魚は左右に動いて画面外に逃げようとするので、リールボタンを押して魚を反対方向へ引き寄せていく。ボタンを押している間はテンションゲージが増えるので、ほどよく離すことも必要
左下のアングラーのゲージがたまると、スキルが発動可能になる。魚に大きくダメージを与えたり、状態異常にすることもできるので、効果的に利用していこう
なお、魚には「パワー型」「スピード型」「HP型」といった属性が設定されており、テンションゲージの上がりやすさ、動き回る速さ、HPの高さがそれぞれに異なる。
巻き取りの緩急などが魚ごとに変わっていくほか、HPが減ると激しく抵抗もしてくるので、このあたりも考慮したプレイングが重要だ。
魚は怒りゲージが最大までたまると、暴走する。属性に沿って傾向もあるが、基本的には動きが激しくなり、テンションゲージも上がりやすくなる
魚の方からスキルを使ってくることも。状態異常にしたり、アングラーのHPにダメージを与えてくる。発動準備中にこちらのスキルを当てるとキャンセルできるので、狙っていこう
テクニックを駆使してファイトを有利にしよう!
フィッシュファイトには単純な数値で殴るような要素だけではなく、プレイヤーの腕が問われるアクション要素も設けられている。
プレイヤー同士で釣りあげるまでの時間を競う「バトル」といったコンテンツもあるので、最強アングラーを目指して腕を磨いていこう。
引き寄せ
ランディング中に魚がジャンプすると、「引き寄せ」を行うチャンスが発生する。これを成功させることで、魚に追加ダメージを与えることができる。
数秒間、画面内に矢印が表示される。この間に画面をスワイプできると成功!
さらに、着水のタイミングでも短い引き寄せを行うチャンスがある。
ジャンプして、水中に戻る瞬間にリールボタンをタップすることで、さらにダメージを稼ぐことが可能だ。
ランディング突入直後やスキル効果など、魚が浮き上がることは非常に多いので、プレイヤーによる腕の差が最も出る要素にもなっている。
着水して、水しぶきがあがるくらいのタイミングでリールボタンをタップする。若干遅めにタップするイメージだ
渦巻
水面にはランダムで渦巻が発生しており、この中に魚がいると、巻き取りによるダメージを通常より早く与えることができる。
画面外に行かないようにするだけではなく、この渦巻の中に魚がくるようにリールの巻き取るを調節できると、より素早く魚を釣り上げることができるはずだ。
渦巻自体も時間経過とともに動くので、うまく誘導していこう。ちなみに、渦巻の中に魚がいる間はアングラーのHPが回復する
VRやARにも対応!アクアリウムで極上の癒しを
釣りあげた魚は、「アクアリウム」で育成するか、売却するかを選択することができる。
水族館のような水槽がアクアリウム。とにかくグラフィックが美しく、澄み切った水中を泳ぐ魚を好きなだけ鑑賞できる
アクアリウムは、VRモードやARモード、3Dモードなどにも対応している。
特にVRモードは、周囲360°で魚が泳ぐような状態になり、自分が水槽の中に入ったような感覚を味わえる。
VRゴーグルが必要となるが、癒されたい方や無心になりたい方は、ぜひお試しあれ!
VRモードは残念ながら画像では迫力が伝わりにくいので、ジャイロセンサーを利用した3Dモードのものをご紹介。魚を下から眺められるのはかなり斬新な体験
ARモードは、カメラ越しで現実風景に魚が出現。そのまま撮影も可能だ
また、アクアリウムには生け簀としての役割もあり、魚を入れておくだけで成長度が上がっていく。
これがMAXになったときに売却することで報酬が得られ、レアフィッシュからは、アングラーなどが排出される宝箱も入手できる。
別れはつらいが、攻略面において有用なので、積極的に活用していこう。
魚が生息するエリアによって、宝箱から排出されるアングラーは決まっている。複数入手して強化するために、アクアリウムは非常に有効な手段といえる
魚の体力を削っていくような釣りゲームは過去もあったが、ダメージを可視化しているところに筆者は新しさを感じた。
こうすることで、魔法のようなスキルを放って大ダメージを与えたり、釣力を徐々に成長させていくといったRPGのような形式に違和感がなくなり、釣りゲーム好き以外も楽しめるという印象だ。
その上で、引き寄せなどのアクション要素も重要になっているので、ただ強いキャラクターや装備で挑むだけでは終わらせていないところも魅力。
「次世代釣りゲーム」と銘打つにふさわしい内容となっているので、釣りゲームを普段プレイしない方もぜひ遊んでみてほしい。
- 使用した端末機種:Galaxy S7 edge
- OSのバージョン:Android 7.0
- プレイ時間:約3時間
- 記事作成時のゲームのバージョン:1.12.2
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