From_.
『From_.』は、青と黒の2色だけで描かれた水の世界を「郵便屋さん」となって冒険し、さまざまな人間模様に触れていく、ストーリー重視のアドベンチャーゲーム。
BGMにはピアノの生演奏が使用されており、非常に雰囲気がいい独特な世界観をもつのが、本作の大きな持ち味だ。
舞台は「水の国」。この世界では、舟を使って、人々が生活している。プレイヤーは手渡された手紙を届けていく
操作は、シンプルなタップ操作のみ。気になる人や場所に近づいてタップして話しかけたり、調べたりしよう
手紙の受け渡しは手渡し。送り主や届け主の想いに触れられる。
ストーリー序盤では、「征四郎」と「小春」の恋愛模様が描かれる。順調に愛が育まれていくかと思いきや、小春の父の手により2人の仲が引き裂かれてしまう
郵便屋さんに常に背後霊のように付いてくる「???」や、雨が降り続けている「廃屋」とその屋根にいる「謎の男」など、今後の展開が気になる要素も満載。
小説を読むように、ふとした時の息抜きに楽しみたい作品だ。
この世界で、唯一雨が降り続ける廃屋と、いつも廃屋の屋根にいて、ストーリーにまつわる話をする謎の男。ストーリーの全貌は自分の手で解き明かしてみてほしい
in:dark – インダーク
『in:dark – インダーク』は、カラダとソウルに分かれた主人公の「ソウル」のみを操作し、わずかな記憶を頼りにひたすら海底へと潜っていく、縦型落下系のアクションゲーム。
「カラダ」と「ソウル」は鎖で繋がれており、道中に現れるさまざまな敵から、カラダを守るようにソウルを動かしていくことになる。
カラダが自身の弱点となっていて、敵に触れられるとHP減少。操作することになるソウルは無敵となっている
操作は画面をスライド、タップ、フリックして行う。カラダとソウルが分かれている独特の操作感が面白い
敵の燃やして「カルマ」を入手して記憶を取り戻したり、敵を捕食して胃袋を満たして「スキル」を習得したりと強化要素も満載。
自分の腕を磨いて、自分好みの強化を進めながら、奥へ奥へと進んでいこう!
Million Onion Hotel 〜ミリオンオニオンホテル〜
『moon』をはじめ、一風変わった名作を生み出してきた木村祥朗氏が率いる「Onion Games」が手掛けた異色のパズルゲーム。
パズルゲームにストーリーがうまく盛り込まれており、親しみやすいカジュアルな操作性・ゲーム性ながら、独特の世界観にどっぷり浸れるタイトルとなっている。
5×5の盤面に、生えてくるオニオンやアスパラさんなどをタップしてビンゴを作るパズルゲーム。タイマーが0になるまで、いかにスコアを伸ばし、ストーリーを見られるかを争っていく
ステージが進むと、ストーリーが展開。ユーモアたっぷりで、予想のつかない物語が楽しめる
時には、ボスバトルに挑むことになることも。BGMやSEも非常にこだわられていて、他のタイトルにはない魅力がある。ぜひ自分の手でプレイしてみよう!
Ninja Flicker
『Ninja Flicker』は、タイトルのとおり「フリック」をメインにした、個性的な操作が特徴の2Dアクションゲーム。
右に進みたければ左にフリック。左上にジャンプしたければ、右下にフリックといったように、おはじきを弾くように「忍者」を操作して、ステージの奥地を目指していく。
目新しい操作性で、はじめはブロックを飛び越えるすら、ひと苦労。ギミックも豊富で、序盤から歯ごたえのあるステージが待ち受けている
左下にあるボタンを押している間は、超スローモーション状態に。なかなか操作がおぼつかいない序盤に大助かりする機能となっている
右下のボタンタップで、忍者刀で切りつけ。ボタンをフリックすることで手裏剣を投げることもできる。行く手を遮る敵を倒そう!
自分の腕が磨かれていくのをスタートから感じられる、スマホゲームには珍しい難易度高めのタイトルだ。
ステージには、絶妙に取りづらい位置に、CD型のアイテムも設置してあり、やり応えもじゅうぶん!
ゲームを進めると忍術など、使えるアクションも増えていく。アクションゲーム好きならぜひチャレンジしてみてほしい。
Strange Telephone
ドット絵で描かれた怪奇な世界を、かわいらしい紫髪の少女「ジル」といっしょに探索していく2Dアドベンチャーゲーム。
暗い奇妙な世界に閉じ込められたジルに力を貸すのは、電話機の姿をした精霊?「グラハム」だ。
ドット絵で描かれたキャラクターが、非常にかわいらしいのが本作の魅力のひとつ
グラハムを通して6ケタの電話番号をダイヤルし、さまざまなワールドを創造して探索。ヒントやアイテムを頼りに鍵を入手し、閉ざされた世界からの脱出を目指していく。
基本操作は、タップするだけ。気になるところをどんどん調べていこう
電話番号は、自由に入力可能。「#」「*」も入力候補で、約300万とおりの世界が冒険できる
当てずっぽうで電話をかけていくと、さまざまなアイテムや情報が少しずつ集まってくる。5つに分岐したエンディングを目指そう!
(C) 2017 Serina Nakajima
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