初代ストIIは激ムズ
ひと通りストII時代のザンギエフさんを解説したところで、少し脱線して初代ストIIのCPU戦攻略をしていこうと思います。
エックスならワンコインで余裕でクリアできるぜ!という方も、やってみてください。クソ難しいから。
ガンになるのは、主にバルログとサガット。サガットは上タイガーを撃ち続けられる限り動けず、バルログはバルセロナモードになるとお手上げです
事前知識として
初代ストIIのCPUは、ものすごく変な挙動をします。なので、今回は事前に覚えておきたい知識を紹介しておきます。
ストIIシリーズのザンギエフさんを触ったことがない人向けに、基本性能もちょい解説します。
1:スクリューが強い
逆に言うと、これしかないという話なのですが、初代ストIIのスクリューは驚異の性能を誇ります。
発生1フレーム、間合い超広い、破壊力も満点(体力の1/3)と、コマンド投げの3大要素(※)においてパーフェクトな性能です。
※発生・間合い・威力という、Appliv Games1号が独自に提唱するコマンド投げにおいて重用な3つの要素。初代ストIIスクリューがぶっちぎりの1位
間に1キャラクター挟んでも、余裕で吸い込める驚異の間合い。初代ストIIにおいて最強の必殺技かもしれません
そして、体力がきっちり1/3減ってしまいます。3回吸い込めば、確実にKOです
しかも、決めたあとに間合いがあまり離れないため、相手を追いかけていき、起き上がりに小技を重ねにいくことができます。
初代ストIIではリバーサルが出せないため、起き上がりに技を重ね、再びスクリューにいくことで確実に勝利できるわけです。ムチャクチャですね。
1回掴んだら、ガイルだろうがダルシムだろうが終わりです。ある意味で、ザンギエフさんは最強キャラクターなのです
2:対空技がない
初代ストIIでは、ダブラリの出始めに攻撃判定がないため、対空技として機能しません。
ほとんどのジャンプ攻撃が返せないので、対空はガードが最適解となります。困ったもんだ。
いちおう、立ち大P、近距離立ち小Pが少しだけ機能しますが、相手が強い技を出してきたら負けてしまいます。大怪我しないよう、対空はガードが無難でしょう
3:CPUのインチキについて
ため時間無視やキャンセル不可能技のキャンセルなど、わかりやすいものはみなさんもご存知かと思います。
他にも、初代ストIIではCPUが下段攻撃に異様な反応を見せてきます。拒絶反応みたいな感じです。
CPUの起き上がりに完全にローキックを重ねていても、起き上がりモーションをキャンセルしてジャンプしてきたり、異様に出るのが早い大足払いでカウンターを取ってきたりします。
拳の起き上がりに、完全にローキックを重ねました。ここからスクリューハメで終了だぜ!と息巻いていると……
謎の「起き上がりモーションキャンセルジャンプ」でかわされました。運が悪いと、「起き上がりモーションキャンセル2フレ発生大足払い」で逆に転ばされることもあります
というわけで、CPUの起き上がりには地獄突き(しゃがみ小P)を重ねましょう。
これならジャンプでかわされることもなく、リバサ大足もほぼつぶせます。
初代ストII限定のパターンですが、地獄突き重ねが安定です。ヒットしていれば、大足につないで起き攻めをループさせられます。だいたい途中でピヨるけど
よって、CPU戦の基本ルーチンとして
- スクリューで掴む
- 地獄突きを重ねる
- 当たっていたら大足から2へ、ガードされていたら1へ戻る
という超シンプルなパターンができあがります。
この辺の知識については、こちらの動画にまとめました。
【初代ストリートファイターII】ザンギエフさん基礎知識解説【Appliv Games1号】
ストIIシリーズ定番のローキックスクリューが役に立たないので、歴戦ザンギエフさんでも注意しましょう。
割と長くなってきちゃったので、CPU戦の詳細解説は次の記事でやっていきます。
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