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その知らせは突如やってきた。
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征服の地、火曜日のGvGに再び彼らがやってきたのだ。
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Castra。
これで戦いは4回目になる。
詳細はこちらを見てもらえれば幸い。
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対Castra戦は2戦1敗。
今のところ勝ち越してはいるものの、ランカーの数からしてもその力は拮抗、もしくは相手の方が上だと感じる。
もはやVVIPの中では定期的にやってくる祭りとも言えるCastra戦。
分かりやすく言えば
ラグビーの早慶戦とも言えようか。
ただ、早慶戦はたまにやるから良いのであって、一ヶ月で何度もやるものではない。
何が言いたいかというとだ。
早過ぎる再戦に困惑が隠せない。
しかもよりによって何故今週の火曜日なのか。
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6月23日火曜日はVVIPの主要メンバーたちがいない状況。
いつも声を出すメンバー、ランカーがかなりの数不在なのだ。
特に総指揮をいつも執ってくれている会長や戦闘部門のリーダーたちがいないのが非常に心許ない。
だが戦いというのは待ってくれない。
どんなにコンディションが悪くてもマッチングしたら白黒が付けられる、これが勝負というもの。
ちらとCastraメンバーのTwitterにて「今回は人が少ない」という話は見ていたが、油断は禁物だ。
■征服の地へ
征服の地は5戦場の内、3戦場を勝ち取った方が勝利するシステム。
どこのチームもやっていると思うが、VVIPも3チームに部隊を振り分けて闘う戦略をとった。
我の所属するチームは”Bチーム”と言われるチームだ。
配属されたチームの中で担当場所を確認する。
征服の地当日、いつものようにDiscordに入る我。
Castra戦ということもあり、前回同様緊張した空気のVC。
各チームには「総指揮」というポジションが存在する。
総指揮は各場所の戦況報告に合わせて戦力を配分する、チームの中心となるポジションだ。
だがいつも総指揮を執ってくれるメンバーが本日は不在だ。
「今日のBチームの総指揮は?」
我が問う。
そして当たり前かのようにこんな言葉が間髪入れず返ってくる。
「あ、ケンラウヘルさん、お願いします」
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先に言っておくが。
我の戦闘力はまだ10万に達していない。
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我なんかよりも総指揮に向いているメンバーはごまんといるはず。
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何故我なのかと。
そこで一つ、思い出したことが。
そう言えば最近、何故か我の名前に
部長が付いていたことを。
とはいえ、こういう所で活躍をせねば存在感をアピールできないのも事実。
我は腹を括って総指揮をすることを決意した。
■総指揮について
今回はちょっと話が長くなるため、総指揮についてのコツという点で話をしたいと思う。
GvGを本気で2年間やっていたこともあり、総指揮が初めてという訳ではない。
むしろ慣れている方だ。
故に、我の総指揮の方法というのを簡単にここに記すことにする。
もしどうしても総指揮を任せられても大丈夫なようになってもらいたい。
総指揮心得一つ、
一番重要なのは参加者の理解度を浸透させること
これは戦闘が始まる前からの準備の話。
参加者各位がどこに配置されているのか、拠点はどういう風に呼ばれているのかなど、そういった決め事が浸透していないといけない。
これについてはチームごとの総指揮とかいう問題ではなく、既にギルド運営の話に入ってしまうのだが、総指揮の立場として浸透させる方法がある。
それが直前の事前確認である。
ドラブラのギルドは大所帯。
参加しているだけで全くやる気がない者というのはほぼいないと考えるべきだろう。
そもそも説明をしても聞かない者などがこれに該当するが、参加している時点でそれはないと仮定する。
問題は大所帯の中にひっそりと潜んでいる「どうしたらいいのかわからないけれども、役には立ちたい」と思っている人。
この者たちに手を差し伸べるのが一番効率が良い。
このレベルの者たちは「Discordでどこに作戦や担当配置が書いてあるのか分からない」という者が多い。
そしてその者たちが必ず感じているのは「今更こんなことは聞いたら迷惑になる」という点。
ここに手を差し伸べることが非常に効率的なのだ。
方法は簡単。
直前に当たり前のことをこちらから伝えるだけだ。
我がVVIPで実践していることを具体的に羅列することはこうなる。
・Discordのどこにパーティ表があるのか、どこのポジションに配属されているのか
・Discordのどこに戦術があるのか、各拠点の呼び方などはどうなっているのか
・今回参加する戦場はどんなルールなのか、どこのボタンから参加するのか
・声出ししている人が誰でどこのポジションに配属されているのか(名前とポジションと声を認知させる)
・迷った時の簡単な概要、コンセプトを伝える(例:拠点は取られなければよし、カットすることを考える、全滅だけは避ける)
たったのこれだけだ。
熱のあるプレイヤーからするとそんなこと言う必要あるか?むしろ調べてこない方が悪い、と言う風になるのだが、実際に間違いなくいる。
というか、心当たりがある人の方が多いはずだ。
目的は勝利すること、強いていうならば戦術通りに動かすこと。
たったそれだけするだけのことで、ギルド運営陣の所為にして負けてしまうのは本末転倒以外の何者でもない。
直前のチェック、この重要性をしっかりと認識すると良いだろう。
さて、ちょっと今日は長くなってしまいそうなので、続きは次回に。
以上。