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総員、我が名はケンラウヘル。すなわち反王である。
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■サークル戦の前に
前回のブログからサークル戦について書こうと思っていたのだが、昨日のアップデート、
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雷霆作戦が実装されたので実際にプレイしてみたのでそれを伝えたい。
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■雷霆作戦とは
雷霆作戦は簡単に言うと「バトルロワイヤル」である。
昨今では「バトルロイヤル」という言葉から「バトロイ」というらしいが、我が中学生の時に流行った高見広春の小説「バトルロワイヤル」以降、ずっと「ワ」を入れるのが癖になっているため、我の中では「バトロワ」というのが定説だ。
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さらに要約すると「最後の一人(もしくは1チーム)になるまで戦い合う」というものだ。
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これだけ聞くとすぐにピンと来るのはFPSやTPSを思い出す人もいるかと思う。
まさにそれだ。
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ここで面白いのは育てたキャラの強さがそのまま反映されるのではなく、全員平等な状態で始まるというところ。
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日頃我のようにランカーから駆逐されている身からすると願ったり叶ったりのコンテンツである。
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昨今では「育成して強くなって戦う」という昔ながらのMMOスタイルよりも、「その場よーいどんで始めてさくっと遊べてプレイスキルがものを言う」というゲームが若い世代に流行っている傾向にある。
e-sportsの影響などもあるのかと思うが、それがMMO中で体験できるというのは嬉しい限り。
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バトルロワイヤル系のFPSとの違いはどこにあるのか、どんな戦いになるのかというのをありのままにレポートしたい。
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■雷霆作戦の流れ
流れをざっくり言うと、
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▶︎ファーム
→アイテムを拾って自身を強化
▶︎戦闘
→敵対プレイヤーを倒していく
▶︎移動
→マップの行動範囲が狭くなっていくので移動する
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を繰り返していくものだ。
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■いざ雷霆作戦へ
雷霆作戦には「ソロ」と「パーティ」モード2つのモードがある。
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今回はVVIPのメンバー6名でパーティを組んで参加してみた。
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まずは傾向を選ぶ。
これはクラスのようなもので、スペシャルスキルが与えられる。
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▶︎前衛
妨害効果を解除する。10秒間無敵になり、被ダメージを50%軽減する。
▶︎ガンナー
10秒間、与ダメージが20%、移動速度が15%上昇する。
【双銃装備時】通常攻撃が急速射撃になり、与ダメージが大幅にアップ。
▶︎アサシン
ターゲットをマークし、対象の被魔法ダメージを30%増加。同時に自身はステルス状態になり、5秒間移動速度が80%上昇。
【黒刀装備時】自身からステルスブレイクしたときに対象を3秒硬直させ、自身のクリティカル率を5秒間20%上昇。
▶︎衛生兵
自身と選択した味方1人のHPを8秒間、毎秒500回復する。
対象が味方でない場合は自身のHPのみ回復。
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といった具合。
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バトルロワイヤルということでガンナーを選びがちだと思うのだが、やってみた結論からすると、ガンナーはダメージのサポート止まり、回復アイテム自体も存在するため、前衛かアサシンをお勧めする。
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FPSだとヘッドショットや見えないところから遠距離で隠れて撃つなどができるのだが、雷霆作戦ではそういった行動ができない。
ダメージが強大な前衛職の方が、特にソロでは活躍すると感じる。
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早速6名で突っ込むと。
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自動で操縦されるヘリコプターから、
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グライダーで降り立つ。
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既視感が半端ない。
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レーシングといい、このゲームで何本のゲームをやっている感覚に陥るのかわからん。
底の知れぬ恐ろしいゲーム、それがドラブラだ。
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マップはこんな感じで、この円がどんどん狭くなっていく。
円の外側に行ってしまうとダメージを食らい続けるので、最終的にはどんどんと戦闘が起きる仕組み。
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降り立った場所にはこういったアイテムボックスが各所に配置されている。
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開けるとこのようにアイテムが箱のレアリティに応じて出てくるようだ。
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アイテムはすぐに一杯になるので細かくドロップを捨てたり装備したりするのが良い。
ちなみにこの執行者の装備がガン◯ムみたいで我としてはちょっと欲しい。
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この雷霆作戦ではあくまでドラブラのUIなどは変わらない。
そのため、
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敵を倒してドロップなどが大量に出てくるとカオスになる。
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しかも拾うための選択欄も0.5秒くらいの間隔で更新されていくため、治癒薬のドロップを見つけてポチッとしようとしたら別のアイテムを拾うなんてザラだ。
まぁこういうのは大雑把に遊べればいいと考えている。
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ちなみに戦闘については至ってドラブラと同じだ。
傾向で選択したスキルをどこで使うかが肝になる。
ただランカーの攻撃で即死ばかりを喰らうのと違い、こちら側もかなり耐えられるので、差がそこまでついていない初期のドラブラのサークル戦を思い出す。
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また、ドラブラにはない「回復アイテム」も存在するのが大きい。
正直回復アイテムはドラブラでも実装して欲しいところである。
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ちなみにやられてしまっても、虚弱状態という状態になり、命が尽きる前に仲間に助けてもらうとそのまま生き返ることができる。
これもまんまバトルロワイヤルゲームと同じだ。
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我はガンナーを選択したが、正直ダメージが低すぎるのでブレードで戦っていた。
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最終局面になると、倒れたプレイヤーがドロップしたアイテムが散乱して正直どこに味方と敵がいるのかが判別できない。
この大量アイテムの中にいるとカムフラージュになって隠れられるという斬新な遊び方もできる。
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色々と探り探りやってみたが、結果としては
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ドン勝つをすることができた。
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というかいよいよここまで隠さないのかいと驚愕している。
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※ドン勝つとは、バトルロワイヤルFPSで1位になることを云う、ちょっとした流行り言葉。
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■総括
良かった点、悪かった点をざっくり上げる。
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▶︎良かった点
・全員が平等スタートなので課金額やキャラの強さ関係なく皆で遊べる
・既視感があるためルールとゴールが明快
・ガチというよりもパーティゲーム感覚で遊べる
・戦闘がドラブラのままなので他バトルロワイヤルゲームと違ってプレイスキルというよりも「立ち位置」「連携」「ファームでいかにいいアイテムを手に入れるか」が重要(これは良くも悪くもだが)
・特に土日オフ会で集まった際に皆でその場で遊べるコンテンツとして非常に優秀
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▶︎悪かった点
・MMOのシステムのままなので、正直戦闘は大味。お湯に塩を入れて塩ラーメンと言ってるくらい大味
・基本的には平面上の戦いであり家に入って2階から奇襲をかけるなどがない
・最初こそ楽しいかもしれないが、ガチ勢ほど飽きが来るのが若干早い気もする
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こんな感じだろうか。
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この雷霆作戦は毎週火・木・金は20:00〜23:30、土・日は11:00~23:30という感じになっている。
皆も是非やってみてもらいたい。
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他のMMOでも、こういった「遊び」に特化したコンテンツを見習って欲しいものだ。
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以上。