Intel MapのCOMMを使うと、世界中にAG友達ができるかも
前回は、海外旅行のおみやげとしてポータルキーを活用したお話をしました。バルセロナやパリの観光地にドロップするという方法をとったのですが、本当は現地で友達を作って、直接会って好きなポータルキーを直接プレゼントできたらと思っていたのです。
結果的にポータルキーはドロップしましたが、COMMへの書き込みを通じて、フランス人のAGさん2人と知り合うことができました。バルセロナでは、現地の方、および日本から仕事で来ているという日本人AGさんと少しお話ができました。
勇気を出して現地のCOMMに書いてみる! でも日本語で
私がとったのは、IngressのCOMMで話かけるという極めて単純な方法です。パソコンのブラウザでIntel Mapを開き、バルセロナとパリをそれぞれを検索します。Intel Mapの画面左下に見えるタブをクリックすると、COMMが開きます。
COMMはAndroid端末をご利用の方は利用頻度が高いかもしれませんね。iPhoneではタブを開くだけで画面がフリーズしてしまう「COMM死」という現象が起こりやすいため、あまり見たことがないかもしれません。パソコンならCOMM死で敗北するようなことはないのでご安心ください。
そこは今表示している場所を中心としたコミュニティが見えます。バルセロナのCOMMならスペイン語が、パリのCOMMならフランス語が流れているので、日本ではないことを実感できます。現地のAGがいることがリアルに分かるわけで、これだけでも「おお海外だ!」なんて思っちゃうわけです(笑)。
ただし、ここで壁となったのが私の語学力でした……。頭に浮かんだことをそのまま英語で話せるほど堪能ではありません。いえ、それ以下です。海外にいくときはスマートフォンの翻訳アプリがやたら増えるほど(苦笑)。必要なときはGoogle先生におうかがいをたてなくてはコトが前に進みません。「とりあえず日本語で話しかけてみよう。あわよくば日本語がわかるAGがいるかもしれない!」と手抜き作戦に出たのでした。
まず、東京にいるうちから、バルセロナとパリの自陣のCOMMに書き込みを試みました。(Factionを選択すると自陣のやりとりが見られます) 「私は東京に住むAGです。 ○月○日から○日まで***に行きます。 ガンダムのキーを持って行く予定です。 到着したら、どこかにドロップします! 」。こんな内容です。 ガンダムにしたのは、世界でいちばん分かりやすいかな? と思ったからです。
COMMに日本語が飛び交ったバルセロナ
残念ながら訪問前のバルセロナでは反応はありませんでした。文字化けさせる迷惑なAGが現れた、と思われていたかもしれません(苦笑)。 翻訳サイトを使って英語でも書き込んでみましたが、リアクションはなし。スペイン語のほうがよかったのは当然なんですが、そのときはまだ実際に会えるかもしれないと考えていたため、コミュニケーション手段として英語がギリギリだと考えていました。
パリに移動する前夜、改めて「日本語わかるひといるかしら」と書き込みを行ったところ、日本語で3名から反応がありました。うち2名は日本人で、現地に住んでいる友達に会いにきたという旅行者と、出張できていた男性でした。しかし、もう1人は日本語が分かるというスペイン人でした。大学で日本語を学んだのだそうです。
ただ残念なことに、スペインの方とはその後やりとりすることができず。日本人2名とは、しばらくCOMM内で会話をしました。お会いする機会はなかったのですが、「ここのCOMMにこんなに日本語が飛び交ったのは初めてかも」と楽しそうでした。
実はパリに移動してからローマ字で返事をくださった方もいました。ドロップしたキーのことは分からなかったようですが、日本語が分かる方が2名も見つかって驚きでした。
パリのCOMMにも日本語がわかるフランス人AGが!
パリでも最初は反応がありませんでした。いくらフランスで日本が人気とはいっても、日本が好きで、さらに日本語で読み書きができて、しかも自陣のAGって、そんな人見つけるのハードル高すぎですよね。「やはりフランスはフランス語じゃないと無理かしら……」とフランス語に無理矢理翻訳して投稿しましたがやはり反応はなし。
あきらめ気分になりつつも、英語で再投稿したところ、なんと1人から「少ししゃべれます」と日本語で返信がありました。場所をハングアウトに移行したところ、パリ在住の女性で、日本人と勘違いするほど上手に日本語をあやつれる方と判明! ご本人は非常に謙虚な方で、全然だめだとおっしゃったのですが、ログだけ見ていると相手がフランス人だとは気づかないレベルです。
「ガンダムのキーとは何か」と聞かれたので、写真と画面キャプチャを見せたところ、「なつかしい!」と。あえて聞きませんでしたが、同年代の可能性が高まりました(笑)。
パリで会うことはできませんでしたが、ルーブル美術館からコンコルド広場に抜ける場所あたりで、彼女がオーナーのポータルをいくつも見つけました。レゾ(レゾネーター)をアップグレードし、スキャナ内でご対面。現地で知ってるAG名を見られるというのはとてもうれしく、貴重な経験でした。お礼にAXAシールドの1つも入れてくればよかったです。
その後、さらに英語で男性から返信がありました。こちらはGoogle翻訳を駆使してのハングアウト開始です。聞けばパリで働いており、奥さんが日本人とのこと。つまり、かなりの親日家!(笑) 彼自身は日本語はまったくできないけれど、英語ならということで返事をくれたようです。
男性にポータルキーをドロップすることを告げると、「遠すぎてリチャージできないのになぜそんなことを?」と不思議そうでした。ポータルキーを通じて日本を感じてほしいからと説明すると、納得した様子。こちらも滞在時間が短すぎてお目にかかることはできませんでしたが、ハングアウトを通じていろんなお話しができ、おもしろい経験になりました。
Ingressでつながる縁に国境なし
Ingressをしていなかったら、こんな形で知り合うことはなかったと思うと不思議な気分。どちらの方も、いまだにときどきハングアウトでお話しさせていただいています。
最近ちょっとごぶさたしておりますので、そろそろまた話かけてみようかな。まだIngress婚の予感がないので、紹介していただかないと! パリには世界トップ1,000エージェントのNo.1に輝いたAGさん(ENL)がいるとか。しかも、彼女の友達だそうです。「独身ですか?」というと、笑顔が素敵な優しいナイスガイだとおしえてくれましたが、「女の子からとても人気なのでやめたほうがいいです」と忠告されてしまいました(苦笑)。
これから海外に行かれる方は、現地のCOMMをのぞいてみてはいかがでしょう。現地のAGさんと友達になれたら、一緒にミッションなど楽しめるかもしれません。逆に考えると、私が考えたようなことは日本のCOMMでも起きてるかもしれませんね。積極的にリアクションしてあげるときっと喜ばれるはず!
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