あの「刀剣乱舞」が、声も見た目もそのままにスマホで気軽に楽しめる!
本作は、DMMゲームズとニトロプラスが共同で開発した、刀剣育成シミュレーションゲームだ。
あの『艦これ』では戦艦を擬人化した女の子が登場したが、本作に登場するのは名だたる日本刀が擬人化したイケメンたちである。そのため、間違いなく女性向けのゲームといえるだろう。
ストーリー
歴史の改変を目論む「歴史修正主義者」による過去への攻撃が始まる。
それを阻止するため時の政府は、眠っている物の想いや心を目覚めさせ、自ら戦う力を与える「審神者(さにわ)」なる者を各時代に送り込む。
審神者の1人であるプレイヤーも、その力によって生み出した付喪神「刀剣男子」と共に、過去に飛ぶのだった――。
複数の刀剣男子を仲間にし、イケメン軍団を結成
本作最大の魅力は、やはりイケメンぞろいの刀剣男子たちだろう。彼らは刀なので、刀鍛冶に「鍛刀」を頼むことで「作る」ことができる。
鍛刀には材料として、木炭や玉鋼、冷却材、砥石などが必要だ。これら材料をどれぐらい使用するかで、完成する刀の種類が異なってくる。
基本的に大太刀など、サイズが大きい武器ほどステータスも高くなるが、その分、傷ついたHPを修理する「手入れ」で、大量の資源を必要とするなどのデメリットもある。
ただ強い刀だけそろえるのではなく、資源量や敵の強さなど、さまざまな状況に対応できるように、常日頃から男子たちを集めておきたい。
刀剣男子たちをそろえたら、次に必要なのが装備だ。なお、装備させるのは武器ではなく、軽歩兵や軽騎兵といった兵種。それらを装備させることで、刀剣男子のステータスを補強できる。
刀剣男子をそろえ、装備品をそろえたら、次に出陣する部隊を「結成」で編成する。出陣できる刀剣男子の数は、1部隊につき6名。最初は1部隊しか作成できないが、ゲームが進むと4部隊まで結成可能になる。
刀剣男子たちと過去の戦場へと出陣
刀剣男子の編成が終わったら、いよいよ出陣だ。戦場となるのは、戊辰戦争など、怨念渦巻く古戦場。そこに出現する歴史修正主義者たちと戦うのだ。
陣形を選んだら、戦闘開始。このとき投石兵や弓兵などを装備していたら、先制攻撃を行える。その後、刀同士がぶつかる白刃戦となり、条件を満たすと最後に一騎打ちを行って決着となる。
基本的に刀剣男子たちはオートで戦うので、プレイヤーは見守るしかできない。ただ、連戦になる場合は、途中で撤退指示をだすことができるので、そのときの戦況で、連戦か撤退かをしっかりと見極めること。
なお、戦闘でHPが0になってしまった刀剣男子は、完全に破壊されロストしてしまう。無理に進軍させて、丹精込めて育てた刀剣男子を破壊されるのだけは避けたい。
データ連動でブラウザ版データの共有可能
すでにブラウザ版を遊んでいた人も多いと思うが、本作はデータ連動ができるので、新たに最初からゲームをプレイする必要はない。家でゆっくりプレイしたいときはブラウザ版、外出先で移動時などにプレイするときはスマホ版と、使い分けることができる。
連動させるときは、IDとパスワードをPCとスマホ、どちらで発行するかに注意。PCのデータをスマホに移したい場合は、必ずPCで発行しよう。スマホで発行したIDとパスワードだと、スマホのデータがPCに移されてしまう。
完成されたゲームをスマホでゆっくりと楽しむ
『刀剣乱舞』のPCブラウザ版が登場してから約1年。またたく間に、主に女性の間に広がり、空前の日本刀ブームまで巻き起こしてしまった。ゲーム自体もコンテンツの量と質の両方がより洗練され、女性向けゲームを代表する作品となっている。
それをスマホ版にリニューアルした本作が、面白くないわけはない。スマホになったことで、ファン層への間口が広がり、さらなる刀ブームを巻き起こすかもしれない。
何はともあれ、もともと『刀剣乱舞』をプレイした人は、気軽にプレイできるようになった本作をプレイしない手はないだろう。また、興味を持っていたけど、PCブラウザはめんどくさいなと思っていた人も、この機会にぜひ遊んでみてはいかがだろうか。
- 使用した端末機種:iPhone 6 & Nexus 7
- OSのバージョン:iOS 9.1 /Android 5.1.1
- プレイ時間:3時間
- 記事作成時のゲームのバージョン:1.0.1
- 課金総額:0円
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