魔法をバンバン乱れ打つシューティングRPG
『DARK SOULS II』などの制作にも携わったラムダ・プランニングが、自社のスマホアプリ第2弾としてリリースしたのが本作『ウィズブック』だ。開発者が自ら「激ムズ」と称する、魔法シューティングRPGとなっている。ゲームシステムと操作に慣れないと、最初のステージすら攻略できない驚異の難易度についていけるのか!?
ちなみに、タイトルにもなっている「WIZBOOK」とは、魔力が込められた呪文の書のこと。この不思議な呪文書を持って、ダンジョンへモンスター退治に出掛けよう。
右手と左手で異なる魔法をシューティング!
本作は、呪文書を持ってダンジョンに突入し、出現するモンスターと戦うゲームだ。プレイヤーは力の源である呪文書を持ち、少し懐かしい感じのする3Dダンジョンの中を自動で移動していく。モンスターの気配がしたら、その場で立ち止まりバトルスタートだ。呪文書にセットされている魔法は、左ページの魔法は左側から、右ページの魔法は右側からスワイプすることで、敵に向けて放つことができる。
それぞれの魔法には、炎(赤)、氷(青)、風(緑)に加え、回復の癒やし(ピンク)という4つの属性がある。敵の色が白なら属性は関係ないので、使いやすい魔法で攻撃。赤や青などの場合は、その弱点となる属性の魔法で攻撃しよう。赤には氷(青)、青には風(緑)、緑には炎(赤)の魔法が高い効果を発揮する。
経験値獲得とレベルアップ
ダンジョンをクリアすると、倒したモンスターや拾得物などに応じて報酬が受け取れる。もらった報酬が経験値となり、これをためることでプレイヤーのレベルが上がっていく。レベルが上がったら、研究室の階級確認メニューで上司の魔法使いに報告してみよう。
魔法使いとしての階級がアップすれば、報酬として魔石がもらえ、新たな魔法の合成が可能になる。さらに、レベルアップで入手できるスキルポイントでは、体力を増やしたり魔法をよりパワーアップしたりすることが可能だ。
呪文書の魔法を自分好みに書き換えよう
最初の冒険は、「AERO Lv.1」と「COLD Lv.2」の魔法が書かれた呪文書でスタート。より強い魔法を登録するためには「魔消スポンジ」を消費して、書かれている魔法を消す必要がある。呪文書のページを空けて新たな魔法に書き換えよう。なお、レベル6になると新たな呪文書が手に入る。最初の呪文書よりもページが増え、合計で4つの魔法を切り替えて使えるようになるので、好みの魔法をセットしよう。
より手強い敵には大魔法で対抗!
ダンジョンの中を探索していると突然、数多くのモンスターが襲来したり、非常に強力なモンスターが出現したりすることがある。そんなときに役立つのが「大魔法」だ。あわてず騒がず、画面下の中央から上に向かってスワイプして呪文書を開き、新たなページをめくろう。大魔法のページを下方向にスワイプすると大魔法が放たれ、敵に大ダメージを与えることができるはずだ。
操作の基本は素早く正確に
魔法は、スワイプする前のタップを長押しにすることでため撃ちとなり、強力な一撃を放つこともできる。しかし、ためている間に敵から攻撃を受けてしまうことも少なくないので、普段通りに魔法を素早く連続で放って攻撃するほうがおすすめだ。
ダンジョンの奥深くに進んでいくと、出現するモンスターの数も増え、より強力になっていく。できるだけダメージを受けずにダンジョンをクリアするためには、スワイプを連続で素早く行い、どんどん魔法を放つことが重要になる。
死んでもあきらめるな! 根気をもってチャレンジしてほしい
本作には凝ったストーリーや、個性的なキャラクターの面々などは存在しない。課金要素は、新たな呪文書や、呪文書から魔法を消すための魔消スポンジの購入などだが、いずれもゲームを進めて行けば最低限必要なものは入手できるはず。スタミナ的な要素もないので、ダンジョンで息絶えてしまっても、何度でも繰り返し再チャレンジすることが可能だ。
アクション要素が強く、難易度がとても高いため、通勤途中などの暇つぶしには向かないだろう。モンスターを倒し、ダンジョンの奥深くを目指し、純粋にダンジョン攻略だけを楽しみたい人は、手ごたえたっぷりの硬派な本作を、ぜひ一度プレイしてみてもらいたい。
- 使用した端末機種:iPhone 5c / iPhone 6
- OSのバージョン:iOS 8.4.1
- プレイ時間:3時間
- 記事作成時のゲームのバージョン:1.0.1
- 課金総額:0円
Copyright(C) Lambda planning, All Right Reserved.