インディー新作スマホゲーム(パート1)【BitSummit 4th】

国内外のインディーデベロッパーが出展しているBitSummit 4th。ここでは、海外デベロッパーたちが出展していた期待の新作スマホゲームを紹介する。

CiRCLINK

2年の開発期間を経て、韓国のインディーデベロッパーが出展していた音ゲー。

4方向から中心の円(サークル)へと流れてくるノーツ。これが中心円上に到達したときに、タイミングよくタップする。

通常の音ゲーの場合、画面下部にアイコンがあり、各アイコンにノーツが到達したタイミングで該当アイコンをタップするが、CiRCLINKの場合は画面の四隅がタップエリアになっている。

音ゲーでは定番の同時タップや長押しのフィーチャーも用意されている。中心を見ながら画面四隅をタイミングよくタップする操作性は、新しさを感じた。

収録曲は100曲が予定されている。今秋の本配信に先駆けてオープンβを実施の予定。日本からの参加もできるようなので、音ゲーファンは楽しみにしてほしい。

BOXY BOXERS

ボクセルキャラクターを操作してプレイするボクシングタイトル。タップでパンチ、スワイプで移動は一般的だが、相手のガードを無効にする円を描く操作、ピンチアウトでバリアは張るユニークな操作。

リングでの立ち回りも勝利に影響し、やみくもにタップするだけは勝てないようになっている。また、複数のスキルの異なるキャラクターが用意されている。

インターネット経由のマルチプレイヤーモードも搭載されており、世界のプレイヤーと対戦が可能。開発者によると、マルチプレイモードこそがBOXY BOXERSのメインコンテンツだという。

配信は、Android版が8月、iOS版が9月に予定されている。

REPLICA

こちらも韓国のインディーデベロッパーのインタラクティブノベルともいえるタイトル。

ゲームの導入は、正体不明の者からスマートフォンをわたされる。プレイヤーはこのスマートフォンをハッキングし、テロの証拠をつかむのが目的。

このスマートフォンの使用履歴やゲーム内のソーシャルメディアを駆使して、真相の追求に当たる。

ゲームはマルチエンディング方式を採用。全部で12のエンディングと8つのアチーブメント(実績)が用意されている。

現在はPC向けに開発が進められているが、スマートフォン版(iOS、Android)の開発も検討中。

BitSummit 4th 開催概要

  • 日程:2016年7月9日(土)・10日(日)
  • 時間:10:00 ~ 17:00
  • 会場:みやこめっせ(京都市勧業館)3階第3展示場
  • 入場料(2日間有効)
    一般:2,000円
    中高大学生:1,000円
    小学生以下:無料
  • 主催
    一般社団法人日本インディペンデント・ゲーム協会(JIGA)(Q-Games Ltd. / PYGMY STUDIO CO., LTD. / VITEI BACKROOM Inc. / O-TWO inc./ 17-Bit / Digital Development Management, Inc.)
    Indie MEGABOOTH
    株式会社ワン・トゥー・テン・ホールディングス
    京都府
  • 制作:株式会社オリコム
  • 協賛:Unity Technologies Japan G.K. / 株式会社 Cygames / 任天堂株式会社 / 株式会社ソニー・インタラクティブエンタテインメント / Microsoft / OCULUS / ニフティ株式会社 / Devolver Digital / Tapjoy, Inc. / IMAGICA DIGITALSCAPE / 京都コンピュータ学院 / ポノス株式会社
  • 協力:株式会社マウスコンピューター / 株式会社 KINSHA / EDITMODE / 株式会社インピタス / 立命館大学ゲーム研究センター / 株式会社サードウェーブデジノス