800万人が遊んだ名作RPGが進化して登場!
前作『逆襲のファンタジカ』は、2012年にリリースされたスマートフォン向けシミュレーションRPG。日本のみならず、欧米やアジア各国でも配信され、全世界で800万ユーザーを突破した作品だ。
本作『逆襲のファンタジカ: ブラッドライン』は、その名作がリアルタイムバトルRPGとして正統進化。新たなキャラクターやゲーム性、パワーアップしたグラフィックが見どころとなっている。
前作のゲーム画面。現れるモンスターの進行を防ぐ、タワーディフェンス風なゲーム性だった
大所帯を引き連れていくリアルタイムバトル
最も進化したといえる点は、大幅な変化が見られたバトルシステムとなるだろう。
リアルタイムバトルと銘打たれた本作のバトルは、最大9体のキャラクターでチームを編成し、大部分が自動で攻撃してくれるという仕組みだ。
最大9体まで、コストが許す限りのキャラクターを編成することができる。近距離タイプに偏ると打たれ弱いチームになるため、遠距離タイプもバランスよく編成するのがよさそうだ
プレイヤーに要求されるのは、目まぐるしく展開していく戦場で、味方キャラクターに移動の指示を出すことと、スキルの発動の2つのみとなっている。
マップ上の好きな場所をタップすれば、キャラクターをその場所まで動かせる。移動させるキャラクターは画面下のアイコンで決定。もちろん、全キャラクターを動かすことも可能だ
各キャラクターの攻撃範囲内にモンスターがいると、自動で攻撃を繰り出していく。
当然、弓使いなどの遠距離タイプは、離れた場所のモンスターに攻撃してくれる。
近距離タイプと遠距離タイプをそれぞれうまく動かし、敵を効率よく倒していくのが本作の醍醐味だ
画面下部に配置されたアイコンは、スキル発動ボタンも兼ねており、ゲージが満タンになった状態で上方向にフリックすればスキルを使用できる。
スキルのゲージは結構あっさりとたまる印象。たまり次第どんどん使っていけるが、範囲内に敵がいないと無駄になってしまうことも
ターン制ではなく、リアルタイムに戦況が動いていくため、目を離すことができないゲーム性になっている。
マップ内の障害物に引っ掛かって思うように行動してくれないなど、テンポが悪く感じてしまう部分もあったが、正式配信で改善されることに期待したいところだ。
育成システムは豊富でしっかりやり込める
本作のキャラクター育成には、以下の5つの要素が搭載されている。
- 特訓
- 限界突破
- 武器変更
- 武器強化
- スキル強化
これらのすべてをチーム全員に施すには、かなりのやり込みが必要になるだろう。
特訓
特訓は、キャラクターのレベルを上げるシステム。
ゲーム内通貨のゴールドを消費して、強化していくことが可能だ。
本作は、クエストクリアではキャラクターは育たないため、特訓でレベルを上げていかなければならない
限界突破
限界突破は、文字通りレベルの上限を開放させるシステム。
必要となる素材アイテムは、ガチャですでに持っている種類を引いた際に入手できる。
1回で限界レベルが1ずつ上昇していく。どこまで上限を開放できるかは不明だが、基礎能力を大きく底上げできるに違いない
武器変更・強化
本作の武器は、クエストクリア時に獲得できる宝箱から、もしくは専用のガチャから入手できる。
武器を装備して、さらに強化することで、より強いキャラクターに育てることが可能だ。
武器は、剣や斧、弓などの種類があり、キャラクターによって装備できるものが限定されている
武器の強化は、キャラクターの特訓と同様にゴールドを使用してレベルを上げていく
スキル強化
スキル強化では、宝箱から入手できる宝石アイテムを使って、各種ステータス強化やスキル威力アップなどのパッシブスキルが習得できる。
編成コストを下げるものまであり、複数のキャラクターに習得させれば、チーム編成の幅が広がりそうなシステムだ
キャラクターによっては、特訓に必要なゴールドが割り引かれるスキルもあるようで、育成に掛かるコストが減らせるというメリットも。
本作におけるキャラクター育成で、欠かせない要素となりそうなシステムとなっている。
クエスト報酬は待ち時間があり!
武器やスキル強化素材は、主にクエストクリア時の宝箱から入手できるようになっている。
しかし、この宝箱は鍵が掛かっており、一定の解錠時間を待たなければ中身をもらうことができないのだ。
宝箱は4個までストック可能。同時に解錠することができず、課金アイテムのクリスタルを使用してすぐに開けなければ、後ろがつかえてしまう
宝箱は金・銀・銅の3種類。金がもっともレアなアイテムが入手できるが、そのぶん解錠時間も長く設定されている。
長い時間を必要とするため、待っている間のドキドキはガチャ以上かもしれない。
マルチモードも実装予定! OBTは10月3日まで開催
今回は、OBTということですべての要素を体験することはできなかったが、ホーム画面にてマルチモードの存在を発見。
本作のマルチモードはどのようなものになるのだろうか。
楽しみに待ちつつ、OBTではシングルプレイで本作のバトルに慣れておくといいだろう。
OBTではアンロックされており、プレイできず。リアルタイムに多数のキャラクターが行動するバトルなので、マルチプレイと相性がよさそうだ
ちなみに、10月3日(月)まで開催しているOBTだが、参加特典として、
- OBT終了時のパーティー1のリーダーキャラクター
- クリスタル1,500個
のいずれかを選択して受け取ることができる。
クリスタル1,500個は、キャラガチャ5回分に相当する量。OBT中のガチャで、いいキャラクターが引けなかった人は、クリスタルを選択しよう。
OBTは先着3,000名限定となっているので、早めに参加することをおすすめする。
クエストの合間に楽しめるストーリーも必見。今回プレイした範囲では、前作とつながりは見受けられなかったので、未経験者でも安心して始められるはずだ
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