30人の美少女と仲よくなれる大乱闘アクションRPG
Wright Flyer Studioの新作『ららマジ』は、かわいい女の子たちが横スクロールのステージを走り回って敵と戦う、美少女アクションRPGだ。
本作は、アニメ制作スタジオであるA-1 Picturesとの共同開発となっており、ゲーム内で流れるアニメーションや、動きのあるキャラクターが描かれたストーリーは要チェック!
A-1 PicturesはTVアニメ版『グランブルーファンタジー』や、劇場版『ソードアート・オンライン –オーディナル・スケール–』などを手掛けている。本作のオープニングアニメは、ぜひスキップしないで見てもらいたい
片手持ちで遊べるバトルは、画面のスライド、フリック、タップを使い分けてキャラクターを操作する。高さのある2Dのステージでは、ジャンプで上の足場に飛び乗ったりすることもできる
ヒロインたちの成長を描くシリアスなストーリー
本作のストーリーは、「調律師(楽器の音を調整する専門家)」を目指す主人公が、東奏学園(ひがしかなでがくえん)の器楽部に入部するところから始まっていく。
一見すると学園恋愛ものかと思われる雰囲気だが、物語の展開はかなりシリアス寄りになっている。
器楽部には、本作のヒロインとなる30人の女の子たちが所属している。元々は男子禁制だった器楽部に、男子である主人公が入部できたのには、何やら理由があるらしい
女の子たちの悩みや心の傷を大きなテーマにしており、まさに「泣ける学園アニメ」といった感じのストーリーを楽しめる
器楽部が廃部寸前に追い込まれた原因は……呪い!?
主人公が入部した器楽部では、部員がみんなそろって楽器を弾けなくなってしまったという、驚きの事件が起こっている。
プレイヤーの目的は、器楽部で起こったこの不思議な事件を解決し、彼女たちが再び楽器を弾けるようにしてあげることだ。
主人公の前にいきなり現れた謎の生物「ホニャ」。自称・音楽の精霊ホニャによると、「ノイズ」という存在によって彼女たちに楽器が弾けなくなる「呪い」がかけられていて、それを救える特別な力を持った英雄を探していたらしい
ノイズは、彼女たちの心の奥深くに存在している。主人公が持つ「チューナー」と呼ばれる特別な力は、彼女たちの心の中に侵入して、中にいるノイズを倒すことができるとのこと
学園ものから一気にファンタジーの世界になっていく、なかなかインパクトのあるストーリー展開に、筆者も驚きを隠せなかった。
女の子の夢世界でノイズを倒して呪いから解放してあげよう
彼女たちの夢の中が舞台となるバトルでは、器楽部の部員が魔法少女に大変身!
自分たちが担当する楽器をモチーフにした武器を使って、かわいく動きまわりながら、主人公の代わりにノイズたちと戦ってくれる。
主人公の持つチューナーの力によって、彼女たちの精神がノイズに対抗できる魔法少女として具現化され、力を貸してくれる
親指1本でOK!片手でも戦える気軽な操作性
バトルの基本的な操作方法は、以下のとおり。
- 左右のスライド:キャラクターの移動
- タップ:攻撃
- 長押しタップ:ガード
- 上フリック:ジャンプ
- 下フリック:段差から飛び降りる
- 横フリック:ステップ
すべて片手持ちの親指だけで直感的に動かせる、シンプルな操作性になっている。
移動や攻撃は、画面の好きな場所で行なえる。連続でタップすれば、自動的にコンボ攻撃が発生して、敵に大ダメージが与えられる
画面に奥行きはないので、敵とラインを合わせるという手間もない。その代わり、段差があるステージでは、上フリックと下フリックを使いこなして、足場を飛び移るテクニックが必要になる
バトル中は好きなタイミングでキャラクターを交代可能
バトルでは、最大で4人のキャラクターを使い分けることができる。
これらのキャラクターは、画面下のキャラクターアイコンをタップすると、どんなタイミングでもキャラクターを入れ替えることが可能だ。
コンボ中に交代すれば、こちらが有利な状況を引き継いで、そのまま別のキャラクターでコンボをたたき込める。ほかにも、ジャンプ中や敵にやられているときなど、基本的にはどんな状況でも交代ができる
30人の女の子は、それぞれが異なる武器と攻撃モーションで戦うため、細かな操作テクニックや攻略法はキャラクターによって変わってくる。
まずは、自分のお気に入りの女の子でうまく戦えるようにやり込んでみよう。
キャラクターアイコンを上フリックすると、カットインの後に強力なスキルが発動する。パーティー全員の体力を大きく回復するなどの効果もあり、使うタイミングがとても重要だ
パーティー全員で一斉攻撃できるアンサンブルモードが気持ちいい!
ステージの途中に落ちている光の玉を集めていくと、画面下にある「アンサンブルメーター」がたまっていく。
このメーターがMAXになると、最強の必殺技である「アンサンブルモード」が発動できる。
ステージの最後に出てくるボスまでに、できるだけ光の玉を集めてメーターをためておこう。また、敵にダメージを与えることでも、少しずつメーターは上昇していく
右下のボタンを押すと、パーティー全員のカットインとともに、アンサンブルモードが発動する
アンサンブルモードでは、一定時間パーティーの控えメンバーが全員バトルに参加して、一斉に攻撃をしてくれる。
さらに全員が無敵状態になるため、どんなに強いボスが相手でも怖いものなしだ。
ボスを囲んでフルボッコ状態! メインのキャラクターはプレイヤーが操作できるので、味方といっしょに連携コンボをたたき込もう
バトルが終わったら女の子と楽しい学園モード!
本作に登場する、中学1年生から高校3年生の30人の女の子には、それぞれに好感度があり、会話をしながら仲良くなることで、少しずつ主人公に心を開いてくれるようになる。
とにかく人数が多いので、どの女の子から仲良くなっていくか、非常に迷ってしまう。
筆者のお気に入りは、年齢の割に落ち着いた雰囲気のある、中学3年生の「伊藤萌」だ。最初はよそよそしい部員たちだが、プレイヤーの頑張り次第で、少しずつ反応が変わっていく
好感度を上げていくことで、知り合いから友だち、親友といった感じで仲良くなっていき、特別なイベントストーリーが開放されていく
『消滅都市』と『メモデフ』の面白いところを集めたようなタイトル
横スクロールのステージは、段差を移動しながら光の玉を取るということもあり、Wright Flyer Studioの人気タイトル『消滅都市』と似ているところがある。
片手で自由に動かせるキャラクターのアクションは、こちらも『ソードアート・オンライン メモリー・デフラグ』をさらに手軽にしたといったイメージだ。
本作にはスタミナがないので、いつでもどこでも、好きなだけプレイが可能になっている。
ステージを周回して、キャラクターを強化する育成要素もあるので、時間をかけてどんどんやり込んでみよう!
https://www.youtube.com/watch?v=yFlev7JSm3M
- 使用した端末機種:iPhone 5s
- OSのバージョン:iOS 10.2
- プレイ時間:約3時間
- 記事作成時のゲームのバージョン:1.1.0
- 課金総額:0円
(C) Wright Flyer Studios / (C)A-1 Pictures