スーパースターだけを集めたチームを結成
『FIFA 16 Ultimate Team』(以下、FIFA16)は、日本人選手の本田圭佑や香川真司はもちろん、メッシ、ジョルダン、アグエロなど、世界で活躍するスーパースターたちを自由に使って、理想なサッカーチームを作りあげる本格3Dサッカーゲームだ。
前作の『FIFA 15 Ultimate Team』(以下、FIFA15)よりも全体的にボリュームアップしており、現実に近いエキサイティングな瞬間を楽しめるようになっている。選手はゲーム内のコインを使い、ショップで「カードパック」を購入することで増えていくので、試合にもどんどん参加していこう。
『FIFA15』からどのように進化したのか
よりキレのあるスキル動作や選手たちのグラフィックなど、細かい調整が行われているため、簡単にプロ顔負けのプレイができるようになっている。中でもはっきりとわかるものをまとめてみたので、前作をプレイしている方はどのように変わっているのかを確かめてほしい。
-
アタッカーとディフェンダー間のバランスが均等に
守備の信頼性を高めているため、相手にボールをとられた場合でも、ディフェンダーをうまく機能させることによって、相手を止められるはず。また、新しくタックルシステムが導入されており、力強くボールを奪い返すことも可能に。
-
正確な位置にパスが出せるように
今作からチームメイトをピンポイントに狙い、鋭いパスを出すことができるように。これによって、相手選手にパスを回してしまうといったミスがかなり減るだろう。しかし、方向によっては相手側が先にボールをとってしまう危険性もあるため、試合の展開はしっかりと把握しておこう。
-
交代の需要度が上がっている
スプリントでのダッシュを1回でも使うと、試合の終盤でスタミナ切れを起こることが多くなっている。そのため、これまでのようにプレイしていると、選手のスピードが遅くなっていることに気づかないはず。安定した試合を続けたいのであれば、スタミナを消耗した選手は交代していこう。
臨場感を最大限に楽しめるタブレットでのプレイがおすすめ
さて、ここで端末ごとのプレイ感をお伝えしていこう。今回使用したのはiPhone6とNexus 9(タブレット)だ。まず、iPhone6でのプレイは何の問題もなく、充電ゲーブルに刺したままでも安心してプレイすることができた。いそがしい操作を必要としないため、通勤中やちょっとした待ち時間でも気軽に遊ぶことができるだろう。
しかし、筆者個人の感想としてはタブレットで遊ぶことを強くおすすめしたい。特にこういったスポーツゲームだと臨場感が伝わりやすいので、大きな画面で操作するほどまるで自分が選手になったかのように楽しめるはずだ。1つだけネックなのは、端末自体が大きいため、場所を選ぶ必要があることだろうか。
また、家庭用ゲーム機版との違いはどうなるのかは気になる。例えば、日本語には対応するのかどうかや、女性選手は登場するのかなどだ。ただ、スマホ版でもグラフィックはかなりクオリティが高く、操作感も悪くない。サッカーファンはもちろん、スポーツゲームファンの方にも一度はプレイしてみてほしい。
- 使用した端末機種:iPhone 6 / Nexus 9
- OSのバージョン:iOS 8.3 / Android 5.0.1
- プレイ時間:約3時間
- 記事作成時のゲームのバージョン:01.00.2
- 課金総額:0円
(c)2015 Electronic Arts Inc. All Rights Reserved.