アングリーバードキャラクターが大暴れ!戦略性もある爽快パズル
スリングショットで鳥を飛ばす爽快アクションで、世界的に大人気の『アングリーバード』シリーズ。
もともとパズル要素にアクションやRPGなどを混ぜたゲーム性のタイトルが多いシリーズではあるが、本作『アングリーバード ブラスト』は純然たるパズルゲーム。
アクション性はなくなっているものの、鳥たちが盤面狭しと躍動する楽しい雰囲気の作品に仕上がっている。
ブースターの生成がステージクリアのポイント
一度に同じ風船を多くマッチさせると、風船をたくさん消すことができる「ブースター」が生成される。
本作は、パズルを入れ替えて操作する方式ではないため、次に続けて消せるような配置を意図的に作ることがなかなか難しい。
そのため、遠くからでも風船を消せるブースターは、ステージクリアには欠かせないものとなっている。
生成できるブースター
- ロケット:風船5つを同時にマッチさせることで生成。縦または横1列の風船をすべて消すことができる
- 爆弾:風船7つを同時にマッチさせることで生成。爆弾の周囲8マスをすべて消すことができる
- レーザーガン:風船9つを同時にマッチさせることで生成。盤面上にあるレーザーガンと同じ色の風船すべてを消すことができる
好きなタイミングでブースターを使用することも可能
特定のブースターは、プレイヤーの任意で使用することが可能だ。
もう少しでクリアできそう! というときに使ってみよう。
利用できるブースター
- スリングショット:タップした風船1マスを消せる
- ツイスター:盤面の風船をシャッフルすることができる
- ロケット:設置した場所の縦列すべての風船を消すことができる
- レーザーガン:タップした風船と同じ色の風船をすべて消すことができる
ギミックによって考えるパズルを楽しめる
各ステージでは、多くのギミックがプレイヤーの行く手を阻む。
次にくる風船を予測して消さないと手数内でのクリアが難しくなるため、なかなか考えさせられるものとなっている。
ブロッカー(ガラス / 木 / 石)
お邪魔ブロック。周囲で風船を消すことで壊せる。
同じ色のブロッカーで形が異なることもあるが、見た目以外に違いはない。
種類によって強度が異なり、石に近づくほど周囲で消さなければならない風船の回数が増える。
- ガラス:青色のブロッカー。周囲で1回風船を消すことで壊せる
- 木:茶色のブロッカー。周囲で2回風船を消すことで壊せる
- 石:灰色のブロッカー。周囲で3回風船を消すことで壊せる
ピッグ
『アングリーバード』シリーズではおなじみの、緑の敵「ピッグ」。周囲で2回風船を消すことで倒せる(設定上は集める)。
ブロッカーなどに守られていることが多く、簡単には倒せないようになっている。先読みしながらパズルを動かしていこう。
バスケット
気球のような見た目のかご。UFOのような装置の真下まで移動させることで回収することができる。
ピッグ同様、ステージクリア条件になっていることが多い。
鳥たちの力を借りて連鎖を決めよう!
本作は、新たに補充された風船が自動でマッチしない。いわゆる落ちコンのようなものは存在しないのだ。
しかし、盤面上にいる特殊な鳥(風船)を利用することで、風船が次々と消えることもある。
ブースター同様、一度に多くの風船を消すポイントの1つとなっている。
「風船に捕らわれていない鳥」以外に、風船の中に「怒っている鳥」がいることもある。
彼らは逃がすことで、別の場所に風船に捕らわれていない鳥を生成してくれる。
この方法で生成された鳥は同じ色の風船に隣接していることもあるので、連鎖の可能性が上がる。怒っている鳥は優先的に消していこう。
ほかのプレイヤーと競い合う要素も
「デイリータスク」という機能を開放すると、その日、その週に獲得したピッグの数で報酬がもらえる。
この数によるランキングなども搭載されており、パズルゲームではあるが、競い合うという楽しみ方も可能になっている。
見た目に反して頭を使う奥深いゲーム性
『アングリーバード』のキャラクターが躍動し、一気に風船を消していくのが気持ちいい本作。
コミカルな見た目に反して、各ステージの手数の設定がなかなかシビアだ。
入れ替えずにマッチさせる形式のためか、盤面の端でマッチさせられないと、その状況を打開するのがなかなか難しい。
落ちコンなどもないため、次に何色の風船がくるかを先読みし、適切なタイミングで消すことの重要度がより増している。
いつもの『アングリーバード』とは一線を画す内容だが、これはこれで楽しめる本格的な一作だ。
- 使用した端末機種:iPhone 6s
- OSのバージョン:iOS 9.3.1
- プレイ時間:約2時間半
- 記事作成時のゲームのバージョン:1.2.3
- 課金総額:0円
(c) 2016 Rovio