【デッキタイプ解説1】COJポケット: OC珍獣デッキの使い方と対策

構築難易度が低いのに、強いデッキとして人気のOC(オーバークロック)珍獣デッキ。使い方を覚えれば安定した強さを発揮するこのデッキの構成や戦い方を解説していく。

サーチ珍獣でオーバークロックを繰り返す凶悪デッキ

OC珍獣デッキとは、「デビルウィンナー」「ブロックナイト」「カパエル」といったサーチ能力を持つ珍獣ユニットでOC時に効果を持ったユニットを手札に集めるデッキ。

サーチ珍獣は、1コストで召喚でき、同属性ユニットを手札に加えることができる見かけによらず優秀なユニットたち。OC珍獣デッキ以外のデッキでも採用できる

OCユニットとしては、

  • ブラッドハウンド
  • バク・ダルマン
  • 金色の狛犬
  • 見習い魔導士リーナ
  • KP

が候補となる。

ブラッドハウンドやバク・ダルマンによるダメージ除去、金色の狛犬の行動権消費、KPの全ユニットを手札に戻す効果で相手への攻撃を成立させるのが基本的な戦法だ。

OCユニットは珍獣でなくてもOK。これらのユニットも総じて低コストなため、速い展開で勝負を決めるのが使いこなすコツ

サンプルデッキと基本的な戦法

ユニット

  • ブラッドハウンド×3
  • バク・ダルマン×3
  • デビルウィンナー×3
  • 金色の狛犬×3
  • カパエル×3
  • 見習い魔導士リーナ×3
  • ハッパロイド×3
  • ブロックナイト×3
  • KP×3

トリガー

  • サプライズボックス×3
  • 何でも屋の陳列台×3
  • 学びの庭×3
  • 人の業×2

インターセプト

  • アーマーブレイク×2

OC珍獣のテンプレユニットに、サーチ用トリガーと進化対策の「人の業」を採用した構築。「人の業」を除けばPack 1のR以上のカードがないため、構築しやすいデッキだ。

1コストのサーチカードをどんどん出していき、OCユニットを手札でオーバーライドさせてレベル3まで育てていくだけで、ある程度は戦えるようになっている。

BPが高い敵ユニットは、「金色の狛犬」で行動権を消費して無力化するか、「ブラッドハウンド」や「バク・ダルマン」とインターセプト「アーマーブレイク」を組み合わせて除去する。

それでもフィールドのアドバンテージが取れない場合は、「KP」で状況をリセットして低コストユニットを投入していきライフを削っていこう。

このデッキをベースに、「ブレイブドラゴン」や「ノーブルドラゴン」などの進化ユニットを採用した赤緑デッキにしたり、トリガー・インターセプトをアレンジしてみるといいだろう。

相性のいいジョーカー

山札を引くことが重要な珍獣デッキでは、ジョーカーもドロー系が相性がいい。

低コストで素早く2枚ドローができる、鈴森まりねの「トリックフィンガー」が最もおすすめだ。

また、珍獣デッキはフィールドの入れ替わりが激しいため、ユニット強化系のジョーカーはまったくかみ合わないのでやめておこう。

OC珍獣デッキの対策

構築コストが低く、誰でも作れて強いデッキのため、かなりの割合でOC珍獣デッキとマッチングする機会が多い。ランキング上位者のデッキも、OC珍獣デッキをベースにしているものが多く見られる。

そのため、どんなデッキを組むにしろ、多少の珍獣デッキ対策は必須といってもいいだろう。

「弱肉強食」で1コスト珍獣を一掃

無属性のインターセプト「弱肉強食」は、コスト1以下のユニットをすべて破壊するカード。

OC珍獣は、主にコスト1のユニットで構成されるため、相手フィールドをがら空きにすることも可能だ。

バク・ダルマンなどのコスト1のOCユニットを出してきたタイミングで発動し、相手が体制を整える前に攻めに転じよう。

フィールドにいるだけでやっかいな「裁きのマーヤ」

デビルウィンナーなどのサーチ珍獣ユニットは、レベルアップしてもBPが1,000のままなことが特徴。

「裁きのマーヤ」は、フィールドにいる限り相手ユニットのBPを常に-1,000にすることができるため、相手はフィールドにユニットを維持しにくくなる。

難点は、Pack 1から入手できるSRカードのため、入手難易度が非常に高いこと。作成にも大量のRPが必要となる。

(C) SEGA