匂いの出るVRは世界も注目!
VAQSOは、今年の1月にできたばかりの会社。匂いの出るVRデバイス「VAQSO VR」を開発しているということで、世界中の注目を集めている企業である。
今回は、初の資金調達を行い、今後は一般向けにVAQSO VRを量産化していくことが発表された。
VAQSOは5月に開催された「Unite 2017 Tokyo」にも出展し、多くの人がVAQSO VRを体験にきたとのこと。
その中には、Oculus創業者であるパルマ・ラッキー氏の姿もあったそう。
これまでVAQSOは、川口氏の自費で開発を進めていたが、VAQSO VRの量産化に向けて、初の資金調達を行った。
そして、早稲田大学系のベンチャーキャピタルであるウエルインベストメントがこれに応じ、総額約60万ドル(6,400万円)の調達に成功。
今後はVAQSO VRの普及に向けて、さまざまな研究が行われていく予定だ。
AOI Pro.とのコラボで歩行装置と連動!
今回は、他企業とのコラボも発表され、映像プロダクションのAOI Pro.、『VRカノジョ』をリリースしているイリュージョンとコラボしていくことが明らかに。
AOI Pro.は「コンテンツ東京2017」にも出展し、VR連動型歩行装置を展示する予定とのこと。
会場では、その試作品を体験することができた。
VR連動型歩行装置をひと足先に体験!
ひととおりの発表を終えたところで、AOI Pro.のVR連動型歩行型コンテンツ『WONDERFUL WORLD VR Private Tour』の体験会へ。
コンテンツ東京2017に出展予定の装置を一式持ってきたかったが、会場内に入り切らなかったということで、今回は簡易版での体験となった。
内容は、南国風のリゾート地で彼女とのデートを楽しむというもので、彼女と手をつなぎながらデートコースを歩いていく。
道中、さまざまなシーンに切り替わり、それに合わせて匂いも発せられるという仕組みだ。
1プレイは5分ほどで、視界は全周囲を見渡すことができ、没入感は満点。また、彼女のシャンプーの匂いが発せられ、リアルな体験ができた。
歩いていくという内容のため、特に酔うといったこともなく、快適に体験できた。
コンテンツ東京2017では歩行に加えて、風や水しぶきも体験できるということで、こちらにも期待。
VAQSO VRの今後の展開に注目だ!
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