週刊少年ジャンプ オレコレクション!【ゲームレビュー】

あの「週刊少年ジャンプ」の作品が大集結したカードバトル『週刊少年ジャンプ オレコレクション!』が登場。同誌の創刊50周年記念タイトルとなっており、名作のキャラクターたちが白熱バトルを繰り広げる!

歴代ジャンプキャラクターが大集結!

1968年の創刊以来、さまざまな名作漫画を生み出してきた週刊誌「週刊少年ジャンプ」の、歴代キャラクターが一堂に会する――。

そんな夢のようなゲームが、この『週刊少年ジャンプ オレコレクション!』だ。

本作は、同誌の創刊50周年を記念したタイトルで、往年の名作や現在連載中の作品まで、幅広い漫画のキャラクターが参戦しており、世代にかかわらず楽しめるはずだ。

リリース時の参戦作品は下記のとおり。

参戦作品

  • ウイングマン(桂正和)
  • 男一匹ガキ大将(本宮ひろ志)
  • 究極!!変態仮面(あんど慶周)
  • 銀牙 -流れ星 銀-(高橋よしひろ)
  • 銀魂(空知英秋)
  • 黒子のバスケ(藤巻忠俊)
  • こちら葛飾区亀有公園前 派出所(秋本治)
  • 斉木楠雄のΨ難(麻生周一)
  • 地獄先生ぬ〜べ〜(原作:真倉翔/作画:岡野剛)
  • シティーハンター(北条司)
  • 食戟のソーマ(原作:附田祐斗/作画:佐伯俊)
  • ジョジョの奇妙な冒険(荒木飛呂彦)
  • 聖闘士星矢(車田正美)
  • セクシーコマンドー外伝 すごいよ!!マサルさん(うすた京介)
  • 珍遊記 −太郎とゆかいな仲間たち−(漫☆画太郎)
  • ど根性ガエル(吉沢やすみ)
  • DRAGON BALL(鳥山明)
  • To LOVE る-とらぶる-(漫画:矢吹健太朗/脚本:長谷見沙貴)
  • トリコ(島袋光年)
  • NARUTO -ナルト-(岸本斉史)
  • ニセコイ(古味直志)
  • NINKU −忍空−(桐山光侍)
  • ハイキュー!!(古舘春一)
  • ハイスクール!奇面組(新沢基栄)
  • BASTARD!!〜暗黒の破壊神〜(萩原一至)
  • HUNTER×HUNTER(冨樫義博)
  • 火ノ丸相撲(川田)
  • ブラッククローバー(田畠裕基)
  • BLEACH(久保帯人)
  • プレイボール(ちばあきお)
  • べるぜバブ(田村隆平)
  • 封神演義(藤崎竜)
  • BOY(梅澤春人)
  • 北斗の拳(原作:武論尊/漫画:原 哲夫)
  • 僕のヒーローアカデミア(堀越耕平)
  • めだかボックス(原作:西尾維新/作画:暁月あきら)
  • 幽☆遊☆白書(冨樫義博)
  • るろうに剣心−明治剣客浪漫譚−(和月伸宏)
  • ワールドトリガー(葦原大介)
  • ONE PIECE(尾田栄一郎)

そのほかの作品も今後、続々と参戦する予定とのこと。

お気に入りの作品が収録されていない人も、これからの展開に期待しよう!

ジャンプキャラクターで最強デッキを作成

「名シーン読み返しカードバトル」である本作は、ガシャなどで参戦作品のキャラクターを入手して、好みのデッキを作ることができる。

メイン3枚とサポート2枚からなるデッキで、RPGライクなバトルに挑戦するのが本作の大まかなゲーム性だ。

各カードには、ステータスやスキル・必殺技、属性など、多くの要素が存在。デッキのリーダーに設定するとリーダースキルが発揮される

バトルはターン制で、素早さの数値が高い順に自動的に攻撃を行い、必殺技やスキルはプレイヤーの好きなタイミングで発動することが可能だ。

ただし、必殺技やスキルごとに設定された待ち時間が経過しなければ発動することができない。

発動できるかどうかは、バトル画面のカードアイコン下に表示されるゲージで確認できるのだが、いずれかを発動した際に、そのカードのほかの必殺技やスキルのゲージが少しだけ減少してしまう。

前述のとおり、通常攻撃は自動的に行ってくれるので、戦況に応じて発動するものを選ぶという戦略的な一面もあるといった感触だ。

バトル画面はこちら。両端のサポートカードは敵からの攻撃を受けにくいが、攻撃力が下がり必殺技とスキルのゲージがたまりにくい

必殺技の発動時は、興奮必至のカットイン演出が! アニメーションというよりは、漫画がそのまま動いている感じで、ほかのゲームではあまり見られないビジュアルとなっている

クエストで出現する敵キャラクターも、もちろんジャンプ作品に登場したキャラクター。

ほかにも、ホーム画面ではデッキにセットしたキャラクターがジャンプの表紙風に表示されるなど、ファンが楽しめる要素が随所に盛り込まれているのが確認できた。

筆者が作った表紙がこちら。好きなキャラクターでオリジナルの表紙を作ってみるのも面白いだろう

思い出の名シーンをコレクション!

クエストをクリアしていくと、各作品の名シーンを抜き出したシーンカードが入手できるのだが、これを集めて自分だけの『オレジャンプ』を作って最高の編集者を目指すことが、プレイヤーの目的の1つだ。

シーンカードは、決められたセットをすべて入手すると報酬がもらえたり、キャラクターカードにセットして能力を強化するという実用的な要素でもある。

熱心なジャンプ読者なら、読んだことがある作品のシーンを手に入れたとき、「こんなシーンあったな」という感覚を味わうことになるだろう。

シーンカードも各作品のものを多数収録。キャラクターカードと同作品のシーンカードをセットすると、ステータスUP効果がアップするなど、こだわるほど強くなれるシステムだ

シーンカードはクエストクリアのほか、シーンカードメーカーで生成することも可能。名シーンをたくさん集めることが、優秀な編集者への道のりとなる

キャラクターカードの強化要素はほかにもあり、クエストクリアや余ったカードの合成によるレベルアップ、レアリティー(星)がアップする進化、最大レベルが上昇する限界突破など、豊富に用意されている。

どのキャラクターカードでも、最大レアリティーの星5まで強化することができるので、まずはお気に入りのキャラクターを育ててデッキを組むのが楽しむコツだ。

ゲームならではのコンテンツも充実

本作には通常のクエスト以外にも、育成用のアイテムが手に入るスペシャルクエスト、各階層で報酬がもらえるタワー型コンテンツなどがあり、スマホゲームの主流なコンテンツをジャンプ風に味付けしたような感想を覚える。

さらに、ほかのプレイヤーとバトルするPvPコンテンツ「バトルアリーナ」も搭載。

リリース日(2017年7月6日)の時点では準備中のためプレイできなかったが、ほかのプレイヤーがどんなデッキで戦うのかも楽しみなところだ。

バトルアリーナ以外にも、「シーンカード強化」や「ジャンプ覚醒」といった育成要素が近日実装されるそうなので、本作の魅力はまだまだこれから!

ちなみに、連載中の作品も含め、これまでジャンプに連載されていた作品は600以上もあるそうで、好きな作品が参戦していないという人も多いことだろう。

50周年という歴史を飾るゲーム作品なだけに、さらなる展開に期待できるはず。コンテンツの拡充がもちろん、参戦作品の追加が待ちきれない!

  • 使用した端末機種:ZenFone 3
  • OSのバージョン:Android 7.0
  • プレイ時間:約3時間
  • 記事作成時のゲームのバージョン:1.0.0
  • 課金総額:0円

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