スマホで極限まで再現されたアクションを見よ!
『ストリートファイターIV』(以下、ストIV)シリーズは、アーケードでリリースされ、さまざまなハードに移植された大人気の対戦格闘ゲーム。
スマホではこれまでに、iOSで『ストリートファイターIV』と『ストリートファイターIV VOLT』がリリースされている。
今回は、さらなる進化を遂げて、新たに『ストリートファイターIVチャンピオンエディション』として登場!
多彩な技をスマホの制約の中で極限まで再現した、カプコン渾身のタイトルだ。
スマホでもしっかり『ストIV』ができる!
格闘ゲームのスマホ版となると、誰もが気になってしまうのがその操作性。
本作では、4つのボタンとゲージのタップを使うことで、アーケード版での操作感を限界まで再現している。
アーケード版では、パンチとキックに弱、中、強の3段階があり、全部で6つのボタンを使って操作していたが、本作ではパンチとキックが1つずつしかない。
しかし、バーチャルパッドの方向入力を組み合わせることで、かなりの数の技が出せるように工夫されているのだ。
必殺技は、アーケードと同様に、バーチャルパッドのコマンド入力+ボタンで発動可能。
ただし「カンタン必殺技」をONにしておけば、必殺技ボタンですぐに必殺技が出せるので、コマンド入力が苦手な人も安心だ。
また、『ストリートファイターIV VOLT』では未対応だったMFiコントローラーに、ついに対応。
コントローラーを持っているなら、快適なプレイができるのでぜひ使ってみよう。
EXセービングを絡めた、いわゆる「セビ滅」コンボも、コントローラーならだいぶやりやすい。
多彩なモードで腕を磨こう!
シリーズの醍醐味である対戦も、もちろん可能。Wi-Fiを使ったオンライン対戦に対応している。
試合結果によってBP(バトルポイント)が変動していくランクマッチと、ポイントを気にせず戦えるフリーマッチがプレイできる。
対戦では、称号やアイコンの購入に使える「ファイトコイン」を入手可能だ。
また、対戦以外にもモードが充実していて、
- ソロプレイ
・CPU戦相手に素早くクリアを目指す「アーケード」
・CPUの敵キャラクターを何体倒せるかに挑戦する「エンドレス」
・キャラクターごとのコンボに挑戦する「チャレンジ」
・好きなだけ練習ができる「トレーニング」 - ショップ
「称号」「アイコン」の購入が可能 - その他
ボタンコンフィグや「プレイヤーカード」の設定が可能
といったモードがプレイできる。ひとまず、トレーニングでプレイ感覚をつかんでみるといいだろう。
アーケード
CPUが操作する敵キャラクターを倒していき、どれだけ早くクリアできるかにチャレンジするモード。
先に進むほどCPUは反応がよくなり、手強くなっていく。
最後にはシリーズ恒例のボス「ベガ」が待ち受けているが、ベガまでラウンドを落とさずに倒すことができれば、隠しボスとして「豪鬼」が出現!
エンドレス
限られた体力の中で、何人の敵を倒せるかに挑戦する。
受けたダメージが一定量しか回復しないので、あまりダメージを受けずに進むのがコツだ。
ダウンさせる技でコンボを締めて、起き上がりをひたすら攻めていくのがいいだろう。
チャレンジ
キャラクターごとに設定された、課題のコンボに挑戦していくモード。
各キャラクターの狙っていくべき基礎コンボが覚えられるので、知らないキャラクターを使うのであればまずチャレンジをプレイしてみよう。
最初は簡単な課題だが、先に進むとアーケードの熟練プレイヤーでも苦戦するような内容も……!
トレーニング
制限時間や課題などはなしに、好きなだけ自分のやりたい練習ができるモード。
ゲージを無限にしたり、相手のガードの有無を設定したりできるので、さまざまな状況でのトレーニングができる。
アーケード版でできたコンボに挑戦してみるのも一興だ。
ショップ
称号やアイコンなどを購入できる。家庭用では、特定の条件を満たすと自動的に入手できたが、今回はファイトコインで購入する。
ファイトコインは対戦で手に入るので、どんどん対戦してコレクションを増やしていこう。
スマホでの再現度にオドロキ!
さまざまなキャラクターを触ってみたが、ほぼアーケード版そのままに動くことができ、その再現度に驚かされた。
のけぞり時間などが調整されていて、アーケード版ではできなかったコンボができるようだったので、そちらの研究を始めてしまったほどである。
しかし、ここまで再現度が高いと、逆にアーケードスティックでプレイしたくなってしまった。なんとも本末転倒ではあるが……。
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