シーズン情報
公式データ
久々のバランス調整で急増した「ディズィー」に注目!
HS以外の使い勝手もよくなった「ルチアーノ」
メンテナンス大幅延期によりイレギュラーなシーズンに
9月シーズンのテーマは「双挽 乃保」!
テーマとなるのは2018年2月以来で、8月シーズンのジャンヌに引き続き、2回目のシーズンだ。
今シーズンは、9月12日(木)開催予定だったが、直前のメンテナンスが数日間長引いたため、9月17日(火)の開催になり、シーズン終了日も1日伸びて9月23日(月・祝)までとなった。
通常シーズンと違う点
- シーズン開催期間が、11日間から7日間に短縮
- ブラックチップが全日程で出現
- 全日程で全ステージ登場(ステージローテーションなし)
- コスチュームミッションは3日間で達成
- ブラックチップミッションは12勝ごとに達成(最大チップ3枚入手可能)
ランキング報酬限定カード
2019年9月シーズンの限定カードは、「【ちゃぷちゃぷ女子高生】双挽乃保」。
乃保の代名詞「ギャリギャリ」とは大きく変わり、少し色っぽさも感じられるイラストだ。
しかし、その色っぽさに反して、スキルは【斬】【斬】、つまり「ギャリギャリ」である。
スキル | アタシと一緒ニ 双挽チェーンソウデ ギャリギャリ愉シんじゃお? |
||
クールダウン | 222秒 | 発動時間 | 長 |
スキル効果は、乃保のチェーンソウにセグウェイのごとく乗って、まっすぐ進んでいくというもの。発動中は、攻撃力が0になる。
直進し続けて、壁や障害物にぶつかると天高く舞い上がり、乃保のチェーンソウ爆発のごとくチェーンソウが爆発して自滅してしまう。
実は、チェーンソウに乗っている間も、カードやヒーローアクション(HA)、ヒーロースキル(HS)が使える。
それらを使用している間も、チェーンソウは進み続ける。
いろんなヒーローのHAやHSを使ってみると、面白い発見があるかもしれないので、自分自身で試してみよう!
ランキング報酬アイコン
今回のランキング報酬アイコンは、乃保の愛用チェーンソウがモチーフとなっている。
ちなみに、2018年2月に開催された1回目の乃保シーズンも、チェーンソウがモチーフだったが、ヒーロースキルの演出の一部が背景になっているという違いがある。
シーズン限定コスチューム
今回のシーズン限定コスチュームは、色違いならぬ動物違いの「もふもまふみふまくま【ねこ】」。
【ねこ】ではないと思うかもしれないが、「もふもまふみふま【くまねこ】」……つまり、くまねこ=熊猫でパンダということになる。
シーズンボーダー
開発チームの協力のもと、今回のシーズンのボーダーを大公開!
どれくらいバトルポイントを稼げばアイコンやカードを獲得できるかなど、次シーズンの目標を決める際の参考にしていただきたい。
順位 | BP | 前回比較 | ボーダー |
---|---|---|---|
10位 | 5,377 【S7】377 |
↓361 | 金アイコン |
100位 | 4,817 【S6】317 |
↓323 | – |
500位 | 4,605 【S6】105 |
↓292 | 銀アイコン |
1,000位 | 4,297 【S5】297 |
↓255 | TEPPEN応募資格 |
5,000位 | 4,065 【S5】65 |
↓194 | 銅アイコン |
20,000位 | 3,572 【S4】72 |
↓177 | 限定カード獲得 |
80,000位 | 2,708 【S2】208 |
↓292 | 限定チップ獲得 |
前回シーズンよりも大幅にボーダーが下がっているが、これには前回シーズンより開催期間が4日間も短かったことが影響していると思われる。
9月シーズン ヒーロー使用率ランキング【S5~S9】
順位 | ヒーロー名 | 前回比較 | |
---|---|---|---|
1 | Voidoll | – | |
2 | 忠臣 | ↑1 | |
3 | サーティーン | ↓1 | |
4 | ルチアーノ | ↑2 | |
5 | ディズィー | ↑27 | |
6 | アクア | ↓1 | |
7 | テスラ | – | |
8 | 乃保 | ↑10 | |
9 | コクリコ | ↑4 | |
10 | グスタフ | ↑14 |
トップ10から脱落したヒーロー
ヒーロー名 | 今回順位 | 前回順位 | |
---|---|---|---|
猫宮ひなた | 11位 | 4位 | |
まとい | 14位 | 10位 | |
ジャンヌ | 32位 | 9位 | |
アダム | 12位 | 10位 |
使用率ランキング不動の1位は、Voidoll。
8月末にバランス調整の入ったディズィーは、前回の32位から大幅に順位を上げて5位にランクイン。
バランス調整はなかったものの、グスタフが急上昇して10位に入っている。
しかし、前回シーズンのテーマだったジャンヌが、9位から32位へと大転落。その代わり、今シーズンのテーマである乃保が、トップ10入りを果たしている。
シーズンのテーマとなったヒーローは、使用率が大きく上がる傾向にあるようだ。
9月シーズン ヒーロー勝率ランキング【S5~S9】
順位 | ヒーロー名 | 前回比較 | |
---|---|---|---|
1 | イスタカ | ↑2 | |
2 | 乃保 | ↓1 | |
3 | ディズィー | ↑13 | |
4 | ザック&レイ | ↑17 | |
5 | グスタフ | ↓1 | |
6 | ヴィオレッタ | ↑9 | |
7 | マリア | ↑2 | |
8 | デルミン | ↓6 | |
9 | ミク | ↓4 | |
10 | ジャンヌ | ↑16 |
トップ10から脱落したヒーロー
ヒーロー名 | 今回順位 | 前回順位 | |
---|---|---|---|
モノクマ | 33位 | 7位 | |
アタリ | 14位 | 8位 | |
サーティーン | 16位 | 8位 | |
コクリコ | 12位 | 10位 |
勝率ランキングは、2ヶ月連続1位だった乃保を抜いて、イスタカがトップに躍り出た。
そして、気になるのはザック&レイチェル。バランス調整対象外にも関わらず、前回の21位から大きく順位を上げて、4位にランクイン。ディズィーやルチアーノなどの使用率が高いガンナーと相性がいいことが要因だろうか。
タンクでは、明暗が大きく分かれた。前回7位だったモノクマが、32位へと大幅にランクダウン。その代わりに、ジャンヌが前回26位から10位へと、ランクアップしている。
ここで最も注目すべきは、使用率でも5位だったディズィーが、勝率でも3位に入っているということだ。現環境で強いヒーローだということがよくわかる。
今回は、バランス調整により急増している「ディズィー」、同タイミングで大きくバランス調整が入った「ルチアーノ」について、カード使用率ランキングを見ながら、よく使われているデッキやバランス調整後の使用感などを紹介していく。
久々のバランス調整で急増したディズィーに注目!
ディズィーのおすすめデッキ・立ち回り |
今シーズン使用率 (S5~S9) |
今シーズン勝率 (S5~S9) |
---|---|
5位/41人 | 3位/41人 |
『#コンパス』にとって初めてのコラボ『ギルティギア』のヒーローとして登場した「ディズィー」。
8月末のバランス調整により、他のガンナーよりも控えめだった通常攻撃のパワーが、手数を増やして隙を減らすことで改善され、相手に通常攻撃でプレッシャーを与えやすくなった。
そんなディズィーのカード使用率ランキングを見てみよう。
【9月シーズン】ディズィーのカード使用率ランキング(S5~S9)
順位 | カード名 |
---|---|
1位 |
全天首都防壁 Hum-Sphere LLIK |
2位 |
魂を司る聖天使 ガブリエル |
3位 |
楽団姫 ディーバ |
4位 |
機航師弾 フルーク・ツォイク |
5位 |
ミナ&ルナ&レナのバーゲンセール戦争 |
6位 |
反導砲 カノーネ・ファイエル |
7位 |
オールレンジアタック |
8位 |
ギアメーカー |
9位 |
-蒼王宮- 恩寵天使 ソーン=ユーリエフ |
10位 |
ぶじゅつかの超速加速 |
1位は、ガンナーのお供「全天首都防壁 Hum-Sphere LLIK」。
攻撃カードで最も使われていたのは、4位の「機航師弾 フルーク・ツォイク」だった。通常攻撃の強いガンナーは、属性を3種類デッキに入れて、相手の弱点を常に突いて攻撃することが重要。ディズィーにとって、貴重な火属性枠として人気が高いようだ。
また、スプリンターを除けばトップの移動速度の速さを利用して、「-蒼王宮- 恩寵天使 ソーン=ユーリエフ」や「ぶじゅつかの超速加速」でさらに移動速度を上げて、相手から逃げやすくしたり、すぐに攻めに転じたりと器用な立ち回りもできる。
これらの使用率から考えられる、現環境のディズィーの主流デッキは、以下の通り。
現環境のディズィーの主流デッキ
- 機航師弾 フルーク・ツォイク
- 楽団姫 ディーバ
- 全天首都防壁 Hum-Sphere LLIK
- 魂を司る聖天使 ガブリエル
耐久力がガンナーのなかで最も低いディズィーは、その耐久力を補うために、ほとんどのプレイヤーが、ダメージを100%カットできるダメージカットカード(ダメカ)を2枚採用。
いずれか1枚だけでは、耐久しきれない場合が多いことが理由と考えられる。
ディーバの代わりに、使用率ランキング5位に入っている「ミナ&ルナ&レナのバーゲンセール戦争」を入れても構わない。
バーゲンは、カウンターカードで、ダメカでは防げないものを防いでくれる優秀なカードだ。
カウンターだけの利点
- 体力の低いディズィーの天敵である貫通攻撃を無効化
- スキルゲージがたまりづらいディズィーに刺さるスキルゲージ吸収を無効化
- ダメカ中のガードブレイクを無効化
だが、ディーバには、バーゲンと比べてクールタイムも短く、カードのステータスも全体的に高いというメリットがあるので、甲乙つけがたい。
ディーバとバーゲンのステータス比較(レベル40時)
カード名 | 攻撃 | 防御 | 体力 | |
---|---|---|---|---|
楽団姫 ディーバ | 206 | 69 | 1,717 | |
ミナ&ルナ&レナのバーゲンセール戦争 | 197 | 66 | 1,642 |
好みや環境を見ながら、ディーバかバーゲンかを選んでいこう。
今回は、8月末のバランス調整後に、ディズィーを使ってみて、使いやすくなったと思った点をいくつか紹介していく。
引き撃ちがしやすくなった
通常攻撃のモーションが早くなったり、通常攻撃のキャンセル後の隙が減ったりと、通常攻撃に関するバランス調整を受けたディズィー。
相手により多くのダメージを与えやすくなったのはもちろんのこと、相手から逃げながら通常攻撃をする「引き撃ち」もしやすくなった。
「引き撃ち」とは? |
引き撃ちはアタッカーに対して有効で、特に基本的に遠距離攻撃手段をもたない、乃保や忠臣、アダムに対して使えるテクニックだ。
ただし、移動速度が速すぎるスプリンターや、射程の長いガンナーに対しては、無意味なので引き撃ちをしないようにしよう。
特に、耐久の低さから、他のガンナーとの撃ち合いに弱いので、相手のガンナーに攻撃するときは、自分がダメカを使っているときか、相手のガンナーが他の味方へ攻撃しているときなど、こちらに攻撃していないときに通常攻撃するのが無難だ。
エリアを広げやすくなった
通常攻撃だけでなく、ヒーローアクションのエリア拡大速度もアップしており、ちょっとした隙にHAを使ってエリアを広げるだけでも、恩恵を受けやすくなった。
HAを使うタイミングは大きく分けて2つある。
まずは、開幕でポータルキーを取得した直後だ。
このとき、めいいっぱい拡大するのではなく、相手の裏取りを少しでも遅らせるために、ある程度拡大してから、前線へのサポートへ向かうようにしたい。
もう1つのタイミングは、味方がポータルキーを取得した直後だ。
自身が裏取りを決めた後にHAでエリアを広げるのはもちろんのことだが、味方が取得したポータルキーへ駆け寄って、HAを使うことで素早くエリアを広げ、簡単にはポータルキーを取り返されないようにできる。
HS以外の使い勝手もよくなったルチアーノ
ルチアーノのおすすめデッキ・立ち回り |
今シーズン使用率 (S5~S9) |
今シーズン勝率 (S5~S9) |
---|---|
4位/41人 | 18位/41人 |
HSの強さは、言わずと知られていることだが、通常攻撃やHAといったHS以外の強化が、8月末に実施された。
移動速度が遅く、ガンナーでも射程が短かったルチアーノだが、バランス調整で機動力がアップして、ルチアーノはHSだけではないと思えるヒーローとなっている。
そんなルチアーノのカード使用率ランキングは、どうなっているだろうか。
【9月シーズン】ルチアーノのカード使用率ランキング(S5~S9)
順位 | カード名 |
---|---|
1位 |
全天首都防壁 Hum-Sphere LLIK |
2位 |
迅雷の科学者 アバカン |
3位 |
楽団姫 ディーバ |
4位 |
魂を司る聖天使 ガブリエル |
5位 |
おかあさん だーいすき |
6位 |
ミナ&ルナ&レナのバーゲンセール戦争 |
7位 |
紅薔薇の暗殺術 クルエルダー |
8位 |
反導砲 カノーネ・ファイエル |
9位 |
帝皇機神 ケーニヒ・イェーガー |
10位 |
チーちゃんのウワキオシオキ狙撃 |
ルチアーノのアビリティが、遠距離攻撃カードの威力を上げ、クールタイムを短縮するもののためか、遠距離攻撃カードが3枚もランクインしている。
なかでも人気が高いのは、遠くの相手をスタンにさせる「迅雷の科学者 アバカン」。
アバカンで相手をスタンさせてから、通常攻撃でキルをしたり、大事な局面ならHSを使ったりと、序盤から終盤まで幅広く使えるカードだ。
これらの使用率から考えられる、現環境のルチアーノの主流デッキは、以下の通り。
現環境のルチアーノの主流デッキ
- 迅雷の科学者 アバカン
- 楽団姫 ディーバ
- 全天首都防壁 Hum-Sphere LLIK
- 魂を司る聖天使 ガブリエル
カード使用率トップ4で組んだデッキ。
このデッキのルチアーノでバトルをしてみたが、他のガンナーと比べて全天が使いづらく感じた。
全天は、発動時間「短」のため、カードを切ってから実際に展開されるまで少々時間がかかる。
ルチアーノは、ガンナーのなかでも射程が短いので、通常攻撃直後に全天を使えば、展開中に相手に詰められガードブレイクで倒されやすいのだ。
逆に攻める前に全天を使い、相手に近づこうとしても、移動速度の遅さから逃げられやすいので、意味を成さないことが多い。
以上のことから、個人的におすすめしたいデッキ構成がこちら。
全天不採用デッキ
- 迅雷の科学者 アバカン
- ミナ&ルナ&レナのバーゲンセール戦争
- 楽団姫 ディーバ
- 魂を司る聖天使 ガブリエル
ディーバもバーゲンも発動時間「無」なので、近づかれそうになったときに展開しても、相手の攻撃を受ける前に逃げられやすい。
また、発動時間「短」であるアバカンとガブリエルの連切りの起点にできるので、とても相性がいい。
ディズィーに引き続き、8月末のバランス調整後に、ルチアーノを使ってみて、調整以前と比べて使いやすくなったと思った点をいくつか紹介していく。
バックショット後の追撃がしやすい
8月末のバランス調整によって、ルチアーノのHA(バックショット)後の隙が減ったため、バックショットで攻撃を避けた後の反撃がすぐにできるようになった。
また、バックショットで距離をとってから、回復カードやダメカを使う隙もでき、自衛も楽になった。
通常攻撃のダメージ効率がアップ
通常攻撃の連続攻撃補正や攻撃モーションが上方修正された影響で、通常攻撃のダメージ量や攻撃速度が上がり、短時間で多くのダメージが入りやすく感じた。
射程がガンナーのなかでも短い代わりに、その射程に収まれば相手はひとたまりもない。
ただ、短射程なだけでなく、移動速度も遅いので、通常攻撃中に相手に近づかれやすいという欠点がある。
バックショットを使えば、すぐさま相手と距離をとることができるので、ずっと通常攻撃し続けるのではなく、相手が近づいてきそうだと思ったら、バックショットを使ってやり過ごすようにしよう。
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