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ゼロから始めるゲーム動画【編集編3】:Premiere Proレガシータイトルの使い方【Appliv Games編集部ブログ】

「ゼロから始めるゲーム動画」第9回(編集編3)は、「Premiere Pro」で多彩なテロップを作成できるレガシータイトルの使い方を紹介していきます。

見やすいテロップにするための基本

編集編第3回からは、Premiere Pro(以下、プレミアプロ)におけるテロップに関連した基本テクニックに入ります。

まずは、テロップを装飾するために使う、レガシータイトル機能についての紹介です!

そもそもレガシータイトルって?

レガシータイトルはプレミアプロの基本機能のひとつで、おしゃれなテロップや図形などを簡単に作ることができます。

自分で作った文字のスタイルをテンプレートに登録して、いつでもワンクリックで呼び出すことができるなど、使い勝手も◯。

よく使うようなテロップは、この機能を使って流用していくと、編集時間の短縮につながります。

▲PCのメニューから「ファイル」⇒「新規」⇒「レガシータイトル」を選択

▲レガシーの編集画面。右側のメニューでテキストの設定を色々いじれるほか、たくさんあるテンプレートの中から好きなものを選ぶこともできます

レガシータイトルは、ウィンドウを閉じるとライブラリに保存されます。作成したあとは、他の素材ファイルと同じように編集バーにドロップして使いましょう。

▲ライブラリからレガシータイトルを配置すれば、テロップ挿入が完了。ライブラリのファイルや編集バーをダブルクリックすると、レガシータイトルを再編集できます

テンプレートの登録方法

レガシータイトルで編集した文字のフォントや枠線などの設定は、スタイルに登録しておくと、テンプレートとしていつでも使えるようになります。

頑張って作った文字は、忘れずに登録してきましょう。

▲テンプレートの上にある「≡」から新規スタイルを選ぶと、テンプレートに登録できます

テンプレートに登録すると一番下に追加されて、次回以降はそこから選択できるようになります。

「あa」を長押ししながらドラッグすると移動もできるので、よく使うものはテンプレの上の方に移動させておきましょう。

また、使わないテンプレートは、右クリックから削除しておくのもおすすめです。

▲「optionキー」を押しながらテンプレートを選択すると、フォントを変えずにテンプレートの設定だけを読み込めます

レガシータイトルをコピペするときの注意点

レガシータイトルを「コントロールC→V」でコピペすると、編集したときにコピー元のテキストも一緒に編集されてしまうので注意してください!

▲よく使うコピペ方法を使って、編集バー上でレガシータイトルをコピペしてみます

▲2つのレガシータイトルは同じファイル扱いになっているため、編集したものがコピー元にも反映されてしまいます

レガシータイトルをコピペして色んなところで使いたいときは、「optionキー」を押しながら、編集バーをドラッグします。

▲シーケンスに配置したレガシータイトルを選んで、「optionキー」を押しながらドラッグすると、レガシータイトルの設定を引き継いだものを新規でコピーできます

この方法でコピーすれば、テキストの配置などもすべて流用できるので、同じ位置にテキストを出したいときにおすすめです。

最初はテキストテロップだけでもOK

非常に便利なレガシータイトルですが、これを使わないとおしゃれテロップを作れないわけでもありません。

普通にテキストを入れる「テキストテロップ」は、編集と量産が手軽にできるというメリットもあるので、まずはテキストテロップを使いこなすのもおすすめ。

レガシータイトルでしかできないこともあるので、そのときにレガシー出動の流れがいいと思います。

▲これくらいならテキストテロップのほうが早くできるかも!

ちなみに、レガシータイトルでしかできないことの代表格が「文字のグラデーション」です。

グラデーションは人によっては使う機会も多いと思うので、その場合はレガシータイトルをしっかりと使えるようになっておきましょう。

テキストの枠線を二重にする方法

いわゆる二重縁取りというテクニックです。テキストの外側を別の色で縁取ることで、視認性をあげ、ちょっとおしゃれなテロップにすることができます。

YouTubeにあがっている動画をよく見てみましょう。おそらくほとんどの人が使っていると思います。

テキストの縁取りは、レガシータイトルとテキストテロップどちらでもできるので、やりやすいほうでやりましょう。

【レガシータイトルを使った枠線の引き方】

  1. テキストを選択して、右の編集メニューで「ストローク」を追加
  2. ストロークの種類は「エッジ」にする(初期状態のままでOK)
  3. カラーで枠線の色を選択、サイズで線の太さを変更する

▲ストローク(内側)を選ぶと文字の内側に、ストローク(外側)を選ぶと文字の外側に枠線ができます

【テキストテロップを使った枠線の引き方】

  1. テキストを選択して、エフェクトコントロールの「テキスト」の項目にある「>」をクリック(編集メニューが開く)
  2. アピアランスの「ストローク」にチェックを入れる
  3. カラーで枠線の色を選択、右の数字で線の太さを変更する

▲テキストクリップを選択後、エフェクトコントロールのテキスト編集項目を開いて、ストロークにチェックを入れる

どちらの方法でも、ストロークの数を増やした分だけ、文字の周りの枠線の数が増えていきます。

細いフォントだと枠線がやや入れにくい(枠線の方が太くなるため)ので、太めのフォントでやるのがポイント。

無料でダウンロードできるフォントだと「キルゴ系」や「けいふぉんと」なんかは、デフォルトで文字が太いのでやりやすいです。

テキストの内側をグラデーションさせる方法

テキストをよりリッチに見せたいなら、文字のグラデーションがおすすめ。

グラデーションは、レガシータイトルを使うと入れることができます。テキストテロップにはグラデーション機能はありません。

また、パワーポイントのようにグラデーションの色をどんどん追加することはできず、基本的には2色または4色しか使えないので注意してください。

【グラデーションの入れ方】

  1. テキストを選択して、右の編集メニューで「塗り」を「線形グラデーション」などに変更
  2. カラーの項目にあるバーで色やグラデーションの位置を調整

グラデーションの種類はいくつかありますが、基本的には線形グラデーションを使うことがほとんどかと思います。

▲グラデーションの色は、左側が上の色に、右側が下の色になります

角度の項目でグラデーションの向きを変更できますが、1文字ごとにグラデーションが反映されてしまうので、基本的には0°のままにするのが一番見栄えがいいです。

また、「繰り返し」の数値を「1.0」にすると、真ん中と上下で3分割されて、3色のグラデーションっぽくできます。結構便利なので覚えておきましょう。

▲一例。「繰り返し=1.0」にしてみると、上が白くなります。そのままだとグラデーションの位置が少しずれているので、バーのところで色の位置を調整するとより綺麗に3分割できます

今回はここまで。次回はテロップの出し方について紹介しようと思います。次もよろしくです!