【コード:ドラゴンブラッド】xGateとの戦い 謀略編

『困りきった敵をそれ以上追い詰めるな。人は困りきると、かえって必死の勢いで攻め返すものだ。』 ー孫子

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■前回までのあらすじ

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【コード:ドラゴンブラッド】xGateとの戦い 謀略編

木曜のサークル戦での相手が2回目のxGate戦と判明。

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【コード:ドラゴンブラッド】xGateとの戦い 謀略編

突如やってきて難癖をつけるxGate最強戦士、ぺい様。

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【コード:ドラゴンブラッド】xGateとの戦い 謀略編

巧みな情報戦術を駆使して追い討ちをかけられ、

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【コード:ドラゴンブラッド】xGateとの戦い 謀略編

拡散されて我だけでなくVVIPにすら迷惑がかかりそうな状況で絶望の中、

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【コード:ドラゴンブラッド】xGateとの戦い 謀略編

悟りの境地に入るケンラウヘルであった。

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■ペイ様の不参加

生放送で突如絡まれた挙句に情報戦を巧みに使うこの周到さ。

ぺい様の戦闘力は既に余裕で70万オーバー。

対して我の戦闘力は12万。

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デコピンどころか鼻息一つで分子分解するレベルのこの差。

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さらに情報戦によって泣きっ面に鉢。

いや。

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【コード:ドラゴンブラッド】xGateとの戦い 謀略編

泣きっ面に大陸間弾道ミサイル感は否めない。

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さらにこんなことをしながらプラスでコメントが来る。

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【コード:ドラゴンブラッド】xGateとの戦い 謀略編

火種だけ用意して参加しないことが判明。

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愉快犯とも思しきこの行動、だがしかし、情報戦はこちらも同じ。

VVIPのメンバーにはぺい様が参戦しないということだけ伝えておくことにした。

これで少しは憂が過ぎたというものだ。

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■サークル戦開始

【コード:ドラゴンブラッド】xGateとの戦い 謀略編

我のポジションはいつもの通り自軍防衛の拠点長だ。

拠点長になる理由としては何度も何度も言っているがVCができるからに他ならない。

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ここであえて苦言を呈したいと思う。

VCは非常に重要な戦術・戦略の礎となっているのは誰か見ても明らか。

もしVCありのチームとVCなしのチームが戦った場合、(ゲームに対する知識レベルが同じで運用が問題なくいけば)十中八九前者が勝利すると断言できる。

だがしかし、ゲームとしてVCがあるから他はいいのだろうか?

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断じて良くないということを伝えたい。

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VCでの伝達はマクロ的な、つまり大枠での情報共有には有用だろう。

だがそれは大味に過ぎない。

声が出せない者はチャットを利用して少しでも情報共有しようとしているが、正直チャットを見る隙が戦闘中にはない。

さらにはチャットではすぐに流れてしまう故、コミュニケーションや情報共有、指示には向いていない。

それに引き換え、MOBA(マルチ・オンライン・バトル・アリーナ)やFPSなどのゲームでは、アクションの操作性を阻害することなくコミュニケーションが図れる。

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妄想ではあるが、ざっくりとしたイメージを伝えるとだ。

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【コード:ドラゴンブラッド】xGateとの戦い 謀略編

具体的にはワンタップで定型文が出せるようにしたり、アイコンチャットのような、ワンタップ&スワイプで「前進しよう」「後退しよう」「敵注意」などがキャラの頭の上にアイコンとして出るようなシステムがある。

これがあるだけでよりタクティカル且つスムーズなGvGができると考える。

MOBAやFPSには昨今当然のようにある機能だ。

MMOにおけるエンドコンテンツになりうるGvGにおいては、MOBAやFPSと同じようなシステムは入れるべきだと考える。

いや、大人数ギルドバトルが多いMMOこそ、このようなシステムが必須なのだと言いたい。

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さて、一通り我の妄想を書き散らしたところで戦場に話を移す。

エネルギー缶を集めつつ、相手の人数の偵察などを行う。

いたるところで敵の名前がちらほらと見える。

これは極限男女の時と同じくらいの人数だと言える。

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だが唯一違うことがある。

雰囲気や空気、そんな抽象的なものではない。

もっと何か違う気配が、今までにない気配を感じ取れるのだ。

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しかしそれはすぐに判明した。

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試合開始前から

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【コード:ドラゴンブラッド】xGateとの戦い 謀略編

相手の殺気が我一人に向いていたのだ。

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行くところ全てにおいて、我への攻撃が止まる気配がない。

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【コード:ドラゴンブラッド】xGateとの戦い 謀略編

原因犯人は容易に想像がつく。

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カオスの予感が我を包んだ。

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しかし、そんなことで怯む我ではない。

しっかりと缶を保持しつつ、残り1分で我が家へ戻る。

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【コード:ドラゴンブラッド】xGateとの戦い 謀略編

我が家は当然のことながら敵の増援で溢れていた。

人数は同じくらいだろうか。

ランカーの名前もちらほらと見受けられる。

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ただ、こんな状況は極限男女で経験済みだ。

経験というのは人に勇気を与えてくれるものだ。

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ケンラウヘル「残り30秒、皆頑張ろう」

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「よろしく!」

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「勝つぞー!」

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声によって違いを鼓舞するVVIP面々。

緊張と興奮が今にも爆発しそうな空気。

この少しピリッとした空気が堪らなく好きだ。

シミュレーションは頭の中で既に完成している。

全て想定内の範囲と云えよう。

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るみぃ「・・・あれ?」

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激戦区の中央を担当するるみぃから声がする。

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るみぃ「あれ、ケンさん、ぺい様って会食だよね?」

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ケンラウヘル「ああ、だから少しは気が楽だね、今回は」

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るみぃ「ぺい様、中央にいるんだけど」

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ケンラウヘル「そんなバカな、確かに彼は会食と…」

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「本当だ、ぺい様中央発見…」

「マジかよ…」

「ケンさん、話が違うじゃないか…」

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不穏な空気の漂うVVIPのVC。

彼の狙いは、これだったのだろう。

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気分はもはや

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【コード:ドラゴンブラッド】xGateとの戦い 謀略編

ガルマ・◯ビ。

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ケンラウヘル「自軍左に告ぐ」

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【コード:ドラゴンブラッド】xGateとの戦い 謀略編

ケンラウヘル「死ぬ気で守れ!!!!!!!!!!」

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【コード:ドラゴンブラッド】xGateとの戦い 謀略編

謀略の果ての戦いが幕を開ける。

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続く。