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Discordコミュニティ運用術【第3回】:役職を使ってメンバーを管理しよう【Appliv Games編集部ブログ】

「Discordコミュニティ運用術」第3回は、「Discord」内でのメンバー管理方法です。どんな役割をどんな人に振っていくべきか、Discordの「ロール」機能を交えてご紹介!

■目次
メンバーに役職を振り分けよう
 └作っておきたい役職
  └いろいろ任せられる側近!「サブマスター」
  └チームやパーティーをまとめる「小隊長」
  └権限はないけど超重要!愛すべき「一般メンバー」
  └ようこそ我がギルドへ!歓迎したい「新規さん」
荒らし対策をしておこう
 └荒らし対策は認証でやった方が楽
  └認証設定の仕方

メンバーに役職を振り分けよう

コミュニティを運用していくのはかなり大変です。大所帯になればなおさらです。

例えばギルドコミュニティの管理者(ギルドマスター)だとすれば、Discordの管理ひとつをとったとしても、

  • チャンネルの作成・設定
  • 新規参加者のサポート
  • いざこざの調停
  • 質問や改善要望への対応
  • 話題の投下(コミュを盛り上げる)

などなどいろいろやることがあります。さらに、ゲームによっては他ギルドとの折衝、対人コンテンツの指揮などが入ってきます。

これらを行うには、ゲームやギルドへの愛と情熱に加え、それに割く時間が必要です。正直、一社会人がすべて背負うのはかなり厳しいです。

そこでやっておきたいのが、メンバーに役職を与えて、特定の役割を任せることです。

メンバー管理の負担を分散できるほか、自分が動けないときに活動してもらえるので、コミュニティが盛り下がるのを防ぐことができます。

役割を与えられた側も、責任感が生まれ、モチベアップにつながるはず。(逆もありえますが……ここではポジティブに)

メンバーに協力してもらって、管理の効率化やコミュニティの活性化をうまく目指していきましょう!

作っておきたい役職

役職の名前は、ネガティブじゃなければ基本なんでもいいです。メンバーが盛り上がるものにしましょう。(わかりやすいもの、面白いもの、かっこいいもの、なんか仰々しいもの……etc)

名前よりも、役割の方が大事です。

「何をやってもらうか」と「だれにやってもらうか」を考えていきましょう。ここでは、作っておくと便利になる一例を紹介していきますので、参考にしてみてください。

なお、これはコミュニティの方針や人数、ギルマスの考えなどで当然変わります。(対人戦を指揮する「作戦参謀」がいたり、ギルドを分けて「師団長」なんてものを置いてるところも)

必要に応じて、追加したり削ったりして問題ないです。改良を重ねて管理しやすいものにしていきましょう。

役職を作ったら、これに合わせてDiscordのロールを作って、権限を付与していくことになります。

いろいろ任せられる側近!「サブマスター」

管理者の右腕となりギルドをサポートしてくれる、ときには管理者に代わって物事を判断するような側近。いわゆるサブマスター役です。

なにをどこまでやってもらうかは管理者次第なので、若干ふわっとしますが、管理者の次、場合によっては同等の権限を持つような存在といえます。

権限が強いので、必ず信頼できる人にお願いしましょう。

どんな人にお願いすべきかは一概に言えないのでかなり難しいですが、

  1. コミュニティ(メンバー)を大切に想い、盛り上げる気がある人
  2. ゲームをアクティブにプレイしている人
  3. 責任感のある人・面倒見がいい人
  4. 周りを巻き込んで行動できる人
  5. ポジティブな人

などが適正条件といえるかなと思います。

すべてに当てはまる必要はないですが、1は必須です。これがないと率先して動けないし、動こうとしないはずです。

チームやパーティーをまとめる「小隊長」

ゲームでは、パーティーやチーム単位で動くことが非常に多いです。

そんな小さなまとまりを引っぱってくれる、リーダー・小隊長的な役割がいると便利です。

主な役割は、ゲーム内で集合時の点呼をしたり、全体オーダーをパーティーメンバーに伝えたりといった、管理者側と一般メンバー側の橋渡しです。

多くの人をまとめやすくするのが狙いですので、コミュニティが増えてきたら導入を考えるくらいで問題ないかと思います。

まとめたいときにだけ動いてもらう感じなので、適正のハードルは低めでもいいのかなと思います。

  1. 積極的な人
  2. コミュニティの古参の人
  3. PSが高い・キャラが強い人

くらいでいいかなと。立候補制にしてやる気のある人を募るのでもいいかと思います。

権限はないけど超重要!愛すべき「一般メンバー」

名前の通り一般メンバーです。管理者でも、新規参加者でもない人たちになります。

管理系の権限はないものの、チャットなどはフツーにできる、そんな存在です。

権限自体は弱いですが、人数は一番多くなるはずです。一般メンバーが楽しんでいるコミュニティこそ、良いコミュニティ・盛り上がるコミュニティと言えるかと思います。

管理者としては、彼らが使いやすいコミュニティにすべく、日夜アップデートを重ねていきたいところです。

ようこそ我がギルドへ!歓迎したい「新規さん」

新たにコミュニティに参加した人です。一般メンバーとは差別化しておいた方が、ルールの周知や荒らし対策がしやすいのでおすすめです。

ちなみにDiscordで新規参加者は、「everyone」というロールに勝手になります。

「一般メンバー」という役職を作ってるなら、「everyone」が「新規」役になるので、別に「新規」というロールは設けなくていいかと思います。

ロールを作っていない場合、デフォルトだとみんな「everyone」になる。権限を与えすぎると、新規参加者含め、誰でも好き勝手設定をいじれるようになるので要注意!

荒らし対策をしておこう

好き嫌いがあるのが人間社会の常。これはゲームコミュニティも例外ではありません。

自覚があるかは別として、他人に迷惑を掛ける、やたらと輪を乱すような”荒らし”は少なからずいます。

わかりやすく荒らしてくれるなら最悪除外すればいいのでまだ楽です。MMOなら、一般メンバーになりすまして、戦いの前だけ敵対ギルドのスパイに来て情報を盗むなんてことも。

どちらにせよ、新規参加者は歓迎すると同時に、警戒もしなければなりません。新しく入ってきた人が好き勝手設定いじれるような権限設定は絶対にNGです!

荒らし対策は認証でやった方が楽

具体的な荒らし対策は、チャンネルの閲覧やチャットの権限を制限するのが一般的です。

コミュニティが「仲間内」の範疇を超える大きさになってきたり、Discordを公開状態にする場合は、設定して、有象無象が自由にチャットを打てることを防ぎましょう。

この制限は、以下のように複数の方法で実現できます。

  1. ロール「everyone」の権限を制限する(同時に、一般メンバーをeveryone以外のロールに割り振る)
  2. 新規向けのロールを作って権限を制限する
  3. 新規向けのロールを作ってチャンネル権限設定で見せたくないチャンネルは見えないようにする
  4. 認証機能を利用する

①~③のロールやチャンネルの権限は、ほかのメンバーにも関わってくる(特にeveryone)ので、設定が複雑になりがちです。

ミスると、新規を見れないチャンネルを作ったはずが、全員見れなくなる、なんて可能性も。

ちょっと煩雑なので、④の認証設定がおすすめです。

認証設定の仕方

設定は、サーバー設定画面の「管理」から。

これを行うことで、新たにサーバーに参加した人に対して、レベルに応じた「認証」を求めることができるようにする機能です。

認証方法はいくつかあり、メールだったり、電話だったりとレベルに応じて変わっていきます。

こんな感じです。認証さえ突破すればすぐチャットが使えるものと、一定時間経たないとチャットができないものに分かれていますね

認証、というとハードル高そうに見えますが、普通にDiscordを使っている人にとってはさほど苦労せずに突破可能です。

コミュニティに普通に入って、普通に活動する分には大きな妨げにはなりません。

どちらかというと、荒らすために来た輩が、すぐにチャットを打てないようにするものだと認識しておきましょう。

なお、この認証は「everyone」以外のロールを振られた人には適用されません。(元々コミュに入っている人も同様)

完全に新規参加者のみにターゲットを絞れるという点で、荒らし対策に使いやすい機能といえるでしょう。