Appliv Games編集部ブログ

埋め込みテキスト(Embed)の使い方【Discordコミュニティ運用術・機能編10】

「Discordコミュニティ運用術」の第10回は、Discordの埋め込みテキスト「Embed」の基本的な使い方と、Embed機能を使えるおすすめBOTを紹介します。

Embedの使い方を実践しながら紹介!

今回は、Discordの総合BOTの定番機能「埋め込みテキスト(Embed)」について紹介。

普段のチャットで必要になることは少ないですが、コミュニティ管理をする人にとっては、使えるとすごく便利な機能だと思います。

「Discordをもっと使いこなしたい」という人は、このマニュアルでEmbedの使い方を覚えてみましょう。

■目次

埋め込みテキスト(Embed)ってなに?Embedを使うとこんなことができる
 └キャラ情報をものすごく分かりやすく投稿できる
 └豪華なリアクションロールを作れる埋め込みができるおすすめBOTはこれだ!
 └Carl-Bot:簡単操作でとても使いやすい
 └YAGPDB:「!◯◯」などのコマンドを作れるEmbedの基本的な使い方を覚えよう
 └Carl-Botの導入方法
 └各項目の入力規則を覚えよう
 └埋め込み内部のメンションとチャンネルリンク
 └フィールドの「Inline」でレイアウトを細かく調整
 └「```テキスト```」の囲みを有効活用しようおまけ:YAGPDBを使うときのコード見本

埋め込みテキスト(Embed)ってなに?

Discordを使っているときに、次のようなチャットを見たことはないでしょうか。

こんな感じでチャットの中に埋め込まれたように入っているテキスト、それが今回紹介する「埋め込みテキスト」、別名「Embed」(エンベッド)です。

Embedは、HTMLで埋め込み用のタグとしても使われている単語で、Discordで使うときも英語のBOTサイトで「Embed」という名前で出てくることがほとんど。

なので、Embedという単語はしっかりと覚えておくのがおすすめです。

Embedを使うとこんなことができる

「ただ埋め込むだけ?」って思う人もいそうなので、まずはEmbedの機能を活かした使用例から紹介していきます。

キャラ情報をものすごく分かりやすく投稿できる

スマホRPG『MASS FOR THE DEAD』に登場する「モモンガ(魔導王)」のキャラ情報をEmbedで作ってみました。

レアリティやステータス、スキル効果などをうまく並べることで、Discordのチャット画面とは思えない分かりやすさを実現できますね。

豪華なリアクションロールを作れる

以前紹介した「リアクションロール」の見た目をグレードアップ。左の赤い縦線の効果もあり、かなり目立たせることができました。

役職の色は、ロール設定で色を付けておくだけで、リアクションロール作成時に自動で色付けされます。見栄えが良くなるのでぜひ使ってみてください。

こういった埋め込みテキストを作るためには、Embed機能がある総合BOTを導入後、サイト内のダッシュボードから作成するのが基本になります。

まずは、以下で紹介するBOTを導入するところから始めてみましょう。

埋め込みができるおすすめBOTはこれだ!

Embedが使えるBOTの中でも、特におすすめなのがこの2つです。

 Carl-Bot YAGPDB 
 設定が超簡単!
基本はこれでOK
 カスタムコマンドで
埋め込みを呼び出せる

どっちがおすすめ?と言われると「Carl-Bot」一択ですが、「YAGPDB」も良い機能があるんですよね。

ということで、まずは2つのBOTの簡単な違いから紹介していきます。

Carl-Bot:簡単操作でとても使いやすい

MEE6と並んでよく使われる、有名な総合BOT。英語サイトながら使い勝手がよく、Embedに慣れていない埋め込み初心者でもすぐに使いこなせます。

埋め込みを使ったリアクションロールは、だいたいがこれで作られているので、ロール管理をしっかりしたい人は特に導入しておきたいですね。

YAGPDB:「!◯◯」などのコマンドで埋め込みを呼び出せる

「!◯◯」などのオリジナルコマンドを作って、コマンド発動時に埋め込みテキストが自動投稿される「カスタムコマンド」を使いたいならこれ。

ただし、Embedを作るときにコードを手打ちしないといけないので、慣れないうちはものすごく使いにくいと思いますが、これから極めていく気力があるならぜひ。

「!ryu」と打ったらリュウの情報が出るみたいな感じで、キャラ名を打つとキャラ情報が出てくるデータベースっぽいことをしたいときにおすすめですね。

Embedの基本的な使い方を覚えよう

では、実際にCarl-Botを使いながら、Embedの使い方について解説していきます。

他のBOTを使うときも基本的な部分は共通していること多いので、操作が簡単なCarl-Botを使って、Embedの基本を覚えていきましょう。

Carl-Botの導入方法

Carl-Bot公式サイトにアクセスすると、トップページにダッシュボードへのリンクがあるので、そこからDiscordアカウントでログインしてください。

ログインが完了すると、サーバー選択画面になるので、Carl-Botを導入したいサーバーを選択。BOTの招待画面が出てきたら、そのまま認証しましょう。

アイコンがカラーになったら導入完了。再度サーバーを選ぶとCarl-Botのダッシュボードが起動します

ダッシュボードが起動したら、左にあるメニューリストから「Embeds」を選択します。

「UTILITY」のカテゴリにある「Embeds」を選ぶと、Embedの作成画面が出てきます

これで、Embedの作成準備は完了です。

各項目の入力規則を覚えよう

Embedの作成画面には、大きく分けて11個の項目があります。まずは、これらの項目でどんなことができるのかを覚えましょう。

イメージが付きやすいように、先ほど作ったキャラ情報と見比べながら紹介していきます。

①埋め込み枠の上に表示されるテキスト

埋め込みの上部、枠の外側にテキストが表示されます。今回は使わないので「未記入」です。

②枠の左側にある縦線のカラー設定

埋め込みの左側にある線の色を変更できます。今回は赤色のカラーコード「#FF0000」を選択しました。

③投稿者の名前とアイコン

名前とアイコンを設定できます。誰がBOTを使って投稿したかを書きたいときに使うのが良さそうですね。URLを入力すると、名前の部分がリンクになって、別ページに飛べるようになります。

今回は必要ないので「未記入」です。

④タイトル

埋め込みに入れるディスクリプション(本文)のタイトルを入力します。ここもURLを入力すると、タイトル部分がリンクになります。

今回はキャラ名の「モモンガ(魔導王)」を入力しました。

⑤ディスクリプション

本文となるテキストを入力します。入力方法はDiscord内のチャットとだいたい同じで、絵文字も「:◯◯:」(エイリアス)を入力すれば投稿時にちゃんと表示されます。

個人メンションとチャンネルリンクのみ入力方法が変化します。(詳細はこちら

今回は、キャラの「属性・レアリティ・獲得できるガチャ」を入力しました。(レアリティの星は「:star:」)

⑥フィールド

フィールドを追加した数だけ、ディスクリプションの下に「見出し+本文」を追加します。また、Inlineにチェックを入れると、埋め込み内のテキスト配置を「縦並び」または「横並び」に変更できます。

今回はフィールドを6個追加して、見出しに「スキル名」、本文に「スキル効果」を入力。下2つはInline機能で横並びで表示されるようにしました。(詳細はこちら

⑦埋め込み内画像

ディスクリプション(フィールド)の下に表示される画像を設定します。今回は「キャラの画像」を使いましたが、未設定でも問題ありません。

⑧サムネ画像

右上に表示されるサムネ画像を設定します。今回は「キャラのアイコン画像」を使いました。ここも必須ではないですが、入れると見栄えがかなり良くなります。

⑨フッター

最下部に表示されるテキストを入力します。アイコンを設定すると、テキストの左側に画像を入れられます。

今回はアイコンは使わず、テキストにキャラの「タイプ・種族」を入力しました。

⑩投稿日時

フッターに表示される日付と時間を設定できます。基本的には投稿時に自動で日時が表示されるので、あまり出番はないですかね。

今回は「未記入」です。

⑪投稿チャンネル

埋め込みを投稿するチャンネルを設定します。今回は、「💬雑談」チャンネルにしました。

埋め込み内部のメンションとチャンネルリンク

埋め込みテキストでは、個人へのメンションとチャンネルリンクの入力方法が変化します。(全体メンションはそのまま使えます)

それぞれ以下のように入力する必要があるので、覚えておきましょう。

内容 入力するテキスト
全体メンション @everyone/@here
役職メンション {役職名}
個人メンション <#ユーザーID> ※IDは数字の羅列
チャンネルリンク <#チャンネルID> ※IDは数字の羅列

ユーザーIDとチャンネルIDは、一覧で名前を右クリックして「IDをコピー」を選択すると取得できます。

ここでコピーしたものを、<#◯◯>に入れましょう

フィールドの「Inline」でレイアウトを細かく調整

「⑥フィールド」の項目は、「Inline」にチェックを入れると、テキストを最大3ブロックに分けて、横並びに配置できます。(PC表示のみ、スマホはすべて縦並びになります)

Inlineなしだと縦並びに、Inlineありだと横並びになります

レイアウトを工夫しやすくなるので、ぜひ活用してみてください。

ただし、横並びにした場合は、あまり長いテキストを入れるとゴチャゴチャするので注意。なるべく短めのテキストにしてスッキリさせるのがいいですね。

「“`テキスト“`」の囲みを有効活用しよう

とりあえず作ってみたけど、なんか見にくい……。そんなときは「“`」を使って、テキストに四角い囲みを付けるのがおすすめ。

四角の中は濃い黒色になって、通常のテキストと背景色を分けられるので、見やすさがグッと上がります。

囲みがあるだけで見え方がかなり変わりますね!

おまけ:YAGPDBを使うときの見本コード

最後に、YAGPDBを使ってみたい人向けに、上で作ったキャラ情報を再現できるコードを掲載しておきます。

公式サイトのヘルプにも、コードの使い方が載っているので、もう少し詳しく知りたい人は以下のページを読んでおくのがいいと思います。

ということで、コードはこちら。

{{$embed := cembed
“author” (sdict “name” “モモンガ(魔導王)”)
“description” “**属性:**闇\n**レアリティ:**:star::star::star::star::star:“`diff\n-ナザリック祭限定キャラ\n“`”
“color” 4645612
“fields” (cslice
(sdict “name” “奥義:黒き豊穣への貢” “value” ““`敵全体に「闇」エレメントによる魔法ダメージを与える“`” “inline” false)
(sdict “name” “スキル1:集団技巧増幅(中)/消費MP:4” “value” ““`味方全体の魔法攻撃力とクリティカル率をアップする“`” “inline” false)
(sdict “name” “スキル2:闇翼/消費MP:4” “value” ““`敵全体に「闇」エレメントによる魔法ダメージを与える“`” “inline” false)
(sdict “name” “スキル3:絶望のオーラ/消費MP:3” “value” ““`敵全体の攻撃力と防御力と素早さがダウンする“`” “inline” false)
(sdict “name” “アビ1:魔攻UP” “value” ““`魔法攻撃力がアップする“`” “inline” true)
(sdict “name” “アビ2:防御力UP” “value” ““`物理防御力と魔法防御力がアップする“`” “inline” true)
)
“thumbnail” (sdict “url” “https://cdn.discordapp.com/attachments/719613929185214637/755331136074547210/ER2FwKQU0AYFRTF_11.jpg”)
“image” (sdict “url” “https://cdn.discordapp.com/attachments/719613929185214637/755331682802073600/ER2FwKQU0AYFRTF_12.jpg”)
“footer” (sdict “text” “エンハンサー・不死種”)
“timestamp” .Guild.JoinedAt
}}

{{ sendMessage nil $embed }}

コードを入力するときに注意したい点は、以下の3つ。

  • 改行は「\n」と入力する
  • 画像URLはDiscord上にアップしたものを使う
  • 「color」の項目は1~7桁の数字で指定する

colorに入れる数字は、通常のカラーコードは使えません。3桁で「200」にすると青、5桁だと緑系、みたいな入力規則があるようです。

(C)丸山くがね / KADOKAWA刊 / オーバーロード製作委員会