事前の戦略とコスト管理が重要となるバトルRPG
『ルナニアランブル』の特徴は、そのバトルシステムにある。自分と敵側のフィールドはそれぞれ枠で仕切られており、「マスター」「フロントモンスター」「アイテム」といったものが用意されている。枠内にお互いの手札となるモンスターを配置している様はまるでTCGのようでもある。
マナを使ってモンスターを召喚するターン制バトル
バトルはターン制となっており、自ターンの最初に「マナ」が補充される。このマナを使ってモンスターを召喚したりアイテムを使うことになる。ただし、このマナは無限ではなく、「マスター」によってマナの総量と種類が決まっている。限られたマナを使って、どのモンスターをいつ召喚するか、といった戦略が必要になってくるわけだ。
召喚されたモンスターは、通常攻撃のほかにさまざまな特殊能力を持っている。1ターンに2回以上行動できるものもいるが、行動によってはマナを消費するものもある。モンスター召喚と特殊能力のどちらにマナを使うか、といった戦略も重要だ。
前述したとおり、マスターにはマナの総量と種類が決まっている。マスターとなるユニットも複数いて、それぞれに扱うマナの種類に偏りがあるので、自分のモンスターの傾向とも照らし合わせて選ぶのがいいだろう。なお、マスターが持っているマナをすべて使ってしまうと、それ以上マナの補充は行われなくなるので、新たにモンスターを召喚することもできなくなる。
アイテムの使い方が勝利のカギ
さらに戦略性を高めるものとして、「アイテム」の存在がある。味方の能力をアップさせるものから敵の攻撃を跳ね返すもの、ユニットのHPを回復させるものなどがあり、これの発動にもマナが必要となる。モンスター、能力、アイテムと、マナのやりくりだけでも大変なので、1回のバトルで考えることは意外と多い。
モンスターを強化、進化させよう
モンスターのレベルアップは、各ステージをクリアすると獲得できる素材を使って行う。レベルが最大になると進化素材を使って進化、星を1つ増やすことができる。どちらの素材も普通にステージをクリアしていくことで手に入るので、他のゲームに比べると進化までの道のりは短い。さらに、『ルナニアランブル』ではスタミナといったものがないので、時間が許す限り何度でもバトルして素材を集めることができるのもポイントだ。
手に入るモンスターはファンタジー世界に出てくるようなオーソドックスなものから機械兵といったものまでさまざまな種族がいる。アイテムによっては特定の種族にしか効果のないものもあるのでその点も気をつけたい。
システム面では今後に期待
バトル自体は考えることも多く、単調にならないのが面白い。ゲーム内には「友達と対戦」や「ランキング対戦」といったものもあるが、現在のところはどちらも準備中となっている。これらが使えるようになると面白さがもう一段階上がるので、今後の実装に期待したい。
『ルナニアランブル』はバトル中の行動も大事だが、事前に自分のチームをどう編成するのかが重要となってくるゲーム。猪突猛進に進むよりもじっくり考えてバトルするのが好きな人におすすめしたい。
- 使用した端末機種:iPhone 5
- OSのバージョン:iOS 8.3
- プレイ時間:約3時間
- 記事作成時のゲームのバージョン:1.0.0
- 課金総額:0円
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