激しく降る豪雨のような弾を避けて撃ち抜け！
スマホで楽しめる本格派の弾幕シューティング
弾幕シューティングと言えば根強いファンがいるゲームジャンルだが、MASAYUKI ITO氏が手掛けた新作アプリ『.Decluster Zero: Bullet Nocturne』もその1つ。無数の弾がグラフィカルな形で降り注ぐ中、無数の弾を避けていく縦スクロールシューティングだ。
手軽に、かつピンポイントで操作するための工夫が盛り込まれている
自機の弾は画面をタップしている間はオートで発射される。そのため、プレイヤーは敵の弾幕を避けることだけに集中できる。飛び交う弾をギリギリでかいくぐれるよう、スワイプで自機をコントロール。自機の先端にある白いドットがコアになっており、これが弾に触れるとアウトだ。自機の外観にとらわれず、コアの部分だけを注視して上手に避けていこう。
基本操作は指1本。とてもお手軽なシューティングゲームだ。色が白く浮き出ている部分は敵機や弾で、四角や星形などの色が薄く見えるのはゲットできるアイテムとなっている
自機を操作する際に、コアの部分に触れてスワイプする必要はない。画面のどの場所に触れていても、指の動きに追従して自機が移動する。「指でコアが隠れて見えない！」といったことがないよう注意しよう。
画面いっぱいに敵の弾幕が！ 工夫された操作方法でギリギリの回避タイミングを計ることが可能だ
戦闘中に画面をダブルタップすると、武器のタイプが切り替わる。自機の正面に攻撃を集めるLINERと、正面と左右の斜め前方を攻撃できるWIDEの2タイプが用意されている。敵のタイプや登場する位置に応じて、効果的で使いやすいタイプに適宜切り替えていこう。
ホーミングレーザーを使って危機を回避せよ
必要に応じて、ゲージを消費して使用できるホーミングレーザーを使おう。ホーミングレーザーは、操作している指にプラスして、もう1本の指で画面をタップすることで発射できる。
発射されたホーミングレーザーは近くの敵を自動照準で攻撃し、さらに自機周辺の散弾を無効化してアイテムに変換してくれる。ピンチの時に使えば、周囲の散弾がアイテムとなって回避できる可能性が高くなるので、絶体絶命のシーンを逆転のチャンスに変えることが可能だ。
ホーミングレーザーを使えば、絶体絶命の状態から抜け出せるチャンスが生まれる!?
キャプチャーを使って敵弾の動きをスローに
ホーミングレーザーを発射するとき、2本目の指をタップしてから長押しすると、自機が「キャプチャー」を展開する。「キャプチャー」を展開している間は一定範囲にサークルが表示され、その円の中を飛ぶ敵弾のスピードが遅くなるため、回避しやすくなる。
一定時間キャプチャーを展開すると、円内にある敵弾の表示が変化。色が変化した後にホーミングレーザーを発射すると敵弾がスターに変化し、さらにそこから追加のホーミングレーザーが発射される。スターを獲得するとゲージが増えるので、ホーミングレーザーをさらに使えるようになる。
また長押ししたまま指を離さずにいると、最後にホーミングレーザーを通常の2倍ほど撃ち出す超強力な攻撃になるので、積極的に活用しよう。
キャプチャー展開状態になると、自機の周囲にあるサークルの範囲内で敵弾が遅くなる
激しい弾幕を繰り出すボスを倒すと１ステージクリア
本作では、ステージごとにさまざまなタイプの攻撃手段を持つ敵が登場する。さらにステージの最後には強力なボスが出現。ボスは他の敵よりも耐久力が高く、激しい弾幕で攻撃を加えてくる。ホーミングレーザーを駆使して、激しい弾幕を回避して巨大なボスを撃破してもらいたい。
ステージごとにボスキャラが出現。より激しい弾幕で攻撃を仕掛けてくる
難易度は4段階。初めはNOVICEからプレイして操作に慣れよう
難易度はNOVICE、NORMAL、HARD、HEAVENの4種類がある。難易度が高いほど、敵の弾幕がより激しくなって回避が難しくなる。まずは簡単なNOVICEを選んで、操作に慣れてからより高い難易度に挑戦するといいだろう。
最高難易度のHEAVENは、言葉では言い表せないくらい激しい弾幕が襲い掛かってくる！
音楽も魅力的でうまく融合している
敵の出現タイミングはBGMのリズムとリンクしており、撃破していくうちに不思議な感覚に陥っていく。まさにトランス系の弾幕シューティングと言えるだろうか。
本作はiPhone 4でも難なく動く軽快なゲームで、アプリ代金以外の課金はないので、好きなだけ遊び尽くすことができる。音楽もかなりイイ感じなので、ぜひヘッドホンでボリュームを上げてプレイしてほしい。
- 使用した端末機種：iPhone 5c / iPhone 4
- OSのバージョン：iOS 8.3 / iOS 7.1.2
- プレイ時間：1時間
- 記事作成時のゲームのバージョン：1.0.1
(C) 2015 MASAYUKI ITO
