どうせなら生放送を生で見ちゃえばいいんじゃね?
知り合いが結構出たという話は聞くものの、自分では1度も生で見たことがなかった「INGRESS AGENT CHANNEL in NAKANO」。
気になっていたんですが、どうしても放送時間中に仕事していたりして、ガッツリ見る機会がなかったのでした。
しかし、今回は国際シャード特集もあるという話を友達に聞き、全然追えてないので聞いてみようかなと思ったのです。
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INGRESS AGENT CHANNEL in NAKANO
【非公式】INGRESS AGENT CHANNEL in NAKANO vol.13 国際シャード特集&祝イングレスコミック単行本化&祝First Saturday名古屋城開催!
すると、観覧も可能だというじゃないですか。“in NAKANO ”というからには、そう遠くない場所でやってるはず。
だったら、もう現地まで見に行っちゃえばいいんじゃないか、ということで申し込んでみたのでした。生放送を生で見るのであります。
まさかのマシントラブルで危ぶまれるも……
それは中野駅から徒歩数分の場所にありました。オフィスの一角がスタジオになっており、観覧席も用意されていて、お酒を飲んだりできるようになっていました。
放送開始は21:00ですが、20:00ごろからスタジオ入り。全員で20名は集まったでしょうか。
観覧者は専用の椅子に座って待機、出演者は別途――みたいな様子をイメージしていたんですが、スタジオに入ると出演者も客もみんな入り乱れており、和気あいあいとした雰囲気。
放送開始前には、みんなで軽く自己紹介をしてから注意事項を聞いてのスタートとなりました。
が。マシントラブルで、放送開始時刻を過ぎても放送できない事件発生。しかもunitarocom氏は30分の遅刻。
裏でマシンのメンテナンスをしながら、司会進行を務めるj0cさんの私物のMacBook Airを使っての放送開始となりました。
内容は
- hodu88さんによるコスプレ「マルチハッ子さん」登場
- kipooさんをゲストに迎えての「国際シャード特集」
- 単行本化したイングレスコミック『イングレス的日常-クロエさんの場合-』について、PoxBBBさん、新井春巻さんをゲストに迎えてトーク
- 「First Saturday名古屋城」が3月4日開催予定の名古屋とハングアウトをつないで、見所紹介
の4本立て。本放送がほぼ終わりというタイミングでマシンが復活し、通常のカメラアングルに。
おかわり放送では、冒頭MacBook Airでは映しきれなかった「マルチハッ子さん」のかわいらしさもおかわりするなど盛り上がり、23:00すぎまで楽しませていただきました。
背中にマルチハックを背負ったマルチハッ子さん登場
冒頭登場したのがhodu88さん扮する「マルチハッ子さん」。
以前Google+でウルトラストライクを持ったコスプレ美女を見たことがあり、随分かわいらしい方だと思ったのですが、同じ方だったようです。
「なぜマルチハック?」という問いに、「マルチハックがハネだったらかっこいいかもって思った。それだけ(笑)」という答えに笑いました。確かにマルチハックは羽みたいですもんね。
衣装は、実に細かいところまでこだわって作っていらしたのが印象的でした。
たとえば、多重になっていたり、ボタンやイヤリングがフルデプロイしたポータルのデザイン(柄)をしていて、あちこちにIngressの世界が埋め込まれているのです。
「アイデアはどこから?」と聞かれたhodu88さん。
「Ingressしてれば。XM(エキゾチックマター。ポータルから湧き出しているといわれる謎の物質)を浴びれば湧いてくる」んだそうです(笑)
ちなみに、マシンが復活したおかわり放送で、再びhodu88さんが登場しました。
最初は羽(マルチハック)をつけていましたが、2度目は羽なしで。羽がないと、その分衣装が際立っていてかわいらしかったですよ。
猛者達による持久戦が密かに展開されている国際シャード戦
2コーナー目は、2月11日から行われている国際シャード戦「FateOfThe13」についての解説です。
当初、レジスタンスからdesier3さんが、エンライテンドからkipooさんが登場して対決する構図が予定されていたそうですが、残念ながらdesire3さんが来られなくなってしまったということで、kipooさんお一人での解説となりました。
シャードとは、ポータルに湧いた破片を、ポータルをリンクでつないで自陣のターゲットまで移動させていく戦いです。
番組では「大玉ころがし」「世界を使ったサッカーみたいなもの」と例えられていました。
先日は、ロシア発生のシャードが、新潟のエンライテンドのターゲットにゴールにしました。
シャードのポータル間の移動タイミングは決まっていて、今回はレベル7以上のポータルが対象で、5時間に1回だそう。
夜でも移動するので、誰かが見ていなくてはいけませんから、まさに持久戦であり消耗戦だそうです。
それゆえに「一瞬にかけている情熱が違う。シャードを移動させられた瞬間、すげーきもちいい!」と述べられていました。
執筆時点では、日本では日比谷公園にターゲット(ゴール)があり、シャードは各地を移動しているようです。
シャードのあるポータルから、日比谷公園のゴールまでどうするのか。おそらく両陣営で綿密な計画が練られているのでしょう。
陣営間の駆け引き、現場の攻防、驚くようなダイナミックなリンクがシャード戦の見所。
番組では「現場には行けないという方も、地図上で何が起きているのか見ているのも楽しい」とアドバイスしていましたよ。
ちなみに、今回のシャード戦に関して情報を追いたい方は、エージェント名kipooこと中田吉法さんの
が参考になりそうです。
自分も関わりたいという方は、それぞれのコミュニティで聞いてみてはいかがでしょうか。
公式イングレスコミック『イングレス的日常-クロエさんの場合-』の著者登場
3コーナー目で取り上げられたのは、「電撃G’sコミック」で連載中の『イングレス的日常-クロエさんの場合-』という公式Ingressコミック。
単行本化され、2月27日に1巻が発売となったそうです。エージェント(以下、AG)である主人公のクロエと、ひょんなことから彼女のイン活(Ingress活動)に巻き込まれることになった同級生男子の話です。
その著者で、今回がデビュー作となった新井春巻さんと、編集者のPoxBBBさんが登場し、裏話などを語っていました。
「Ingressのおもしろさは?」と聞かれて「普通行かないところに行っちゃうところ」と答えた春巻先生。まさにそのとおりですね。写真を撮りに、いろんなところを回ったそうです。
気になる今後の展開ですが、「たまに電車に乗りますが、今はご近所中心」とのこと。聞けば、春巻先生は今レベル8だそう。
自分がレベル8だったころのことを思い出すと、納得です。
編集のPoxBBBさんは「今後はもう少し経験を積んでからエクストリームなところへ(笑)」と語りました。
今後は春巻先生の経験値に応じて、主人公のクロエさんがどんどんガチ化していくのでありましょう。
実は放送日は24日なのに、なぜかみんな持ってきてまして、放送開始前にはサイン会になっていました。イラストまで描いてもらってみんなゴキゲンな様子でした。
名古屋とつないで「First Saturday 名古屋城」を紹介
本稿執筆時点ではすでに終わってしまっていますが、4本目は「First Saturday 名古屋城」がテーマでした。
現地から、ファクションリーダー2名を含む4名が中継で参加し、イベントの概要や現地の見所を解説してくれました。
中でも気になったのが「NL-PRIMEが桶狭間の戦いの運行ルートを走る」という話でした。織田信長が実際に行ったところ(付近)とのこと。
NL-PRIMEって窓がないので、みなさんスキャナ上で見ていたのだと思いますが、そういうガチルートだと窓開けたくなりませんか、と思ったのです。
Ingressの世界観は吹っ飛んでしまいそうですが。参加されたみなさん、どうでしたか?
ハングアウトで現地とつないでいたので、ちょっとカクカクしていましたが、そういう中継もあるのか~とちょっと感心したのでした。
おかわり放送のラストでちょっと出ちゃった(汗)
放送時間を延長してのおかわりタイムでは、再びhodu88さんを交えてミッションに関するトークに花が咲いていました。
かわいい女の子が隣で、とにかくj0cさんがうれしくてしかたなさそうだったのが印象的でした(笑)
ほぼ2時間という放送時間だったんですが、放送現場では間近でイベントを見ているような気分で見られて、とても楽しめました。
すぐそばで放送しているのに観覧席はかなりゆるく自由な雰囲気で、レポートしなくていいなら、おつまみ持参で絶対飲んでましたね!
で、ほんとうに最後の最後でunitarocom氏の陰謀により、このワタクシ、カメラの前に引きずり出されてしまったのでした。
出るつもりはまったくなかったので気の利いたこともまったくいえず、お目汚し大変失礼いたしました。もっと早くいってくれれば、10kg痩せてからOKしたのに無念です。
なんでも、KSL同好会の記事がunitarocom氏にかなりのインパクトを与えていた様子。いつもご覧いただいているようで、ありがとうございます!
AGの平均年齢がかなり高そうなIngressなので「両陣営の(若い)イケメンAG対決をして、観覧席に女性を呼びましょう!」と提案しましたら、裏方(男性)からサムズアップが飛び出していました。
女性にたくさん来てほしいんですよね、分かります(笑)
というわけで、今回は急なお願いにもかかわらずありがとうございました。関係者のみなさまに改めて御礼申し上げます。
みなさんもこんな放送が見たい、こんなことを特集してほしいなどの要望があったら、どんどん寄せましょう。
そして、機会があったら観覧してみてください。出演者とも挨拶できて、貴重な時間になるはずです。
(C) Niantic, Inc.