『キャプ翼』の型破りなサッカーを120%で再現!
Klabの新作ゲーム『キャプテン翼 ~たたかえドリームチーム~』は、大人気漫画『キャプテン翼』の歴代キャラクターでドリームチームを作って遊べるサッカーバトルゲームだ。
試合での対戦は、画面のスワイプで選手を、タップでボールをコントロールする簡単仕様となっている。
相手の選手と対峙すると、シュートやパスなどを選択するという、コマンドバトルをベースにしたバトルモードに切り替わる。
本作の見どころについては、先日行われた体験会の先行プレイ記事があるので、そちらもご覧いただきたい。
こだわり抜いた3Dグラフィックのド迫力バトルシーン
本作のすごいところは、『キャプテン翼』の特徴ともいえるサッカー“バトル”を細かなところまで再現しているということだ。
3Dグラフィックで描かれた大空翼をはじめとする選手たちが、漫画から飛び出してきたような勢いで、迫力あふれる動きを見せる。
ライバルキャラクターがフルボイスで激突!
原作でかかわりがあったキャラクター同士が対峙すると、専用のマッチアップが出現!
ボイスつきでライバル同士の掛け合いが楽しめるので、ファンにはたまらない仕掛けとなっている。
このセリフつきのマッチアップはかなり種類が多く、意外な組み合わせもあるので、いろいろ探してみよう。
特にほかのプレイヤーとの対戦にもなると、誰もが強い有名キャラクターを使ってくるため、マッチアップの発動率がものすごく高くなって非常に盛り上がる。
初代『キャプテン翼』の声優陣を多数起用!
本作のキャラクターボイスを担当しているのは、その多くが昭和版アニメの声優陣になっている。
初代「大空翼」を担当した日比野朱里(当時の名前は小粥よう子)さんのボイスは、まさに懐かしいのひとことだ。
ワクワクが止まらない夢のチームを作ろう
本作では、翼の同級生のライバルたちから海外チームの選手まで、かなり幅広いキャラクターが登場する。
これらの選手が、時代やチームの垣根を超えて仲間になり、自分だけのドリームチームを作ることができる。
さらに、現在グランドジャンプで連載中の『キャプテン翼 ライジングサン』に登場する最新キャラクターなども、今後のアップデートで余すところなく収録予定なので、楽しみにしておきたい。
※キャプテン翼 ライジングサン:翼がU-23日本代表を率いてオリンピックの金メダルを目指す物語
原作を追体験できるストーリーを収録
本作のメインストーリーは、原作漫画では2番目のシリーズに位置する「中学生編」からスタートする。
中学生編は、南葛中の3年生になった翼が、全国大会の3連覇を目指すというストーリーだ。
小学校で同じチームの仲間だったキャラクターが、ライバルチームのメンバーとして次々と立ちはだかる熱い展開が見どころになっている。
また主人公の翼の視点だけでなく、各キャラクターにスポットを当てた話もしっかりと収録されている。
かなりコンパクトにまとまってはいるが、原作ストーリーの大筋はしっかり押さえているので、『キャプテン翼』を読んだことがない人でも楽しめるはずだ。
シミュレーションバトルの操作方法
プレイヤーはボールを持った選手のみを操作可能だ。
アイコンをスワイプでその方向に移動、タップでその場所にパスをする。
ボールを持っていない選手は基本オート操作だが、「攻撃的」「バランス」「守備的」という3つの作戦があり、ボールを持っていない選手も、ある程度は作戦によってコントロールできる。
パスコースに相手の選手がいると、自動でパスカットの演出が入る。
敵と味方が激突するマッチアップ
ボールを持った選手と、対戦相手の選手のアイコンがぶつかると、マッチアップに突入。
攻撃側は「シュート」や「パス」、守備側は「タックル」や「パスカット」などのコマンドを選び、各コマンドの相性や選手のステータスによってその勝敗が決まる。
また各コマンドにはスタミナが設定されていて、アクションをするごとに選手のスタミナが消費されていく。
スタミナがなくなると基本コマンドしか選べなくなり、さらに各コマンドの威力も低下するため、相当な弱体化状態になってしまう。
序盤から飛ばし過ぎると、決定的な場面で強い行動が取れなくなるため、特にキャラクターそろっていないうちは注意した方が良さそうだ。
攻撃側のコマンド
- シュート
- パス
- ワンツー
- ドリブル
防御側のコマンド
- ブロック(シュートに強い)
- パスカット(パスとワンツーに強い)
- タックル(ドリブルに強い)
キーパーのコマンド
- キャッチ
- パンチング
また、コーナーキックやシュートのこぼれ球などの特殊な状況になると、「ヘディング」や「ボレーシュート」などの攻撃が発生することもある。
なかなか細かいところまで作り込まれているので、パッと見はシンプルだが、やり込み要素はかなり高くなっている。
PK戦は読みよりも運が決め手!?
延長戦でも試合が決まらない場合は、PK戦に突入する。
PK戦は、これまでの試合とはまったく違うゲームモードで、シュートコースとキーパーの飛ぶ方向を決めるだけの、ジャンケンのようなバトルになっている。
攻撃側が勝っても、ゴールポストでボールを弾かれるなど、さらに運要素が絡んでくることもある。
※ゲームモードによってはPK戦がない場合もある
必殺技の伝授で自分だけのキャプ翼キャラを作ろう
それぞれの選手が持っている必殺技は、同じ名前の選手に「伝授」することができる。
同じ選手でもレアリティーの違いなどでたくさんパターンがあり、伝授で必殺技を覚えさせるほど、どんどん強力な選手になっていく。
各選手が伝授で覚えられる必殺技の数には上限があるので、「攻撃重視」や「ゲームメイク重視」など、自分のプレイスタイルに合わせて伝授してみよう。
リーグ戦を勝ち抜いて最強のプレイヤーを目指せ!
メインストーリー以外に、ほかのプレイヤーのチームと戦える「リーグ戦」がある。
ここでは、CPUが操作するチームと対戦をして、勝ったときにもらえるポイントでランキングを競っていく。
白熱のオンライン対戦も!
リーグ戦の相手はCPUだったが、プレイヤー同士が操作して戦うオンライン対戦もある。
通常の対戦と違って相手の行動の読み合いも重要になるため、いつもとは違う本気のバトルが堪能できる。
オンライン対戦の本番は7月からスタート!
執筆時点ではオンライン対戦は練習期間中で、ランキングの変動や報酬は一切ない、対戦を純粋に楽しめるエンジョイ期間になっている。
キャプ翼ファンは感動間違いなしのクオリティー!
キャラクターもののゲームの中では、ゲームシステムやグラフィックなどがかなり高いレベルでまとまっている。
まさにファンのために作られたゲームといった印象で、当時『キャプテン翼』にハマっていた人には最高のゲームだろう。
バトル寄りのサッカーを繰り広げる本作は、漫画を読んでいない人でも楽しめる熱いサッカーゲームになっているので、原作を知らない人もぜひ一度プレイしてもらいたい。
- 使用した端末機種:iPhone 5s
- OSのバージョン:iOS 10.2
- プレイ時間:約5時間
- 記事作成時のゲームのバージョン:1.0.0
- 課金総額:0円
(C)高橋陽一/集英社
(C)高橋陽一/集英社・テレビ東京・エノキフィルム
原作「キャプテン翼」高橋陽一(集英社文庫コミック版)
(C)KLabGames