狭間の世界「クロノカルディア」で能力者たちの激しいバトルが始まる!
本作は、『パズドラ』のプロデューサーとして知られる山本大介氏が携わる、新作対戦型デジタルカードゲーム。
山本大介プロデューサーのほか、パズドラのモンスターを手掛けているイラストレーターも多数参画している。
柿原徹也さんや佐倉綾音さんなど、「能力者」を演じている豪華声優陣にも注目だ。
能力者によって、ライフや初期MP(マギアポイント、いわゆるコスト)などのステータスがまったく異なるのがポイント。ライフに差が出るというのは、対戦型カードゲームでは珍しい
能力者やカードのイラストは、パズドラのイラストレーター陣が担当。パズドラをプレイしていた人であれば、なじみ深い画風だろう
対戦は、相手と自分に交互にターンが回ってきて、クリーチャーやマジックを使い先に相手のライフをゼロにしたほうが勝ち……と、基本ルールはシンプル。
対戦の流れは、CBTのプレイレポートがあるので、こちらを参考にしてほしいい。
能力者によって戦術に大きな差が!
本作の最大の特徴は、やはり能力者の存在。
ライフが異なるだけでなく、毎ターン回復するMPや防御力にも差があるため、選ぶ能力者によってデッキ構成、戦術がまったく変わってくるのだ。
初期からいる能力者だと、「ゼータ」はライフが29もあるが防御力は0。逆に、「エレナ」はライフが16しかないが防御力が2と高い
特にバトルに影響するのが、防御力の数字。
能力者の防御力の分、常にダメージがカットされるので、低コストのクリーチャーだとまったくダメージが与えられない。
デッキ構成の際には、全体のバランスだけでなく、防御力が高い相手にどう対応するかも考えていかなければならないのである。
本作では低コストでも便利な特殊能力を持つクリーチャーが多数いるが、ほとんどがエレナに歯が立たない。高防御の能力者に対応しようとすると、デッキ編成はなかなか難しくなる
デッキに組み込めるカードは、能力者による制限はなく、どの能力者を使っていても同じカードを使うことができる。
しかし、後述の「マギアスキル」の発動条件にクリーチャーのタイプが絡んでくるので、能力者ごとに相性のいいカードの傾向はある。
初期から使える能力者と得意なカードのタイプ
- ゼータ:スペード、ハート、竜
- エレナ:ハート、ダイヤ、獣、悪魔
- カリン:スペード、ダイヤ、人型、物質
- ライザー:スペード、クラブ、獣、物質
3×3の「マギアスキル」で戦術の幅が広がる!
能力者はそれぞれ、下級、中級、上級3種類ずつの「マギアスキル」を使うことができる。
バトル中、クリーチャーを召喚することで、そのクリーチャーに応じた「スキルギア」のアイコンが点灯していき、必要なアイコンがすべてそろえばマギアスキルを発動可能となる。
デッキ編成の際は、クリーチャーのステータスだけでなく、タイプにも気を配る必要がある。
バトルでは、下級、中級、上級スキルの中から、それぞれ1つずつ使うことができる。はじめのうちは、発動条件が易しいものを選んでおくといいだろう
たとえばゼータの場合は、スペードかつ竜タイプを持つ「予言竜カッサンドラー」とは相性がいい。ゲームに慣れてきたら、クリーチャーのタイプも考えてデッキを組んでみよう
ゼータは竜、エレナは獣と悪魔というように、能力者はそれぞれ強化できるタイプのクリーチャーが決まっている。
各能力者の得意なタイプのクリーチャーでデッキを組んでいけば、おのずとベストな形が見えてくるだろう。
ゼータなら、竜タイプのクリーチャーで固めておき、「ドラゴンビート」から猛攻をかけていくのが得意なスタイルである
ストーリーバトルで練習しつつカード集め!
2018年4月現在、本作には5つのバトルモード(+チュートリアル)が用意されている。
- ストーリーバトル:固定のデッキを使い、CPUと戦っていく1人用モード
- 練習バトル:自分のデッキを使いCPUと対戦する練習用モード
- フリーマッチ:全国のプレイヤーとランダムにマッチングして対戦を行う
- フレンドマッチ:ルームを作成して、フレンド同士で対戦できるモード
- ランキングマッチ:報酬をかけてランキングを競う、大会用のモード(記事執筆時は準備中)
ストーリーバトルは、初期能力者4人の固定デッキを使ってCPUと戦っていくというもので、チュートリアルの延長的な役割を持っている。
クリアしていくと、ゴールド(課金アイテム)が入手できるため、ゲームを始めてすぐはストーリーバトルに挑戦するのがいいだろう。
狭間の世界「クロノカルディア」に召喚されたゼータたちは、「時の番人」に会うため、能力者同士の戦いに挑むことになる
練習バトルでは、自分のデッキをCPUに使わせて、自分のデッキ同士を使った対戦ができる。
組んでみたデッキが実戦でうまく機能するかどうか、確認したいときに便利だ。
試しに同じデッキ同士で対戦してみたが、CPUがデッキをしっかりと使いこなしてきて、苦戦してしまった……!
本作のメインとなる「フリーマッチ」では、強さの指標となるBPに応じてマッチングが行われる。
BPはバトルに勝利すると大きく増加し、最初のうちは負けても少しだけ増えていく。
とにかくたくさん対戦していけば、BPが上がっていくという仕組みだ。
マッチングはBPに応じて行われるので、初心者でも安心。とはいえ、はじめのうちはストーリーバトルでゲームに慣れていくのがいいだろう
フレンドマッチは、フレンド登録したプレイヤーと対戦できるモード。
BPの増減はないので、純粋に対戦だけを楽しむことができる。
最後のランキングマッチは、4月13日現在だと準備中だった。
公式サイトによると、報酬が出る大会を実施予定とのことなので、カードを集めて大会に備えておこう。
リアルカードを意識したカードパック購入
本作のカードの入手方法は、主に「カードパック購入」と「シングルカード解放」の2種類。
カードパック購入は、リアルカードを意識しているようで、カードの入った袋を開ける演出が入る。
400ゴールドで1パック、4,000ゴールドで10パック購入ができ、10パック購入はSR以上のカードが1枚確定する。
袋をフリックすることで封が切られ、カードが出てくる。そのうち、リアルカードも発売されたりして……
シングルピース解放は、スペード、ハート、ダイヤ、クラブの「ピース」を使って、好きなカードを解放できるというもの。
L、SR、Rのカードを解放することができ、レアリティが高いカードほど必要なピースは多くなる。
ピースは不要なカードを「カード分解」することで入手可能だ。
最高レアリティのL(レジェンダリー)カードは、1枚解放するのに2,000ピース必要。カードパックからはなかなか出ないので、目当てのカードはピースをためて解放していくのが無難だろう
本作は同じカードは2枚までしかデッキに組み込めないので、3枚以上あるカードはどんどん分解していこう。「自動分解」を使えば、3枚以上あるカードを自動的に分解してくれる
また、ピースを使って、ストーリーバトルに出てきた敵の能力者も解放できる。
初期能力者に慣れてきたら、こちらも解放して使ってみよう。
解放できる能力者は、初期の能力者4人と比べると尖った性能になっている。ゲームに慣れてきてから使うのがいいだろう
QRコードでカードをゲット!
本作の面白い機能として、1日1回(24時間ごと)、QRコードをスキャンしてカードを入手できるというものがある。
QRコードを読み込んで、カードパックの抽選に参加するという形式で、大当たりで「スーパーラッキーパック」、当たりで「ラッキーパック」がもらえる。
ちなみに、読み込むQRコードは何でもOK!
筆者が試したところ、LINEの友だち追加用QRコードも使用できた。身の回りにあるQRコードを使ってみよう。
外れても「ノーマルパック」から新しいカードが2枚もらえるので、毎日忘れずにスキャンしておこう。
ホーム画面の右下にある、カメラのマークからQRコードのスキャンが可能。1回スキャンしたあとは、24時間経過するとまたスキャンできる
筆者も挑戦してみたが、見事にノーマルパックがヒット。スーパーラッキーパックはどれくらいの確率で出るのだろうか……
どの能力者が流行るか気になる!
ストーリーバトルでさまざまな報酬アイテムがもらえるため、始めてすぐはしばらくストーリーバトルを進めていくといいだろう。
毎日QRコードのスキャンでカードが手に入るので、じっくりと時間をかけてカードを集め、デッキを構築していくのがベストであるように感じた。
能力者やマギアスキルの存在により、デッキ構成が非常に奥深いので、今後どんなデッキが流行っていくのか気になるところである。
- 使用した端末機種:Xperia XZ Premium SO-04J
- OSのバージョン:Android 7.1.1
- プレイ時間:約4時間
- 記事作成時のゲームのバージョン:1.0.3
- 課金総額:0円
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