他のヒーローには真似できないポロロッチョのデッキとは?
記念すべき2周年を迎えるシーズンとなった「「#コンパス」2周年ありがとう!」。
そんなおめでたいシーズンとなる今回は、6月シーズン以来半年ぶりの固定禁止の「野良シーズン」。
S5以上になると、チームを結成してバトルアリーナへ行けなくなるという、少々過酷なルールだ。
また、今シーズンは、昨年の1周年記念シーズンと同様、報酬カードが入手できる順位をいつもより広げているため、手に入れることができた人は多いだろう。
注目はシーズン初登場となる「ポロロッチョ」!
11月シーズン終了翌日の11月19日(月)に追加となったヒーロー「ポロロッチョ」。
12月シーズンは、そんな彼が初参戦するシーズンとなり、その動向が注目されていた。
今シーズン中、よく見られたポロロッチョのデッキがこちら。
- 紅薔薇の副団長 アミスター
- -蒼王宮-氷冠女王イデア=N=ユランブルク
- 帝皇機神 ケーニヒ・イェーガー
- -蒼王宮- 恩寵天使 ソーン=ユーリエフ
他のヒーローではまず見られないような、特徴的なデッキをしている。
中でも目立つのが、実装されてから日の目を見なかった、ソーンきゅんこと「-蒼王宮- 恩寵天使 ソーン=ユーリエフ」。
そんな欠点を抱えたソーンとポロロッチョの相性がとてもいいと、デッキに入れているプレイヤーが続出している。
その秘密は、ポロロッチョのアビリティとヒーローアクション(以下、HA)にある。
ポロロッチョのアビリティは、最後にダメージを与えた敵にターゲットをつける効果がある。
このターゲットを活かせるのが、HAだ。
キスマークがついた敵の背後に、どこからでもワープしつつ、ダメージを与えられる。
対象の敵が動いていたら、ワープ攻撃は不発に終わることがほとんどだが、今回は攻撃ではなく、ワープ性能に注目。
ソーンを採用したポロロッチョで重要なことは、常に誰かしらへキスマークをつけておくこと。
そうすれば、急に大ダメージを受けて体力が減り、とっさにソーンを使ったとしても、HAですぐに復帰することができる。
なお、キスマークがついていない状態で、HAを使っても何も起きないので要注意。
「イデア」や「アミスター」でもキスマーク!?
うっかり誰にもキスマークをつけることなく、ソーンで戻ってしまっても、紹介したデッキなら問題ない。
「-蒼王宮-氷冠女王イデア=N=ユランブルク」(以下、イデア)を使えば、どこからでもマップ上の敵にキスマークをつけることができるのだ。
この仕組みを利用して、スタート地点からイデアを使ってから、HAをすることによって、確実に前線復帰可能だ。
また、マークのついた敵や自身がデスしたときも、キスマークが消えてしまうため、この復帰方法が有効。前線がピンチのときは、急いでかけつけられるメリットになる。
また、ポータルキー制圧中の敵が【防】カードを使っていて、スタンが効かない状態でも気にしないでOK。
【防】カードの上からでも、キスマークだけはつけることができるので、奪われそうなポータルキーを守るときは、非常に有効な手段となる。
いつものシーズンより「ガンナー」が大量出現!
今シーズンは、ガンナーが非常に多かったように感じた。
普段からガンナーは人気ロールではあったが、筆者がバトルアリーナへ行っても、敵味方6人全員ガンナーという戦いが度々見受けられたのが印象的だ。
中でも目立ったのが、「イスタカ」や「サーティーン」といった、火力にも耐久力にも安定感のあるガンナー。
今回は、イスタカをピックアップして、今シーズンのイスタカのあり方を解説していく。
イスタカはどんなガンナー?
イスタカは、ガンナーの中でも、通常攻撃に特徴がある。
ただ通常攻撃をしていただけではDPSが低く、射程も短いため、他のガンナーより劣ってしまう。
そこで登場するのが、イスタカの頭上を飛んでいる相棒「マピヤ」。
このマピヤをHAで指定した敵にまとわりつかせて、その敵に通常攻撃をすると、ガンナーで一番のDPSを発揮する。
ここで問題となるのが、HAでマピヤをつけると、敵に警戒されてしまうことだ。
マピヤでロックオンすることは、敵に「私はあなたを狙っていますよ」と言っているようなもの。
他の敵は「自分は狙われていない」と思って攻めこんできたり、マピヤのついた味方をフォローすべく、こちらへ妨害したりしてくる。
こうなると、なかなか攻めることができない。これがイスタカの悪いところで、混戦時にめっぽう弱いのだ。
そのぶん、タイマンでは誰よりも強い。たった1人の敵にマピヤをつけて攻撃すれば、殴り勝てるからだ。
しかし、ダッシュをすると透明化して、マピヤを強制的に剥がされてしまう「きらら」には、タイマンでも歯が立たない。
12月シーズンで多く見られたイスタカのデッキ
イスタカのデッキは、大まかに2パターンあった。
どちらも、【防】カード・回復カード・カウンターは、ほぼ確定枠としてデッキに組まれていた。
デッキで悩んでいる人は、参考にしてみてはいかがだろうか。
- ぶじゅつかの超速加速
- 楽団姫 ディーバ
- 全天首都防壁 Hum-Sphere LLIK
- 魂を司る聖天使 ガブリエル
足の遅さを「ぶじゅつかの超速加速」(以下、ぶじゅつか)でカバーした、通常攻撃特化型のデッキ。
マピヤをつけた相手を追いかけやすく、追撃が狙いやすいのが特徴。自分から攻めに行く戦法の人におすすめだ。
ぶじゅつかは、攻撃ステータスがURカードの中で、エナジー缶、モノリスに次いで3番目に低く、他のデッキと比べて火力が出しにくいのが、大きな欠点となる。
- 反導砲 カノーネ・ファイエル
- ミナ&ルナ&レナのバーゲンセール戦争
- 全天首都防壁 Hum-Sphere LLIK
- 魂を司る聖天使 ガブリエル
マピヤのついた状態でのイスタカの攻撃は非常に強力で、敵にはすぐに【防】カードを使われがち。
ぶじゅつかを入れたデッキの場合は、【防】カードへの対抗手段がないのが欠点だが、こちらのデッキにはカノーネで破壊できる対応力がある。
カノーネはぶじゅつかより、攻撃ステータスがとても高いため、攻撃力を上げられるのもメリット。通常攻撃の火力も大幅に変わってくる。
しかし、ぶじゅつかがないと、足の遅さが目立つ。敵に逃げられると、なかなか追撃しづらい。
そのため、敵が自分を狙っていると思ったときにマピヤをつけ、他の敵から遠ざかるように逃げるなどして、タイマンに持ち込む受け身型の戦法が中心となる。
Voidollの次に目立ったスプリンター「かけだし勇者」
シーズン中のスプリンター枠として、Voidollをよく見かけるのはいつものことだが、その次に目立ったスプリンターは「かけだし勇者」かもしれない。
9月シーズンより、ステージローテーション制が導入され、日替わりで3ステージの中から抽選で登場(シーズン初日以外の平日限定)。
このシステムを利用して、9月シーズン以降はかけだし勇者が急増。
「グレートウォール」や「光と闇のライブステージ」、「けっこいスターパーク」などの段差があるステージを指定された日には、特に人気が高い。
今シーズンは、そのシステムが導入されてから、初めての野良シーズンとなっていた。
今回も段差のあるステージが複数ある平日のみに、かけだし勇者の人気が集まると思われていた。
しかし、段差のないステージの多い平日や、全ステージ登場する土日にも多く見られたのだ。
味方と連携が取りづらい野良シーズンだからこそ、HAの段差ジャンプを利用して、あちこちのポータルキーを1人で対応しやすいかけだし勇者に、人気が集まったと推測される。
次回は13月シーズン!?報酬の「サーティーン新コスチューム」に注目!
12月23日(日)の「#コンパスフェス」にて発表されたとおり、次回の1月シーズンは、サーティーンのシーズンとなる。
注目すべきは、1月シーズンより導入される報酬の新コスチューム!
ランキング期間中に7日間バトルすれば、誰でももらえる。
今まであまりシーズンに興味がなかった人も、これを機に参加してみてはいかがだろうか。
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