Discordコミュ運用術:コミュニティの人数を増やす方法【実践編9】

「Discordコミュニティ運用術」の第20回(実践編9)は、Discordの総合コミュニティでメンバーを集める方法について紹介します。

Discordコミュニティの運用・代行なら「ギルドロケット」

Discordコミュ運用術:コミュニティの人数を増やす方法【実践編9】

監修:ささもん(Appliv Games)

ゲームライター歴10年。ゲーム公認Discordコミュニティの管理人として、数万人規模のサーバー運用経験あり。

ゲームはジャンル問わずプレイするが、その中でもゴルフゲームが得意。解説役としてテレビにも出演。

書籍「Discord活用ガイド」(2023年7月6日発売)では、IP公認コミュニティを成功に導いたDiscord運用者としてインタビューも受けている。

コミュニティメンバー探しの冒険へ出発!

Discordのコミュニティを作って運用を始めてみても、最初はなかなか人が集まらず、盛り上がるまでの道のりは長く感じると思います。

コミュニティをどう盛り上げるかも重要ですが、まずは「人集め」が最優先。同じゲームで遊んでいる仲間たちを探して、コミュニティを盛り上げる土台を作りましょう!

■目次

コミュニティに求める人材は?
 └ランキング上位の廃課金ユーザー
 └積極的にチャットに参加してくれる会話好きコミュニティの招待URLを拡散しよう
 └招待URL発行時の注意点Twitterでの拡散方法
 └定期的に宣伝ツイートを投稿
 └宣伝用の画像を作成する
 └ユーザーとどんどん交流しようYouTubeでの拡散方法
 └動画の説明文でDiscordを宣伝する
 └配信画面の空きスペースに宣伝文を入れる掲示板での拡散方法
 └Discord専用の掲示板に投稿しよう
 └おすすめの掲示板サイト一覧ゲーム内での行動も重要!
 └活気のあるギルドに所属しよう
 └ゲームをしっかりとやり込もうDiscordコミュニティの運用をご検討中の企業様へ

コミュニティに求める人材は?

コミュニティを盛り上げるためには、どんなメンバーを集めるかも重要です。

ただ人数だけを集めるのではなく、以下のような人たちに来てもらうことを目標にしましょう。

ランキング上位の廃課金ユーザー

いわゆる「ガチ勢」や「トップランカー」といわれる上級プレイヤーです。

そのゲームのトップ層の人たちがいると、コミュニティ内での攻略情報の交換が活発になって、チャットに参加しないROM専の人も継続して来てくれるようになります。

人がたくさん定着するようになれば、そこからチャットに参加してくれることも増えるので、コミュニティ全体が盛り上がっていきますね。

積極的にチャットに参加してくれる会話好き

Discordはチャットがメインの交流場所なので、どんどん話してくれる会話好きの人は必須です。

こういった人たちが数人いるだけでも、コミュニティの盛り上がり方は断然良くなります。

とはいえ、最初はなかなかチャットに参加しづらいと思うので、自分から積極的に発言して、会話しやすい状況を作るようにしましょう!

コミュニティの招待URLを拡散しよう

コミュニティの人数を増やすときは、Discordで発行した招待URLを、以下の場所で拡散していきます。

  • Twitter:定期ツイート、DM
  • YouTube:説明文にリンク設置、生配信で宣伝
  • 掲示板:Discordサーバー掲示板に書き込み

コミュニティを作っても、管理者がしっかりと宣伝をしないと人は集まりません。

特にTwitterは誰でも簡単にできて、宣伝効果の大きい拡散場所なので、どんどん活用していきましょう。

招待URL発行時の注意点

Discordで招待URLを発行するときは、以下に注意してください。

  • 招待URLを発行するチャンネル
  • URLの有効期限を無期限に変更する

招待URLを発行するのは、サーバーガイドなど、コミュニティに参加した人に最初に見てもらいたいチャンネルが鉄則です。必ず該当するチャンネルで招待URLを発行するようにしてください。

また、設定で招待URLの期限を「無期限」に変更するのも忘れずに。初期設定だと、24時間で招待の期限が切れてしまうので注意しましょう。

招待URLの期限は、発行するときに「招待リンクを編集する」から変更できます。「期限なし」と「回数制限なし」に変えておきましょう

Twitterでの拡散方法

まずは「Twitter」を使ったコミュニティの拡散方法を紹介します。

定期的に宣伝ツイートを投稿

招待URLを載せた宣伝用のツイートを作っておいて、定期的に投稿しましょう。

毎回手動で投稿するのは大変なので、指定した日時に自動でツイートをしてくれるBOTを使うのがおすすめ。

例えば、Twitterの分析などができる総合ツールの「SocialDog(ソーシャルドッグ)」。これにもツイートを予約投稿できる機能があります。

ソーシャルドッグにログインをして、「ツイート」のタブを選択すると、ツイートを投稿する画面が出てきます。

ここでツイートの本文を入力したあとに「時間指定ツイート」を選択すると、指定した日時にツイートの予約ができます。

最大10件まで登録できるので、宣伝ツイートを数日分まとめて予約しておきましょう。

宣伝用の画像を作成する

ツイートに画像を添付するときは、インパクトのある宣伝用画像を使うのがおすすめ。

Twitterで画面をスクロールしているときは、画像の有無で目の留まりやすさが違うので、なるべく作っておきたいですね。

試しに作ってみた、『V4』のコミュニティ宣伝画像がこちら。Photoshopで作っています。

画像作りのポイントは、「ゲームのイメージと色を合わせること」と「フォントにこだわること」の2つ。

上の画像は、黒と赤の2色にするために、Discordのアイコンなども色を変更しています。

また、文字のフォントが特に重要で、あまり意識しないとチープな画像に見えてしまうので
注意。文字の周りを縁取りしたり、グラデーションを使ったりして、できるだけリッチに見えるようにしてみましょう。

ユーザーとどんどん交流しよう

宣伝ツイートをするだけでなく、Twitterで他の人と交流することも大事です。

フォロワー数が多い人がリツイートをしてくれると拡散効果が大きいので、そのゲームをやり込んでいるユーザーとは、積極的にTwitter上でのつながりを持ちましょう。

仲良くなれたら、DMで直接コミュニティに勧誘するのもアリですね。知らない人をいきなり誘うのは、印象が良くないのでやめておきましょう。

YouTubeでの拡散方法

続いて「YouTube」を使ったコミュニティの拡散方法を紹介します。

動画の説明文でDiscordを宣伝する

動画をアップするとき、説明文にDiscordコミュニティの宣伝文と招待URLを載せます。

動画の再生数が多いほど、大きな拡散効果を期待できますね。

とはいえ、Discordの宣伝文を入れても、YouTube検索でヒットしにくくなっていては意味がありません。

しっかりと検索ワードを盛り込んで、検索で上位に表示されるようにしましょう。

配信画面の空きスペースに宣伝文を入れる

YouTubeなどでライブ配信をするときに、配信画面の空きスペースにコミュニティの宣伝文を載せます。

スマホの端末によっては空きスペースを作りにくいこともありますが、レイアウトを工夫して宣伝文を配置してみましょう。

iPadのゲーム画面だと右にスペースができるので、ワイプなどと一緒に配置できそうです

宣伝文を配置したら、配信の説明文のところにコミュニティのリンクを忘れずに載せておきましょう。配信中のトークでコミュニティを宣伝するのもいいですね。

掲示板での拡散方法

最後に「掲示板」を使ったコミュニティの拡散方法を紹介します。

Discord専用の掲示板に投稿しよう

Discordには、コミュニティメンバー募集の書き込みができる掲示板がいくつかあります。

TwitterやYouTubeに比べると宣伝効果はやや低いですが、一度投稿するだけでよく、手間はほとんどかかりません。

簡単にできる拡散方法のひとつなので、ぜひ活用してみましょう。

おすすめの掲示板サイト一覧

メンバー募集におすすめの掲示板サイトはこちら。

 サイト名  サイト概要 利用者 
 DISBOARD ゲームに特化したDiscordサーバー掲示板。募集するならここは外せない有名なサイトです。 ★★★
 Discoparty Discordの総合掲示板サイト。サーバーだけでなくフレンド募集の掲示板があります。 ★★☆
 ジモティー 「地元の掲示板、ジモティー♪」でおなじみの掲示板サイト。Discord専用の掲示板もあります。 ★☆☆

この中でも「DISBOARD(ディスボード)」は、特に利用者数が多いサイトなので、優先して投稿したいですね。

投稿するときには「タグ付け」ができるので、ゲームタイトルジャンルのタグをしっかりと付けるようにしましょう。

実際に「DISBOARD」に書き込んでみました

掲示板の書き込みを見た人は、ここの募集文だけで参加するかを判断することになります。

どんなサーバーなのか」「どんなチャンネルがあるのか」がしっかりと伝わるような文章を考えましょう。

ゲーム内での行動も重要!

TwitterやYouTubeでの宣伝効果を上げるために、ゲーム内でできることたくさんもあります。

Discordコミュニティを広められるように、色々なことを試してみましょう。

活気のあるギルドに所属しよう

ゲーム内では、できるだけ活気のあるギルドに所属しておくのがおすすめ。

ギルドに入っていると、Twitterやギルド専用Discordなどでつながることも多くなるので、そこから総合コミュニティの参加もお願いしやすくなります。

仲良くなったら、ギルドの仲間にコミュニティの拡散をお願いするのもありですね!

ゲームをしっかりとやり込もう

例えば、MMORPG界隈などでは知らない人はいないであろうギルガメッシュさん。

その知名度はすごく、某ゲームメディアで特集記事を組まれたほど。

ギルガメッシュさんが最強プレイヤーとして降臨していた『リネージュ2 レボリューション』

こういった人がコミュニティを作っていれば、みんな入りたくなると思います。

これは極端な例ですが、やはり名前をまったく知らない中級者くらいのプレイヤーよりも、見たことのある人が管理者をしていたら、宣伝時の効果も段違いだと思います。

ゲーム内の強さで有名になるか、動画配信者として有名になるか、Twitterで攻略情報を発信している人で有名になるか。

やり方は色々あるので、どれかひとつ「コレ!」といった自分の強みを見つけてみましょう。

Discordコミュニティ運用をご検討中の方へ

弊社では「ギルドロケット」という、Discordを活用したゲームをより楽しく・長く遊んでもらうためのコミュニティ運用サービスを展開しています。

熱量の高いユーザーをクローズドコミュニティに囲い込み、仲間との盛り上がりを最大化させ、ゲームのリテンションを向上させることが期待できます。

「ゲームの継続率を高めたい」「リリース時のユーザー離脱を少なくしたい」「コミュニティを作ったけどイマイチ盛り上がっていない」といった方はぜひご確認ください。

ギルドロケットに関するお問い合わせ・資料請求

Discordコミュ運用術:コミュニティの人数を増やす方法【実践編9】

(C) Netmarble Games Corp. All Rights reserved.