きらら&モノクマが初参戦!調整の入ったタンクたちの活躍は?
人気ヒーロー「メグメグ」がテーマとなった10月シーズン。バトルアリーナは、いつも以上の盛り上がりを見せ、最終日まで熾烈なランキング争いが繰り広げられた。
テーマ曲を手がける八王子Pさんが、シーズン初日にランキングのベスト3に食い込むといった出来事も。ヒーロー愛の強い面々によって生み出されたヒーローだ
大盛況となった東京ゲームショウ2018のステージにて発表された「輝龍院きらら」と「モノクマ」が初参戦し、モノクマ登場と同時に大幅修正されたタンクたちの活躍にも注目が集まるシーズンとなった。
タンクはHA中以外も吹き飛びにくくなり、攻撃カードでのプッシュ量も一律で強化された。調整と同時に追加されたモノクマも同様の吹き飛びにくさ、プッシュ量だ
不動の人気スプリンター「Voidoll」!きららはレアな存在に……
まだ登場したてで、特長を活かしやすいカードの入手難度が総じて高いということもあってか、シーズン中にきららを見かける機会は少なかった。
現環境で群を抜いた人気を誇るのが、「ドリーム☆マジカルスクエア」と「反導砲 カノーネ・ファイエル」を組み合わせたデッキ。マジスクで素早い通常攻撃を畳み掛けやすく、もしガード展開されても、カノーネで大ダメージを与えられる
通常攻撃のほかに透明化という、唯一無二の持ち味をもつきらら。かなり独特な使用感となっており、まだ慣れていないためシーズンでは使用を控えたというプレイヤーも多かったのかもしれない
シーズン中、きらら以上に見かけやすかったスプリンターが、タイマン性能が高く調整されたタンクにも対処しやすいボイドだ。
スプリンターのなかでもボイドは、特に【近】攻撃によるプッシュ量が大きいという特長をもつ。つまり、同じようにフルークで攻撃しても、きららなどより遠くに相手を飛ばせるのだ
モノクマは徒歩型で活躍!
注目されたタンクのなかでも、特に使用率の高さが目立ったのがモノクマ。
グスタフ以外のタンクの定番デッキであるドア型ではなく、攻撃カードを2枚搭載した、いわゆる徒歩型が主流になっている。
最も人気なのが、特殊系【遠】カードを2枚搭載したデッキ。デバフ空間内に居座りながら、広範囲の敵に攻撃できる。相手のダウンなどを狙って、前線を防衛しつつ味方のサポートをしていく
ドア型の場合、持ち味となるデバフ空間を展開する余裕がなく、天敵となるガンナーにも対処されやすいため、他のタンク以上に耐久は難しくなりがち
調整後も人気は変わらず?タンクヒーロー
モノクマ以外のタンクたちはエンジョイ期間まで多かったものの、シーズン中の使用率は落ち着いた印象。
使い手が増える調整というよりは、既存の使い手にとってうれしい調整になったといえそうだ。
当たらないのが基本! ……とはいえど、被弾したときに吹き飛びにくいのは非常にありがたい調整
依然として、シーズン序盤だと同ロールだけのマッチングができるほど人気なのが、ガンナーとアタッカーだ。
野良バトルで、味方が2ガンナーや2アタッカーということも多かった。特にアタッカーはヒーローによって戦法が大きく異なるので、それぞれに合った対応ができるようにしたいところ
10月も「ステージローテーション」導入!バトルポイント計算式も継続
9月シーズンに引き続き、平日はステージが日替わりで選ばれた3つの中から抽選される「ステージローテーション」が適用。
全ステージ抽選時より、ステージに応じた戦略やヒーロー・カードの選択がしやすく、エンジョイ期間などでは味わえない戦略性が楽しめた。
特に、固定チームだと作戦を練りやすく、その楽しさを存分味わえるはず。シーズン後にギルドミッションも実装されているので、ぜひ試してみよう!
バトルポイントの計算式も9月シーズンのものが継続採用され、バトル数を重ねて勝率5割以上をキープできれば、だれでもS7ランクまでたどり着けるシーズンとなった。
固定チームで流行!ディズィー&アダム&テスラ
ヒーロースキル(HS)の相性のいい3人は、ステージ相性に関わらず、固定チームで大人気に。
ディズィーのHSによる強制スタンで身動きできない相手や、強制スタンをHS発動で回避した相手を、攻撃発生までの時間が短く、HSカウンターしやすいアダムとテスラのHSで仕留めて、キルまでもっていく。
場合によっては、敵を全滅にまで至らしめることができ、不利な状況をひっくり返しやすいのが、このコンボの魅力だ
SNS上では「まくり戦法」と呼ばれ、終盤に3人がスキルゲージをためきった状態を作れると、逆転しやすい非常に強力なチームとして話題になっている。
相性の良し悪しでガラリと変わる!モノクマへの対処法
コラボ復刻までは、今後使用率が徐々に減少していくかと思うが、モノクマへの対処法をおさらいしておこう。
相性○:ガンナー・【貫】攻撃もちヒーロー(突進HAもちアタッカー)
モノクマは、ヒーローによって相性が激しく変わるヒーロー。
そのため、自ヒーローがガンナーや【貫】攻撃もち、突進HAもちだった場合は、率先してモノクマの対処に当たろう。
最も相性がいいのが、デバフ空間外から通常攻撃できるガンナー。【遠】攻撃に気をつけつつ、キルまでもっていこう
【貫】攻撃であれば、モノクマの防御力を無視できるだけでなく、デバフ空間内でもしっかりとダメージを入れられる。味方のガンナーなどと協力してキルしよう
忠臣やソル、カイといった突進できるヒーローアクション(HA)をもつヒーローも、モノクマをポータルやデバフ空間から大きく吹き飛ばすことができ、比較的に相性はいい。
【罠】カード「呪詛包帯」による移動速度ダウン同様、HA中はその影響を受けないので、当てにくいということもない(※)。安易に使って回避されて、反撃を受けないようにだけ注意したい
※デバフ空間による攻撃力ダウン(約40%)・防御力ダウン(約60%)の影響は受ける
相性×:その他ヒーロー
相性の悪いヒーローの場合、思い切ってモノクマは無視して、ほかのヒーローを狙ったりモノクマのいない拠点に攻め込んだりしたほうがいい場合が多い。
人数的に有利な状況を作り出し、モノクマが居座る拠点以外を制圧できる状況を作り出せば、敵モノクマが対応せざるを得なくなり、モノクマ得意の迎撃する戦法を実質封印できる。
特に「立体交差のある風景」や新ステージ「って~!つっぺる工事現場」などC地点が狭い通路にあるステージでのモノクマは脅威。正面からまともに戦っても、打開することは難しいだろう
モノクマを無視して敵陣側へと攻め込み、相手をキルしたりポータルにプレッシャーをかけたりして、対応させる。うまくいけば、間接的にC地点を奪還できるはずだ
ディズィー&アダム&テスラへの対処法
この組み合わせは非常に強いのだが、いわゆるHSまくりをするには、当然ながら終盤にスキルゲージがたまっている必要がある。
そのため、HSコンボの大本となるディズィーやゲージために多少時間が必要なアダムを妨害して、スキルゲージを極力たまらせないようにしたり、ディズィーHS発動前に、アダム&テスラがHS発動せざるを得ない状況に追い詰めたりして、連携を断とう。
全ヒーロー中でも、トップクラスにスキルゲージがたまりやすいテスラを妨害するのは至難の業。コイルの位置を把握しておき、テスラの近くで無防備にHSを発動しないようにしたい
最悪、ゲージをためきられてもアダムとテスラのHSの性質上、一直線に並んでいなければ、一掃されることはない。
ディズィーの強制スタンがかかる前に、散り散りになって、まとめてやられない状態にしよう。
HSコンボ最大の目的はポータルキー奪還にある。キーの近くにいると、結果的に狙われてキルされやすくなってしまうので、あえてキーから離れて、相手の攻撃しづらい場所・死角へと避難し、生存を優先して挽回を狙うのも対処法となるだろう
また、直接的な対処法とはいえないが、テスラやサーティーン、リュウ、メグメグ、マルコスといったスキルゲージのたまりやすいヒーローを使えば、それだけHSでディズィーの強制スタンを回避しやすくなる。
敵テスラによるHSカウンターに注意しつつ、なんとか終盤をやり過ごそう!
リュウ、マルコス(2段階目まで)、メグメグ(2回目以降)など、HS演出の短いヒーローを使えば、スタン回避後に行動しやすくなるといったメリットも。スタンした味方の近くで、アダムのHSなどに巻き込まれないように注意!
11月シーズンには床が抜ける新ステージが参戦!
10月シーズン終了後のメンテナンスで、新ステージ「って~!つっぺる工事現場」が登場!
バトル中、B、C、D地点のある通路が毎分0秒~45秒ほどまでの間、落下エリアとなる大きなギミックが搭載されたステージだ。
開幕3:00~2:45の間も前線が落下エリアとなるため、「どこにでもいけるドア」でもない限りは、全員でA(E)地点でスキルゲージためをすることになるのがこのステージの特徴
床はB、D地点側から抜けていくので、開幕ドアは可能。制圧後すぐに近くの安全エリアに避難しないと、落ちて死んでしまうので注意
毎分45秒あたりになると、C地点のある中央側から床が敷き詰められていく
【押】カードや【引】カードがあれば、相手を強引に落下エリアに突き落とすこともでき、今までのステージとはまた違った感覚で楽しめる。
通路は狭めなので、【周】攻撃や【遠】攻撃が輝きやすいステージとなるだろう。
【遠】カードであれば、C地点の脇にある安全エリアから反対側の安全エリアも攻撃できる
11月シーズンからは本ステージも加わる。かなり特殊なステージとなっているので、エンジョイ期間のうちにしっかり慣れておこう!!
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