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波動で跳ばせて昇龍拳
古来からの隆の戦法として「波動拳で相手をジャンプさせて、昇龍拳で撃ち落とす」というものがあります。
波動拳は飛び道具なので、画面端~端まで届きます。相手は、地上にいると波動拳に当たってしまうため、ジャンプして飛び越えてくるわけです。
ここで昇龍拳が出せれば、相手にダメージを与えつつ、試合の主導権を握ることができます。
というわけで、今回は昇龍拳の出し方、使い方を覚えていきましょう。
歩いて波動拳
昇龍拳のコマンドは「→↓↘+P」です。
昔から言われているのが「歩きながら波動拳」、つまり「→↓↘→+P」という入力です。
この入力は、ほとんどの2D格ゲーで使える、汎用的な昇龍コマンドと言えます。
出せるようになったら、波動拳と同じくひたすら練習。延々と昇龍拳を出して、ミスがなくなるまで手に馴染ませましょう。
ちなみに、ストIII以降のストリートファイターシリーズでは、↘↓↘+Pでも出せます。ですが、他のタイトルだと出ないことが多数なので、しっかり→↓↘入力を覚えておいたほうがいいでしょう。
トレモで対空してみよう!
ちゃんと昇龍が出せるようになったら、次はトレモで相手キャラクターにジャンプ攻撃を出させて、これを落としてみましょう。
トレモにはたいてい、相手キャラクターの動きをレコーディングさせて、自由に再生できる機能があるので、これを使います。
拳のジャンプ大Pが超強いので、練習相手にはピッタリ。対空には、中か大昇龍拳を使います。
隆が地上にいるときのほうがダメージが高いので、なるべく引きつけて出しましょう。
これもひたすら練習して、「引きつけて昇龍拳の根本で落とす」感覚をしっかり身につけてください。
格ゲーしてる感、出てきたでしょうか。
ストIIのCPU戦が実戦的!
他にいい練習法としては、ストIIシリーズのCPU戦がおすすめです。
初代ストIIだと隆が弱いので、ダッシュ以降がいいでしょう(他のキャラクターを使うにしても、初代は性能が極端です)。
ストIIシリーズはCPUのアルゴリズムがよく練られていて、実戦の練習に最適です。春麗や拳がよくジャンプしてくるので、漏らさず昇龍拳で落としていきます。
実は、ストIIシリーズはCPU戦がノーコンティニュークリアできれば、それなりに実戦でも戦えるようになっています。
敵の動きも特徴があって面白いので、ぜひノーコンティニュークリアに挑戦してみてください。
これで簡単なジャンケンができる!
昇龍拳、出るようになったでしょうか。これで、地上戦における簡単な駆け引きができるようになっています。ジャンケンに例えると……
- グー:波動拳
- チョキ:様子を見て昇龍拳待ち
- パー:波動拳読みでジャンプ
という感じです。波動は様子見に対して削りダメージを与えることができ、様子見は波動読みジャンプに対して迎撃、波動読みジャンプは波動拳に対してジャンプ攻撃が刺さる、という3すくみになっています。
このように、武器を身に着けていくことでだんだんと対戦でも戦えるようになっていきます。ひとまず、波動と昇龍をマスターしましょう。
次回は、ジャンプ攻撃からのコンボについて解説する予定です。
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