ウォーリアの特徴
ウォーリアは、剣と盾を持って戦う、攻守に安定感のあるクラス。投げ技やダウンを取るスキルが豊富であり、闘技場でのタイマン戦闘も得意としている。
戦闘態勢のときは常に盾を構えているため、前方からの攻撃は自動でガードしてくれる。回避せずとも相手との距離を詰めやすく、初心者の人にも扱いやすいのが特徴的だ。
また、盾で敵の攻撃を受けきるというよりは、前方からの攻撃を防ぎつつ距離を詰めて、接近戦に持ち込んでいく戦い方になる。
そのため、攻めと守りを使い分けるのではなく、自身の得意な距離に相手を引きずり込んでスキルで圧倒していく、攻撃的なクラスといえるだろう。
ヴァルキリーとの違い
本作には、ウォーリアと同様に剣と盾を持った「ヴァルキリー」というクラスがいる。
ウォーリアは盾を利用してうまく距離を詰めて、強力なスキルを押し付けるように戦う。対してヴァルキリーは、攻めと守りの変わるタイミングを見極めて、着実に相手の体力を削る堅実な戦い方ができるクラスだ。
守りに関してはヴァルキリーに軍配が上がるが、攻める能力ではウォーリアが大きく上回っている。常に前線に出てガンガン攻めていきたい人などには、ウォーリアが合っているだろう。
ウォーリアの攻撃スキル
ウォーリアのスキルには「前方ガード」と「スーパーアーマー」(攻撃されてものけぞらない)が付いていることが多く、相手に反撃されにくいものが多い。
ダウンを取れるスキルも豊富にそろっているので、相手の行動を制限しながら戦っていくのがいいだろう。
アドバンスソード(初期から所持)
前方の敵を斬りつけるシンプルな攻撃。深化させていくことで攻撃力上昇のバフ効果が付き、非常に使いやすいスキルへと成長する。
クールタイムが0.1秒と極端に短いため、押し続けていれば連発することが可能であり、MPを消費する通常攻撃といってもいいだろう。
強撃(初期から所持)
「アドバンスソード」よりも威力が上がり、一発目に硬直効果がついた攻撃。
剣を横に薙ぐように振るため、攻撃範囲も少し広め。MPを消費しないので、他スキルにMPを使いたい場合に装備しておくと、通常攻撃以外でも火力が出しやすくなる。
押し蹴り(習得レベル4)
前方に二段蹴りを行うスキルであり、2発目を当てると相手をダウンさせる。
ダメージが高くないので単品で使うより、ダウンさせて他のスキルに繋ぐための技として使うのが良いだろう。
回転斬り(習得レベル7)
思いっきり剣を振りおろして攻撃する技。使用中はスーパーアーマーが付いており、相手の攻撃でも止めにくく、ダメージも高い。
また、攻撃範囲が広くノックバック効果もあるので、モンスターたちに囲まれたときに使用すれば、すばやく脱出できるだろう。
ダメージが高いスキルの中ではクールタイムがかなり短く、ボス戦ではダメージソースとして活躍する優秀なスキルだ。
剣気飛ばし(習得レベル10)
剣気を2回飛ばす中距離攻撃であり、発生も早いのがポイント。ウォーリアは近づいて戦うのが基本のため、近づかなくても攻撃できる貴重な攻撃手段だ。
ただし、剣気自体のダメージはそこまで高くない。相手の攻撃範囲外から攻撃したいときや、闘技場で逃げ回る相手を攻撃したいときなどに使うのがベスト。
グラウンドスマッシュ(習得レベル14)
ジャンプしたあと、地面に剣を打ちつけて周囲攻撃を行う技。威力が高いだけでなくノックダウン効果もあり、場面を問わず使いやすいスキルの一つだ。
さらに、ジャンプ中は無敵効果がついており、モンスターに囲まれたときの脱出手段としても最適。闘技場では、相手に攻撃を押し付けることもできる強力なスキルとなっている。
ピアース(習得レベル18)
空中へ少し飛び上がりつつ、前方に突き攻撃を行うスキルであり、クールタイムが短めでダメージも高い。ヒット時には相手が硬直し、他スキルに繋げることもできる。
また、前方ガード効果があり、ある程度の攻撃なら防ぎながら敵へ攻撃することが可能。ボス戦など、単体のモンスターと戦うときには特に重宝する技だ。
ボイドシールド(習得レベル22)
盾で防御を固めたまま相手にぶつかっていく技。前方ガード効果があるだけでなく、発生が早いうえにダメージも高い。
レンジャーやウィッチなど、遠距離から攻撃を行う相手との距離が詰めやすく、クールタイムも短いため、瞬間的に攻撃したいときに使いやすい技だ。
キャッチ&スロー(習得レベル27)
相手をつかんで叩きつける投げ技の一つ。スキル中にはスーパーアーマーが付いているだけでなく、当てれば強制的にダウンが取れるため、闘技場では必須クラスの強力なスキルだ。
また、ダウン時の相手に当てれば、さらにダウン時間を延長させることができる。相手の行動を長時間制限可能であり、一方的に攻撃できる状況を作り出せるだろう。
怒りの咆哮(習得レベル31)
周囲の敵をノックダウンさせつつ、自身に攻撃力上昇+防御力上昇+持続回復のバフを付与する。ウォーリアでは深化なしで回復効果の付いた唯一のスキルであり、オート狩りには欠かせない。
闘技場やボス戦においても回復とバフの両方を行えるため、どんな状況でも装備しておいていい必須スキルといえるだろう。
突進突き(習得レベル36)
前方ガードの状態で突進しつつ、ヒットした相手を硬直させ、最後の蹴りでダウンも取れる攻撃。
突進の移動距離が長く、タイマン時には相手との距離を詰めやすい技だが、自身での操作が難しく、慣れが必要。
ダメージは平均的で範囲の広い攻撃ではないので、狩りよりも闘技場などで使える対戦向きのスキルだ。
スラストバトルスピア(習得レベル40)
前方に槍を投げるウォーリア唯一の遠距離攻撃技。ヒットした相手をダウンさせることができ、さまざまなスキルに繋げられる、コンボの起点となるスキルだ。
投げている槍の攻撃範囲は非常に狭いが、着弾時の衝撃波では周囲の敵を巻き込めるため、狩りでも比較的使いやすい。
クールタイム・ダメージともに優秀なスキルであり、使うスキルに迷ったら採用を検討してもいいだろう。
スラスト&スロー(習得レベル45)
「キャッチ&スロー」に似た性能を持つもう一つの投げ技。剣で相手を突き刺すため、素手でつかみに行く「キャッチ&スロー」よりも攻撃範囲が広い。
さらに、深化させると相手に出血を負わせることができ、継続的にダメージを与えることができるようになる。
2種類の投げを繋ぐことで、長時間相手を行動不能にでき、こちらも闘技場では必須クラスのスキルだ。
バーサークラッシュ(習得レベル50)
「突進突き」のように走りながら攻撃を行う技。狙っている相手への追尾性能が非常に高く、自身で操作してもかなり当てやすい。
さらに、前方ガードの効果が付いているので、敵の攻撃では止まりにくい。距離を詰めてからは他スキルにも繋げられるリスクの少ない優秀な技となっている。
ただし、「突進突き」よりも範囲が広い代わりにクールタイムが長い。戦闘の状況に合わせて、2種類のスキルを使い分けるのが良いだろう。
トワイライトスカー(習得レベル55)
6回もの打撃判定がある広範囲攻撃スキル。1回の打撃ダメージが高いため、総合的なダメージはウォーリアのスキルで最高クラスの強力な技だ。
最後の打撃にはノックダウン効果があり、スーパーアーマーも付いている。闘技場や集団戦でも強気に振っていけるスキルといえるだろう。
ウォーリアのスキル構成例
ウォーリアのスキル構成例を、状況別に3種類ご紹介。
記載している構成は汎用性や安定感を重視しているので、戦う相手や自身のキャラのレベルに合わせて、自分好みにカスタマイズしてほしい。
狩り用
- アドバンスソード
- トワイライトスカー
- グラウンドスマッシュ
- 回転斬り
- 怒りの咆哮
- 剣気飛ばし
- スラストバトルスピア
- 自由枠
「アドバンスソード」と「怒りの咆哮」で攻撃バフをかけつつ、攻撃範囲の広い技でモンスターを一掃していく構成。
「剣気飛ばし」や「スラストバトルスピア」も採用しているので、遠くの敵も狙いやすく、広範囲での狩りが行えるようになっている。
自由枠は、「ピアース」を入れればボス戦でも使いやすくなり、「ボイドシールド」を入れればオート狩りが安定しやすくなる。用途に合わせて変えていこう。
闘技場用
- スラストバトルスピア
- キャッチ&スロー
- スラスト&スロー
- トワイライトスカー
- 怒りの咆哮
- バーサークラッシュ
- 突進突き
- グラウンドスマッシュ
相手の行動を制限しやすいスキルで固めて、こちらが一方的に攻撃することを想定した構成。
基本的には、ダウンを取るスキル→投げ技→投げ技のコンボで相手を拘束し、締めに「トワイライトスカー」や「グラウンドスマッシュ」などの大技で、一気に相手の体力を削っていく。
レンジャーやウィッチなど、遠距離クラスとの戦いを安定させたい場合は、突進スキルを「ボイドシールド」に変えて距離を詰めていくのもアリだろう。
集団戦用
- 怒りの咆哮
- スラストバトルスピア
- キャッチ&スロー or スラスト&スロー
- トワイライトスカー
- バーサークラッシュ
- グラウンドスマッシュ
- 回転斬り
- ボイドシールド
スーパーアーマーや前方ガードのスキルを中心に、混戦に巻き込まれても倒されにくい構成。
集団戦では投げのモーションが命取りになる可能性があるため、投げは採用するなら一つだけにしておくべきだ。
また、「バーサークラッシュ」はクールタイムが長い。スキルの回転率を良くしたい場合は「突進突き」と入れ替えよう。
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