オーバーエンチャント（OE）とは？
「オーバーエンチャント（以下、OE）」とは、残りの安全強化回数が0回の武器や防具を強化していくこと。
成功すると安全強化回数分以上に装備の性能を高められる一方で、失敗すると消失してしまう。
装備と強化の巻物を選ぶところは、通常の強化と変わらない。成功時に+値が増え、武器なら追加ダメージと命中、防具ならACやMRなどが向上するところも同様だ
OEは、フルゼル、フルダイに到達したプレイヤーをさらなる高みへと押し上げてくれる反面、失敗時のリスクも大きい強化要素といえる。
そのメリットとデメリットをきちんと把握して、キャラクター育成に役立てていこう。
OEのメリット
等級が低い装備でも強くなる
OE最大のメリットは、たとえ等級の低い武器・防具でも、上位の等級に匹敵する性能まで引き上げられるところ。
希少級や英雄級がなくても、OEを駆使してキャラクターを強くすることができるのだ。
『リネM』は、等級が低くても優秀な武器・防具が多い。下手な希少級より、OEした高級の方が強い場合も
激レア装備入手よりも手軽に強くなれる
現状、驚異的なドロップ運を持つ場合を除き、英雄級以上の装備を直接入手するには、大量のダイヤや課金が必要になる。
簡単には手に入らないからこそ、OEで等級の低い装備を強くするほうが現実的なキャラクター強化方法といえる。
無課金・微課金の方は特に積極的に利用したいところだ。
等級の低い装備ならスペアも用意しやすい。つまり、OEにも挑戦しやすいといえる
OEのデメリット
装備が消失する
OEに失敗すると、その装備が消失し、二度と復旧できない。成功率自体も低いため、消える可能性の方が高いことは認識しておこう。
素材やアデナ、時間と情熱もかけた武器・防具が消えてしまうのは、精神的にもこたえるものがある。その分、成功時の喜びもひとしおなのだが……
使用中の武器・防具が消えると、当然ながら戦力ダウンは避けられない。そのため、OEに挑戦する前に、必ずスペアを用意するようにしよう。
逆を言えば、スペアを用意する余裕がないときは、OEには挑戦すべきではないといえるだろう。
大量のアデナがかかる
OE挑戦時は、武器・防具強化の巻物を購入することに加え、スペアを用意しなければならない。
等級の低い武器・防具といえど、製作には素材アイテムとアデナがかかり、けっこうな出費となってしまう。
いくつかスペアを用意してからOEに挑戦する場合、100万アデナ程度なら簡単になくなるものと思っておこう。
装備自体よりも、材料の「高級〇〇」「最高級〇〇」といった素材アイテムを作るときに最もアデナがかかる。全職がお世話になる「アイアンゲートル」の場合、高級鉄だけで80万アデナ（5万アデナ×18）が必要
OEに挑戦すべきタイミング
フルゼル・フルダイではきつくなったときが、OEに挑戦すべきタイミングの1つといえる。
レベル60くらいから行くようになるダンジョンは、AC-100程度ないと長時間放置はおろか、オート狩りでちょっと目を離した間に死亡する可能性がある。
レベル45付近に続く、第2のハードルといえるところなので、このあたりから装備を少しずつOEすることを考えておこう。
エヴァ王国4F（海底）や竜の渓谷（DVC）からは、アクティブモンスターも出現するようになり、体力回復剤の消費が跳ねあがる
スペアが用意しやすいものからOEしよう
職業によっても異なるが、スペアが用意しやすいものからOEしていくのがお手軽でリスクも少ない。
製作で「高級〇〇」「最高級〇〇」が必要ないものや、要求数が少ないもののような、アデナがそれほどかからないものから選んでいこう。
強化の巻物購入にもアデナがかかるため、節約することは重要。騎士や君主がよく利用する「マジックヘルム」はNPCから購入できるので特におすすめ
祝福の巻物で安全にOEを狙える!?
強化の巻物の中には、頭に「祝福された～」と名の付く特別なものも存在し、最大で強化値が+3される可能性がある。
これを安全強化の限界の1つ手前で利用することで、消滅のリスクなく、OEへ挑戦できるようになるのだ。
祝福された強化の巻物はレアだが、入手したらぜひ利用してみよう。
たとえば安全強化4の防具なら、+3で使用し、+5、+6になることを狙う。ちなみに、「アイアンゲートル」に使うのはさすがにもったいないので、絶対に燃やしたくないレアなものをOEしよう
「祝福された武器強化の巻物」はb-DAI、「祝福された防具強化の巻物」はb-ZELと呼ばれることが多い。主にショップにある「輝く～強化の巻物箱」から低確率で排出される
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