リネM攻略

『リネージュM』川南P×反王ケンラウヘル対談(前編):実際、PC版『リネージュ』はどれだけ再現されている?

2019年春に日本国内でのサービス開始が予定され、すでに事前登録者数100万人を突破している大注目の『Lineage M(リネージュM)』。今回、本作の運営プロデューサーを務めるエヌシージャパンの川南巌氏と『リネージュ2 レボリューション』の有名プレイヤーである、反王ケンラウヘル氏の対談が実現。前編となるこの記事では、『リネージュ』と『リネージュM』の違いについて語ってもらった。

変わらぬ“リネージュらしさ”は今だからこそ新しい

今年で正式サービス開始より17周年を迎えたPC向けMMORPGの老舗タイトル『リネージュ』。『リネージュM(以下、リネM)』は、その世界観、システムを元にしたスマホ向けMMORPGだ。

と、このあたりまでは、すでに周知の情報だが、実際にPC版『リネージュ』はどこまで再現されているのか、というのはMMORPG好きならだれもが気になるところ。

今回は『リネージュ』に人生を変えられたと自負する反王ケンラウヘル氏とともに、リネM日本運営プロデューサーである川南巌氏を直撃。

懐かしい『リネージュ』談義に花を咲かせつつ、気になる仕様、ヘビーユーザーだからこそわかる『リネージュ』感を思う存分質問してもらった。

エヌシージャパン『リネージュM』日本運営プロデューサー 川南巌氏

『リネレボ』の強豪血盟「反王親衛隊」の血盟主 反王ケンラウヘル氏

『リネージュ』がまさに人生、というくらい衝撃だった

――本日はよろしくお願いいたします。まずはお二人の趣味、ゲーム歴など、自己紹介をお願いします。

川南:『リネージュM』運営プロデューサーの川南です。ゲーム歴はMMO以外だと、コンシューマーのRPGとか格闘ゲーム、シューティングゲーム……。

反王:さすが幅広い、具体名は出さずにジャンルでいくとは(笑)。

川南:(笑)。具体的なタイトルは候補が多くて選びづらいですね。ゲーム以外の趣味だとヘビーメタルを聴くのが好きですね。

――(笑)ちなみに、エヌシージャパンに入ってからはどれくらいになりますか?

川南:2004年に入社したので、今年で……15年目ですかね。PC版『リネージュ』のプロデューサーになってからは3年ほど経過したかと思います。

――『リネージュ』といっしょにリネMのプロデューサーも兼任されるのでしょうか?

川南:いえ、PC版『リネージュ』の業務からは離れて、今はリネMに専念しています。去年の12月からですかね。

――ありがとうございます。続いて反王さんも自己紹介をお願いします。

反王:職歴はナゾということで。

好きなゲームは、ジャンルはやはりオンラインゲームがものすごい好きで、初めてプレイしたのが『リネージュ』だ。

おそらく、多くの人が一番最初にやったオンラインゲームってものすごく印象に残ってると思う、10年、20年経っても。

我の中では、『リネージュ』がまさに人生、というくらい衝撃だった。今日オフィスに入って「エヌシージャパン」のロゴ見て思わず興奮して写真を撮ってしまったくらいだ(笑)。

川南:(爆笑)

反王:仕事が忙しくなってプレイできなくはなったけど、『リネージュ』を昔やってたっていう人は多いと思う。

自分が盛り上げることで、そういう人に『リネージュM』を届ける一助になれればいいかなと思っている。

川南:ありがたいです。

――ゲーム以外では普段はなにをされてるんですか?

反王:オンラインゲームで人と関わることが多いので、休日は自転車(ロードバイク)に乗ったり、ブログ書いたりしながら一人になれる時間を大切にしている。

――最近ゲームに関わることが多いですもんね。オフ会だとか(笑)。

反王:間違いない。課金額がちょっと2桁、あるいは3桁違う通称「神々」から「明日寿司に行きましょう」っていきなり鹿児島に連れて行かれたりだとか(笑)。

川南:(笑)

リネMでも変わらぬリネージュらしさ

――『リネージュM』をリリースするにあたって、PC版『リネージュ』をどれくらい再現しているのか、というところはユーザーも気になるところかと思います。そのあたりについてお聞かせください。

川南:そうですね。まずグラフィックはほぼほぼ同じなので、ぱっと見のところは「お!」ってくるところはあるかと思います。

たとえばデスナイトであったりとか、街の倉庫のドワーフのNPCだったりとか、その辺を見ると、「これは懐かしいね!」ってなってくれるはずです。

一方で、システム面はけっこう変わっているかと思います。たとえば「製作(※)」ですかね。

※モンスター討伐などを通じて材料アイテムを取得することができ、強力な武器や防具をはじめ、多くのアイテムを製作することが可能なシステム

もちろんPC版『リネージュ』の方にも製作はあるのですが、だんだん使わなくなるようなコンテンツでした。ただリネMの方は、ずっと後の方でも使うんですよね。

直ドロップもなくはないんですけど、強い武器ほど、製作の工程が入ってきたりして、そこはけっこう楽しめるかと思います。

――製作やドロップは『リネージュ』らしいところですよね。

反王:『リネージュ』はレアドロップにものすごい夢があった。たとえばFI(※)に籠って「古代スクロール」出して一攫千金とか、レッサードラゴン倒して「ドラゴンの心臓」で200Mとかあったり。

※忘れられた島(Forgotten Islandの略)

川南:なぜかFI行った後、ナイトが突然「ちょっと用事できた」みたいな(笑)。

反王:そうそう! 持ち逃げするヤツとかがいた。昔はドロップアイテムが他パーティプレイヤーに共有されなかったので。

「夢を追い求める」じゃないけれども、『リネージュ』はそういうワクワクする経験の繰り返しだったと思う。

そういう面で、「ドロップに夢があるのか」には非常に興味があった。

川南:リネMのドロップに関しては、もちろん高額なレアアイテムとかも落ちるんですけど、高額になっている対象が面白いです。

今韓国版をやっている人とかに聞くと、向こうはサービス開始から2年くらい経過しているのですが、魔法のスキルがいまだにものすごく高いらしいんですよ。ウィザードの「ファイアーストーム」とか 「イミューントゥハーム」とか。

反王:そういったアイテムは課金ではなくてドロップで入手するってことか……。あとは取引所とか。

川南:そうです。なので、夢を拾うというか、一攫千金できる要素はちゃんとあると思います。

反王:よかった! それがあるかがすごく心配だったので。あの夢を追いかけるのをまたモバイルでやりたいなと思い……。

今のスマホ向けMMOは、放置してから復帰しても、結局見るのがいくつお金たまったか、いくら経験値入ったかのみで、手軽だけども狩りの楽しみというのがあまりなく。

だから、ドロップ品が入手できたときのワクワク感みたいなところはぜひ入れてほしい。

川南:大丈夫です、それは残ってると思います! たとえば取引所で使われる対価が、「アデナ」じゃなくて、いわゆる課金石の「ダイヤ」なんですよ。

なので、無課金でもいいドロップ品を入手できれば、取引所でダイヤが入手できます。

それを使って課金ショップでしか買えないアイテムを買うとか、そういうプレイの仕方も熱いんじゃないかと思いますね。

――狩場の自由度も『リネージュ』の魅力のひとつだったかと思います。リネMではどうなっているのでしょうか?

川南:いわゆる「狩りの適正レベル」がないところは、そのまま再現されています。高レベルでも、モンスターを倒せばなにかしらの経験値やドロップ品がきちんと入ります。

反王:昔の仕様のまま! それは非常にうれしい!

川南:なので、マイペースに狩りをしたい人やポーション使ってでも狩り効率を優先したい人など、自分のスタイルで好きな狩場に行ってもらえるようになっています。

反王:中級層とかが狩りをただ単に作業ゲーにするんじゃなくて、「今日はこれがほしいからここで狩りたい! だから手伝ってくれ」みたいな感じで自由に楽しめるというのは、昨今のスマホMMOにはないから楽しみだ。

川南:昔はいらない敵を隅っこに釣って、隔離みたいなのをやってましたね。

反王:初心者村にものすごく強いボスを引っぱってくる輩とかも大勢いた。スライム、イノシシ、ゴブリン、フェニックス! みたいな(笑)。

川南:昔はどこまでも敵を引っ張っていける仕様だったので、足の速い変身で釣ってくる職人がいましたね(笑)。

反王:SKT(※)っていうオープンフィールドに釣ってきたヤツがいて。テレポート周辺の初心者の連中に、「おい、おまえら今は出るな!」って(笑)。

※シルバーナイトタウン(Silver Knight Townの略)。初心者エリアを卒業したナイトが初めていく村

――いい時代というか、本当に自由なゲームだったんですね。ちなみにリネMでは……

川南:残念ながら賢くなっちゃってるんですよね。途中で帰っちゃいます。昔のモンスターは本当におバカで楽しかったですね。

「暗黒騎士」までは早めに実装したい

――『リネージュ』らしさが多分に残っているというお話をうかがいましたが、逆にスマホ向けに遊びやすくしているところはあるのでしょうか?

川南:PC版『リネージュ』は、元々ショートカットが多い方ではないんですけど、スマホは画面サイズの関係からいろいろな魔法をショートカットに入れるのが大変だと思っています。

なので、だいぶ魔法の数が減っています。役割がかぶっているものとかが減ってたりしますね。

たとえば「エナジーボルト」とか「ウインドカッター」のような、単体攻撃用の初期魔法は5種類ほどあったのですが、そのへんがばっさり1個になったりしてます。

――オート狩りも入っているとのことですが、やはりソロ向けですか?

川南:パーティーでもできないことはないですけど、手動でやった方がやっぱりいいと思います。

反王:レビューとかを見ても、パーティーでオート狩りしてても効率が悪いと聞く。手動だとタゲあわせてやったりできるので、そのあたりは『リネレボ』と同じようだ。

川南:オート自体も、あえてそんなに高性能にしていないみたいなところがあって、最終的には手動でやった方が効率がいいバランスになっているのかなと感じました。

最近のスマホ向けMMOの超高性能なオートとは少し目的が違う気はしますね。

反王:TU(ターンアンデッド)狩りとかもできるみたいな話を聞いたが、その辺はどうなのだろう。

川南:ちょっと詳細はご説明しづらいですが、魔法をディレイごとに使い続ける設定にはできるので、TUはTUしか使わないからオートに向いてるのかなというのはあります。

反王:なるほど。カスタマイズできるオートは非常にうれしい。

川南:ただ、MPとの兼ね合いは結構試行錯誤が必要ではないかなと思います。手動の狩り効率とは別に、どういうオートがいいかを突き詰めていくのは楽しみのひとつだと思います。

――スマホだけの新クラスもありますよね。

川南:「銃士(ガンナー)」と「暗黒騎士」ですね。暗黒騎士はけっこうカッコよくて、すごく大きな盾を持った片手剣クラスなんですけど、それが武器攻撃力を魔法攻撃力に変換するってスキルがあって。

『リネージュ』の魔法って回避できないんですよ。魔法攻撃として叩けるところがすごい楽しみです。

――新クラスはリリース時点では追加されるんでしょうか?

川南:いえ、リリース初期からの実装は基本の5職「君主」「騎士(ナイト)」「魔術師(ウィザード)」「エルフ」「ダークエルフ」ですね。

反王:韓国版リリースからだいたい2年の差があるわけだが、アップデートも2年かけて追いつくって感じなのだろうか? それともちょっと縮めていくイメージだろうか?

川南:一応縮めていくイメージで進行しています。

実はダークエルフは、リリース段階では入っていない予定だったのですが、リリース時に実装することで約半年分、あとはアップデートのタイミングを少しずつ前倒しにしていって……というスケジュールを予定しています。

具体的に追いつくまでにどれくらいっていうのは明言できないですが、今韓国版に実装されている「暗黒騎士」までは早めに入れたいなと考えております。

全体的に、遊びやすくなっただけではなく機能的にもPC版から進化している部分も多数ありますので、期待していただければと思います。

『リネージュ』昔ばなしで大盛り上がりの前編はここまで。

後編では、攻城戦、ガチャ、クラスなど、リネMの気になる仕様について掘り下げて語っていただいた。

『リネージュM』事前登録概要

実施期間:2月15日(金)~ リリース前日まで

『リネージュM』の事前登録は、以下のいずれかの方法で行うことができます。

  1. LINEでの登録方法
    LINE公式アカウントの友だち登録で完了
  2. Twitterでの登録方法
    公式Twitterをフォローで完了
  3. Facebookでの登録方法
    公式Facebookをフォローで完了
  4. メールアドレスでの登録方法
    事前登録サイト入力フォームにご自身のメールアドレスを入力し「登録する」ボタンを押すことで登録が完了
  5. Google Playでの登録方法
    こちらのサイトへアクセスし「事前登録ボタン」を押すことで登録が完了

タイトル概要

  • タイトル名:Lineage M(リネージュM)
  • ジャンル:MMORPG
  • サービス開始予定日:2019年春
  • 価格:ダウンロード無料・アイテム課金有り
  • 対応OS:iOS 9.0以降/Android4.4以上
  • 開発:NCSOFT
  • 運営元:NC Japan K.K.

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