総員、我が名はケンラウヘル。すなわち反王である。
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今日はダークエルフについて。
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そしてその前に一つ。
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リネージュMの日本サービス開始日は5月29日(水)になったということもあり、数ある媒体でリネージュMについての情報が出てきた。
Appliv Gamesの攻略サイトでも既にクラスについて、そして実際のプレイレポートなどが出ている。
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本来であればこのブログでは、リネージュM自体の情報が少ない中で過去はこんなだったという紹介をするはずだったのだが、その情報いる?的な状態に陥っている。
何故このタイミングでクラス紹介をしてしまったのか。
致命的なチョイス。
しかし、一度乗りかかった船、残るダークエルフ、そして君主についてのリネージュ1での思い出と感想を元に書いていこうと思う。
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■圧倒的殲滅力
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ダークエルフはリネージュ1においてアップデートで実装されたクラスだ。
それまで前衛の花形であったナイトを差し置き、殲滅力特化という特徴を兼ね備えたいわば黒船的な存在であった。
物凄い苦労して育成した高レベルナイトが一対一のPKでそこそこ程度のダークエルフに駆逐されていくのをよく目にしたものだ。
我もメインがナイトであったが、このダークエルフの存在というのは本当に恐ろしいものであった。
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ダークエルフの特徴はとにもかくにも殲滅力と圧倒的火力、これに尽きる。
この圧倒的火力を実現している要因としては自身にかける多彩な火力系バフに他ならない。
攻撃力が上がる魔法や相手の被ダメージを上げる魔法など、常に火力強化バフを入れながら戦うスタイルだ。
確かに防御力という面ではナイトには負けるかもしれないが、そんなことはお構いなく「倒される前に倒す」という戦い方が基本になる。
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BOX(敵に囲まれて集中砲火を食らうこと)を喰らうと若干厳しいところではあるものの、一対一では無類の強さを誇る。
ちなみにリネージュ1では、ナイトはHP・耐久力が高いということだけあってBOXされても死ににくいが、あくまで「死ににくい」だけであり、ダークエルフの殲滅力ほどの攻撃力はないため、延々と攻撃を受け続け、結果としてダークエルフの方がポーション消費や効率は高いという状態であった。
リネージュMではクラス毎に「難易度」なるものが追記されており、ダークエルフはその中でも「易しい」分類に入る。
前衛でゴリゴリやりたいという人はダークエルフを使用して間違いないだろう。
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■暗殺者プレイ
リネージュにはPK(プレイヤーキル)が存在する。
西部のガンマンよろしく、「どちらが強いか白黒つけようぜ!」という真っ向勝負の時は全力で挑めばいいのだが、純粋に「相手を倒す」となった時に重要なのは何か。
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それは偏に「敵に帰還されないこと」である。
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この帰還スクロールは一部の特殊エリアを除き、使用することで即座に村に帰る事ができる。
(村はPKができないSafety ZoneとなっていてPKができない)
帰還する事をリネージュ1では「飛ぶ」と呼んでいた。
飛ばれるとPKができない。
敵対プレイヤーを倒すためには飛ばれては成り立たない。
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そこで重要なのは「相手の不意を突く」という事だ。
リネージュMでは自動攻撃機能があるのでプレイヤーが画面を見ていない場合も大いにある。
それであれば普通に近付いて攻撃すればいい。
だがそのプレイヤーが画面を見ていた場合、帰還スクロールをワンタップするだけで簡単にPKを回避できる。
勿論相手を飛ばす事で目的が達成されるならばこれでいいが、相手を倒すには至らない事が多い。
そして画面内に敵対キャラクターの名前が見えた時点で飛ばれる可能性も大いにあり得る。
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リネージュ1でのPKで一番多用されたのはインビジリティクロークというアイテム。
これは自分の姿を周りから見えなくする装備品だ。
姿を隠して対象に近付き、相手が狩りに没頭している隙を突いて一気に攻撃を叩き込む事ことができればPKの成功率は格段に上がる。
しかしこれは一部のボスモンスターから出る超希少なアイテムであり、皆が持っているわけではない。
ただ、ダークエルフはこのアイテムなしで隠れる事が可能なのだ。
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ブラインドハイディングというスキル。
32秒間だけ自身の姿を隠す事ができるダークエルフ専用の黒魔法。
ちなみにリネージュ1の時はこのように半透明になり、周囲からは見れなくなる。
リネージュ1もそうだが、リネージュMにも存在する。
これを使いながら敵対対象を索敵し、相手の不意を突く事ができる。
恐らくダークエルフを使用したPK、特に暗殺についてはこのブラインドハイディングを起点とする機会が多くなると予想される。
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こういった暗殺プレイも楽しめる、火力、そして対人専用のクラスなのだ。
ちなみにこのブラインドハイディングに対しては、
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ディテクションという魔法が対策の要となる。
画面内に姿を隠しているプレイヤーがいた場合、この魔法を撃つと隠れた姿を暴く事ができる。
PKが盛んな血盟やサーバーの場合は、狩り中に適宜打ちながら敵対がいないかを確認しながら過ごすことになる。
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クイックスロット(よく使用するアイテムや魔法をワンタップで撃てるようにするもの)にもディテクションを当たり前のように入れる事になるだろう。
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■ステータス
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リネージュMにおいておすすめステータスは2種類か。
一つは長所を伸ばす、STR型(攻撃型)。
もう一つは短所を補う、CON型(体力型)。
後者については最終的には大器晩成型になるのだが、如何せんリネージュMにおいて敵のACが高く設定されているという話もあり、やはり前者がおすすめ。
ただリネージュ1ではモンスターの火力インフレによりCON型じゃないと前線を保持できないという状況が発生したことから主流となったのだが、やはり基本は殲滅力特化が一番遊びやすいだろう。
ちなみにDEXは回避率にも影響するので、気持ちDEXに振るのもありかもしれない。
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ちなみに先述したPKについて、リネージュ1では
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ファイナルバーンというスキルがあった。
「HPとMPが1になる代わりに、MPの数値分のダメージを与える」という暗殺専用スキル。
一撃で相手を確実に落とすためにWIS型(高いMP)というのも流行った事がある。
とはいえ、リネージュMではファイナルバーンは存在しないため、このステータスタイプが流行る事はなさそうだ。
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■武器の選択
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武器は主に2種類。
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「二刀流(デュアルブレード)」か「爪(クロウ)」である。
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一応「ガントレット」という武器もあるが、簡単に言うと小刀を投げる中距離武器なのだが、これは距離も非常に中途半端で威力もそんなにないので、これについてはサブウェポン的な立ち位置ということで今回はスルーでいこう。
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二刀流と爪は何が違うか。
まずはリネージュMでの実際の強さを比較してみる。
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ここから分かるように、同じシリーズの武器でも爪の方が若干攻撃力が高い事が分かる。
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さて、二刀流、爪の説明に入る前にワンブレイク。
リネージュでの武器自体の攻撃力というのは若干特殊だ。
まずは対象が大きいモンスターなのか小さいモンスターなのかで攻撃力が変わる。
ちなみに対人は小さいモンスターへのダメージが適用される。
例えば小さいモンスターへのダメージが「10」の武器があるとする。
この場合の(バフなどを除いた場合)実際のダメージ計算は
”武器の強化値”+”武器自体についている追加ダメージ”+”STR(弓の場合はDEX)による追加ダメージ値”に加えて、”武器の攻撃力の値までの数値からランダム数値”
の合算となる。
つまり敵に与えるダメージの中で”武器自体によるダメージ”は「最大値10」であり、「1〜10の中からランダム」で選ばれる事になる。
同じ武器でもこの数値の幅が広ければ広いほど、やたら早く敵を倒せることもあれば、やたら時間がかかることもあるということだ。
武器自体の攻撃力が弱くとも「追加ダメージ」が高ければ安定したDPSを出せるといった具合。
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では話を戻す。
ダークエルフは「二刀流」と「爪」どちらが良いのかという選択を迫られる事になる。
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さて、ここからはリネージュ1の時の仕様になるので、リネージュMの場合は違う可能性があるので頭の隅に入れておいてもらえれば幸い。
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簡潔に言うと、
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「二刀流」
・たまに1回の攻撃が2倍(2回ヒット)になる時がある
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「爪」
・クリティカルが出た場合は武器の攻撃力最大値が出る
・損傷しない武器多数
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という違いがあった。
こう書いてもピンと来ないかもしれないが、簡単に言うと
「短い時間で致命的ダメージを出し得るのが二刀流」
「安定したダメージが出るのが爪」
というイメージ。
二刀流は対人特化、爪は狩りに最適、という認識だ。
故に人気なのは爪であった。
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あくまでこれはリネージュ1での話だった、ということだけ、繰り返し言わせてもらう。
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■まとめ
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はっきり言おう。
オチがない。
何故ならどんどんとリネージュMの情報が出てきたから。
ブログでリネージュ1とリネージュMとの話が混ざり合って混乱を招く可能性が否めない。
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とにかくダークエルフは、
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・圧倒的殲滅力で狩りや対人をしたい
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という人にもってこいの職業だというまとめとさせてもらう。
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さて、次回は君主について話そう。
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以上。
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