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総員、我が名はケンラウヘル。すなわち反王である。
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本来であればパーティ狩りについて書くべき所なのだが、まぁ攻略情報ばかりというのもブログの意味がない。
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という事で、今回何かと話題のとある人を実際に取材してきた。
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卍闘神ペい様卍
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ケンラウヘル02サーバーで活躍している「ペーちゃん」の愛称で親しまれている彼。
最近ではYouTubeでの生放送なども行なっている。
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その生放送は開始から2週間経たずしてチャンネル登録者数1000を超え、現在すでに1500名以上の登録者数がある。
彼の生放送は色々な意味で凄いもので、「紫チャレンジ」と称して伝説変身を当てるまでガチャを引き続けるといったもの。
正気の沙汰とは思えないが、あまりにも豪快で見ていて気持ちの良い生放送になっている。
※ただガチャの確率論という点で観ると頭が痛くなってくるのはこの際黙秘する。
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さて、そんな彼の生放送を見ていた6月12日。
ペーちゃんの18回目の紫チャレンジ放送。
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赤変身4枚の合成、紫チャレンジからの
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赤オーラからの
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演出からの
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ドラゴンスレイヤー。
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韓国での出にくさの噂は聞いていたのだが、まさか生放送で観れる日が来るとは思わなかったわけで。
出た瞬間のケンラウヘル02のワールドチャットは大盛り上がりだ。
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という事で、今回はこの卍闘神ペーちゃん卍に取材を試みた。
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■ペーちゃんとのコンタクト
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闘神ペーちゃんとは、実はリネージュ2レボリューション時代からの知り合いだ。
早速彼に「記事にしていいだろうか」と連絡したところ、
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「じゃあ会社おいでよ!なんか面白い物たくさんあるから!」
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という豪快な即答を貰ったため、彼の会社に行ってみることに。
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6月17日の16時、都内某所。
都内のとある駅から歩いて5分ほど。
指定されたビルに彼の会社に到着。
入ってからインターフォンを押そうとすると、磨りガラス越しに彼が見える。
声をかけようとしたのだが、それよりも先に物凄い勢いでドアが内側から開かれた。
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「反王ちゃま!ちょっと待ってて!今会社の説明会やってっからさ!」
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久々に会った彼は相変わらず行動も豪快だが声も豪快だ。
明らかに新卒っぽいのが開かれたドア越しに見えるのだが、彼らにお構いなしにペーちゃんの声がフロアに響き渡る。
いや、フロアどころではない、多分上の階にも響いているに違いない、まるでジェットエンジンのようなボリュームだ。
「反王ちゃま」というのは以前から我に親しみを込めてそう呼んでくれており、いたずらっ子っぽい笑顔で応対してくれた。
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だが何というのだろうか。
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基本的に圧が凄い。
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同じ勢いでドアを締めて中に入り「ごめんごめん!じゃあ続きなんだけど!」としれっと説明会らしきものに戻るペーちゃん。
磨りガラスで仕切られているものの、如何せんペーちゃんの声だけは天井に付けられたスピーカーから流れてくるBGMのようにクリアな音質で受付に響き渡っていた。
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■社長室
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待っている間は客室に通され、そこで10分ほど経過してから。
客室のドアが勢い良く開く音と風圧に心臓が飛び出そうになる。
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「ごめんね!遅くなって!社長室で話そう!」
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何枚かのセキュリティがかかったドアを潜り抜け、ペーちゃんの社長室に入る。
入った瞬間目に飛び込んできたのは
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酸素ルーム。
社長室に酸素ルーム。
実は昔、酸素ルームを購入したという話は聞いていたのだが、使っていたのは最初だけであり、今ではすっかり室内テント化しているとの話は聞いていたのだが、自宅のベットくらいの大きさがあるわけで。
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ちなみに社長室はまるでおもちゃ屋のような、ペーちゃんの趣味に囲まれている。
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何故か床に転がっている某有名ゲームの剣っぽいものが落ちてたり、
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ドラゴンボールの原画のようなものがちらほらと。
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そして謎の金庫があったりなど。
周りを見渡すだけで新しい発見ばかりの部屋だ。
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■インタビュー
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さて本題。
という事で、見事ドラゴンスレイヤーとなったペーちゃんにインタビューを試みたのでそのやり取りを書かせてもらおう。
尚、最初はロールプレイの口調で書こうと思ったのだが、書いているうちにどう表現すればいいのかいちいち考えるのが面倒くさくなってきたので、ここはあくまで「記者のケン」として書かせてもらう。
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−ケン
「本日は忙しい中、お時間をとってもらってありがとうございます」
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ー卍闘神ペい様卍(以下ペーちゃん)
「うっすうっす!」
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−ケン
「まずは自己紹介からお願いしたく」
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−ペーちゃん
「ケンラウヘル02のウィザード、卍闘神ペーちゃん卍です!血盟はEmulatorsに入れてもらってます!」
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−ケン
「Emulatorsといえば、ケンラウヘル02でダントツに強い1位血盟ですね」
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−ペーちゃん
「本当にガチの血盟で、血盟チャットで専門用語飛び交いすぎて半分くらい分からなかったけど、最近ようやくついていけるようになったよ!」
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−ケン
「あそこは本当にすごいですからね。ではキャラクターについて教えてください」
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−ペーちゃん
「今はレベル64、ACはマイナス116、MR121、SPが37!、ちなみにINT振りで48かな!」
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−ケン
「INT48…魔術師は”大器晩成”と言われていますが、すでに晩成に入っていますね…」
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−ペーちゃん
「まだまだ!こっからっしょー!」
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リネージュMを始めたきっかけ
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−ケン
「ペーちゃんはリネレボの時から知っていますが、Twitterで一度『リネージュMだけはプレイしないぞ!』と書いていた記憶があるのですが、何故リネージュMをやったのですか?」
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−ペーちゃん
「リネレボはもうやめたのだけれども、暇で暇で(笑)で、ちょっと前まで『禍つヴァールハイト』ってゲームをプレイしてたんだけど、ふとリネージュMがサービス開始近くなってきて調べてみたら、韓国とか台湾でリネージュMが物凄い人気だって聞いてね、気になってインストールしちゃった!」
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−ケン
「そのアグレッシブさ、流石です(笑)そしてまさかサーバーが私と被るとは思わなかったです。全体チャットで名前見た瞬間に思わず吹き出しました」
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−ペーちゃん
「全体チャットで話しかけたね、そういえば(笑)」
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魔術師を選んだ理由
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−ケン
「そういえば魔術師をプレイしていますよね。やっぱり大器晩成、育ちきったら最強という話を受けて選んだのでしょうか?」
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−ペーちゃん
「ううん、全然」
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−ケン
「ん?では魔術師にした決め手は何でしょう?」
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−ペーちゃん
「オープニングムービーかな?どっかのムービーで魔術師が
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「何か青い炎が掌から出てきたのが格好良かったから!」
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−ケン
「決断も豪快過ぎる。」
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−ペーちゃん
「あとはダークエルフだけはやめておこうかなって(笑)『瞬間最大火力』の言葉に何度も痛い目にあってるから(笑)」
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−ケン
「なるほどですね(笑)」
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※闘神ペーちゃんはリネレボでは「アビスウォーカー」という、一撃必殺の攻撃力を持つキャラをプレイしていた。
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YouTubeで生放送を始めた理由
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−ケン
「そういえばリネージュMでYouTubeを始めたそうですが、何故YouTubeをし始めたのでしょうか?」
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−ペーちゃん
「何か好きなことやってお金が入ってくるって楽そうじゃない?だからやってみたって感じ」
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−ケン
「YouTube登録者1000人も即行きましたからね」
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−ペーちゃん
「どんどん人が増えてきて、2週間で1500人くらいになったね。面白いんだよ、アナリティクスが、見て見て!」
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※アナリティクス:YouTube視聴者の統計データなどが分かるもの
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−ケン
「おお、凄いですね、台湾・韓国からのアクセスが大体13%くらいなんですね」
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−ペーちゃん
「でしょ!?なんか面白いよね」
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−ケン
「どうやって台湾の人たちはペーちゃんのYouTubeにたどり着いたんでしょうね?」
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−ペーちゃん
「台湾のYouTuberが俺の放送を見てゲラゲラ笑いながら紹介してくれたみたい!」
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−ケン
「なるほど」
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−ペーちゃん
「コメント欄とかも中国語が多いから、自動翻訳とか欲しいよね。こういうの本当に楽しいわ」
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−ケン
「リネージュMの配信している日本人のところに、韓国や中国の人がコメントしにくるの多いですよね」
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−ペーちゃん
「これぞグローバルのMMO!って感じで楽しいね!」
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ドラゴンスレイヤーについて
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−ケン
「そういえば生放送では『紫チャレンジ』という題名で、ドラゴンスレイヤー変身を狙う放送をしていましたね。毎回放送するたびに視聴者が凄いことになっているの、よく見ます」
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−ペーちゃん
「まぁガチャしてる時は人が多いんだけどね、ガチャ終わった瞬間に皆いなくなっちゃうけどね(笑)」
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−ケン
「でもペーちゃんがチャレンジする度に全体チャットは盛り上がってますね」
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−ペーちゃん
「ああいうリアクションがあると楽しいよね!」
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−ケン
「6月12日の生放送見てましたよ、赤合成からの紫、物凄い盛り上がりでしたね」
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−ペーちゃん
「あれは熱かったね!面白かった!」
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−ケン
「これはその、言いにくいというか、失礼に当たるかもしれないのでお答えしなくても大丈夫なのですが、ぶっちゃけた話、大体なんかいくらい回したというか、その、ダイヤの数というか、いくr
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−ペーちゃん
「400万くらいかな?」
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−ケン
「ヒェッ」
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−ペーちゃん
「全部だと、今のところトータル600万くらいかな?」
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−ケン
「流石です。そして紫チャレンジ終了、と思いきや、今度は『レアアイテムガチャ』と『伝説マジックドール狙い』を開始しましたよね』
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−ペーちゃん
「これもやったらYouTube見ている人たちも喜ぶんじゃないかな、って思ってね!」
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−ケン
「本当に生粋のエンターテイナーですね」
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これだけは運営に言いたい!
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−ケン
「さて、インタビューもそろそろ終わりなのですが、これだけは運営に言いたい!というのはありますか?」
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−ペーちゃん
「んー、あんまりないかな?」
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−ケン
「おおっと、では完全に満足しているって感じですかね?」
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−ペーちゃん
「あ、いや、1個だけあるわ!サーバー統合をするなら盛り上がっているうちにして欲しい!これだけかな」
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−ケン
「なるほど」
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−ペーちゃん
「サーバー統合って、人がいなくなってからやるじゃない?いっつも思うんだけど、それじゃあ遅いと思うんだよね。デポロジュー02にはオロさん(オロナインさん:公式生放送にも出ている配信者)とかがいたり、ケンラウヘル02も盛り上がってたりすると思うんだけど、その他のサーバーってどうなってるか分からないんだよね。その中にも既に”人がいれば盛り上がるのに”って思っている人が多いと思うんだよ。1つのサーバーに入れる人数とか、そういう技術的な事は知らんけど、盛り上がってる内にやって欲しいな」
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−ケン
「確かにそれもありますね、ちらほらとサーバー移動したいという声も上がっているようですし」
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−ペーちゃん
「あとはグラフィック、スーパーファミコンみたいじゃない?最近のゲームはグラフィック綺麗だけれども、そのグラフィックが新規参入の障壁として高過ぎるよね。俺も最初グラフィックが気になったけれども、プレイしてみたら慣れてきたし、やっぱり面白いね。果てしないランキング争いとかも本当に楽しい」
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−ペーちゃん
「ただ、今のサーバーで33位なんだけど、ここらへんが本当に激戦区。1時間狩りを止めたらすぐに2位3位と抜かれる。特殊ダンジョンとかは手動で2時間みっちりやらないとダメだね。このレベリング競争も楽しくやってるよ」
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−ケン
「紫変身も勿論強いのですが、やっぱり手動だったり、そうやって楽しみながら、考えながら、燃えながらやるスタイルを貫くのが格好いいと思います!しかし、グラフィックは私のように『昔リネージュ1をプレイしていた』という人には”刺さる”かもしれませんが、初見の人はグラフィックの時点でダウンロードを躊躇いますね」
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−ペーちゃん
「これは本当に声を大にして言いたい、グラフィックだけで避けるんじゃなくて、一旦騙されたと思ってダウンロードしてみ!ってね!」
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リネージュMの魅力とは
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−ケン
「さて、最後の質問ですが、ズバリ、ペーちゃんから見る『リネージュMの魅力』とは一体なんだと思いm
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−ペーちゃん
「ドMゲー、以上」
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−ケン
「ありがとうございました」
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■インタビューが終わって
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さて、今回はこのようなインタビュー記事を書いたが、こういったプレイヤーにインタビューというのは初めての経験であり、今後はサーバーだけではなく、多角的な視点で色々と記事化していきたいと思う。
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ちなみにかなり長く書いてしまったため割愛するが、その後、社長室で突然生放送を始めて我も乱入したり、ついでにそのまま飲みに連れて行ってもらい潰されたりと、色々とあったが、それはまた別の機会にでも。
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以上。
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