リネージュM(リネM)攻略

リネージュM(リネM)【反王ブログ】:#42 オフ会と少年

MMO、それは昔を思い出す物語。

総員、我が名はケンラウヘル。すなわち反王である。

ちょっと今回は感慨深いものになった、とあるオフ会について語ろう。

大阪のオフ会

先週の土曜日、大阪で比較的大き目のオフ会が実施された。

www.youtube.com

主催者はケンラウヘル02を代表する悪の組織のリーダー兼YouTuberでもある怪人PANCH

彼とはリネージュ2レボリューションで知り合って、そろそろ2年になるという感じだろうか。

過去に何度も自宅にお邪魔させてもらったり、リネレボの我がチームのオフ会に自宅を使わせてもらったりと、本当にアグレッシブな彼の行動には尊敬以外の言葉が出てこない。

リネージュM(リネM)【反王ブログ】:#42 オフ会と少年

リネレボの公式オフラインイベントの際にも、抽選に漏れた人たちが可哀想だということで、公式オフラインイベント会場の横のイベントスペースを貸し切り、300人規模のオフ会を開いたり。

※ケンラウヘル個人ブログ参照

www.kenrauheru.info

ちなみに同日やっていた公式イベントよりも人が集まっていたという驚愕の事実。

本来であれば我も大阪に馳せ参じ、仲間や敵対が入り混じる中で酒を酌み交わし、同じリネージュMというタイトルをプレイする者として、そして同じケンラウヘル02という船に乗った奇跡とも数奇とも言える人生の楽しさを分かち合うということをしたかった。

まぁその前に、アルコールアレルギーなので酒は医学的に無理なのだが。

しかし残念なことにその日はどうしても用事があり、大阪に行くことはできなかった。

リネージュMでもやっていたようなファンミーティングではないが、ケンラウヘル02、あわよくばサーバーを超えた大きいオフ会というのは是非ともやりたいものである。

池袋のオフ会

さて話は移り変わり。

我が軍は最近、一つの血盟と合併した。

リネージュM(リネM)【反王ブログ】:#42 オフ会と少年

マジ昭和血盟という血盟だ。

実を言うとこの血盟は昔のリネージュ1仲間が集まる血盟なのだ。

元々はリネージュMが事前登録開始が発表された際、一緒にプレイしようということでAntiKingsに入る予定だったのだ。

しかしながら血盟事前登録の時点で人が溢れてしまい、どうしても血盟を分けてプレイすることになってしまった。

AntiKingsも大きくなったのと、マジ昭和が大きくなったのもあり、別々の血盟、そして同盟として活動していた。

サービス開始から約5ヶ月、引退、休止、消息不明など様々な要因から、互いの血盟に空席が目立つようになってきた。

同盟として攻城戦も参加していたし、ボス狩りも一緒にしている仲だ。

何なら以前書いたオフ会の記事では、このマジ昭和のメンバーたちと一緒に楽しんだもの。そのくらいの間柄だ。

そろそろちょうどいいので合併しないか?という話を我からし、アクティブメンバーががっつり我が軍に入ってきたという形になっている。

そんな中で行われた合同オフ会、もとい、合併オフ会があった。

まぁ合併とは言いつつも、十数年来の仲間とのいつものオフ会という感じだ。

その中にはリネージュMで初めてマジ昭和血盟に入り、初対面の者もいる。

そういうのも楽しいものだ。

初めて会う者がいるオフ会というのは何故こうも心を沸きたてるのだろうか。

本を読むときのように、キャラクターのグラフィックや言動から頭の中で生み出されるリアルの姿。

静かな奴なのか、面白い奴なのか、はたまたゲーム内とは全く正反対の人間でギャップが生まれるのか。

そういうのを想像するのが本当に楽しい。

某日、バイクを運転して池袋に17時に着いた。

場所は東口を出た道路、西武デパートの正面だ。

そこには4人家族がいた。

父親、母親、長男と長女の4名。

あえてここでは名前は伏せておこう。

その母親とはリネージュ1からの長き付き合いであり、マジ昭和にメインキャラを置いていた者だ。

父親はリネレボで知り合い、リネージュMも一緒にプレイしている温厚で大人な友人。

そして息子は高校生、彼もリネレボ、リネM両方のプレイヤーで、どちらのゲームも我の血盟員として戦ってくれた奴だ。

長女は中学生だ。

ケンラウヘル「待たせたな」

父親と母親に対し、乗ってきたバイクから降りながら挨拶をする我。

この2名はもう顔馴染みどころではない、もうかなり話して親しくしているので外見も内面もよく知っている。

オフ会に参加する高揚感とかそういうのよりも、同級生と会う感覚に近い。

だがその時の我は、抑えられぬ好奇心に体全身が満ち溢れていた。

その好奇心の対象こそが、リネレボ・リネージュMを両方一緒にプレイしていた、17歳の長男に他ならない。

見た目は非常にか細い、我がデコピンでもしようものなら頭蓋骨陥没とかしそうなくらいな華奢さ。

長めの髪の毛にメガネ、そしてショルダーバッグに付けられた某シューティングゲームに出てくるメイドのキーホルダーの主張。

ケンラウヘル「やっぱりゲーマーの血は争えないな」

と父親と母親を茶化すように話しかける。

当の本人はバツが悪いのか恥ずかしいのか、中々目を合わせて話そうとしてくれない。

ケンラウヘル「おい、小僧、我が盟主だぞ馬鹿野郎」

あえて高圧的でぶっきらぼうな言動をしてみる。

しかも池袋の人通りが多い中で、舞台役者が演技をしているかのように大袈裟な感じで且つ中々のボリュームを出して話しかける。

ある意味、オフ会というのはロールプレイの延長線上だ。

こういう挨拶一つとっても楽しまなくてはならぬ。

長男「あ、えと、どうも、●●(キャラネーム)です・・・」

さっきまでムスッとしていた表情から少しだけ笑顔が溢れた。

それでも中々心を開ききって話してくれないようだ。

ケンラウヘル「小僧、今何歳になった」

長男「今、17歳です」

ケンラウヘル「高校生か、そうかそうか」

だがそんなことよりも、我はもうニヤニヤが止まらなかった。

彼にリアルで会ったら必ず言ってやりたいという台詞があったのだ。

ケンラウヘル「15年振りだな、小僧」

続く。

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