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総員、我が名はケンラウヘル。すなわち反王である。
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本日はリネージュMのケンラウヘル02で行ったオフ会についてレポートしたいと思う。
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■オフ会の準備
AntiKingsにはオフ会専用の部隊が存在する。
ユウリ&カッパ64という、オフ会大好きな上に完璧な幹事をしてくれる彼ら。
いつもこれに甘えてばかりで申し訳ないと思いつつも「AntiKingsでオフ会をやろう」という話になった。
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内々で収めるつもりだったのだが、現在ケンラウヘル02は攻城戦開始からずっと1勢力による城制覇を維持されている状態。
それに対抗して手を組んでいる側にいるのが我のチームだ。
ユウリから「せっかくだから同盟の人にも声かけよう」という提案に、我は賛同した。
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■豪快な幹事
オフ会の参加人数を確認している段階で、同盟でのオフ会は約30名近くにまでなっていた。
リネージュMのファンミーティングでも50名程度、規模としては小さいことはない。
声をかけたのは「Theヘタレ血盟」「Cstream血盟」「悪の組織血盟」という事だった。
ユウリから連絡が来る。
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ユウリ「ケン、30名くらいになったよ今回」
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ケンラウヘル「いつも悪いね、本当に」
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何気ない会話をしていたのだが、ふと我は気になることがあった。
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ケンラウヘル「そういえば、悪の組織に声かけたんだよね?」
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ユウリ「そうだよ」
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ということは。
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ケンラウヘル「・・・PANCHにも声かけたんだろうか?」
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別に嫌とかそういう訳では決してない。
だがこういう身内のオフ会というものに呼ぶのは今までなかったので気になったのだ。
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ユウリ「もちろん、声かけたよ」
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PANCHと知り合ってから早2年が経とうとしているが、自ら声をかけて誘うというのはよっぽどのことが無い限りやったことがない。
だがそれを平然とやってのけるユウリ、何という怖いもの知らずというか。
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ケンラウヘル「んで、返事は?」
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ユウリ「うん」
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ユウリ「『行きます!ありがとうございます!超楽しみッス!』だってさ」
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いかにもPANCHらしい豪快でストレートな回答。
脳内での音声変換も余裕だ。
まぁでもオフ会大好きなPANCHの事だ、こういう機会に他の血盟のみならず、悪の組織の人と絡めるとなったら喜んで来るのは容易に想像できる。
リネレボの時も、公式ファンミーティングの隣の会場を貸し切って公式以上に人を集めていたのを思い出した。
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■オフ会当日
オフ会は池袋のとある居酒屋。
ユウリの知り合いの店らしく、融通が効くという事でその店の半分をほぼ貸し切りにした。
時間は17時から開始の22時締めという、オフ会の居酒屋貸し切りにしては長めだ。
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その日は仕事が入っており、17時にはどうしても間に合わなかった。
仕事が終わったのが17時ジャスト、そこから移動で30分といったところ。
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愛車(原付)に跨って池袋への道のりを急いで飛ばす。
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オフ会というのはやっぱり楽しいものだ。
何度やっても楽しいし、飽きというのが来ない。
ゲームを媒介にして人が集まる事というのは、今やようやく認知されて普通のことになってきているものの、この秘密の仲間感というのがたまらない。
皆趣味が同じな訳だし、気を使わない(極一部を除く)のもまたいい。
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原付で走ること20分、ミラーにつけている携帯ホルダーに刺した我のiPhoneが鳴り出す。
目をやるとLINEの呼び出し音。
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闘神ぺい様からであった。
彼から電話が来るのは非常に珍しい。
そしてこのオフ会のタイミングで電話がかかってくるということは。
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ケンラウヘル「…もしもし」
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ぺい様「あ!ちゃま!?今どこいんの?何人くらい?!」
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スピーカー越しにいつもの哀川翔似の豪快な声が響き渡る。
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ケンラウヘル「…いや、まだついていなくて」
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ぺい様「時間できたから、顔出しに行くよ!んじゃ場所送っといて!じゃ!」
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ガチャッ、ツー、ツー
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なんちゅうメンバーに声かけてるんだ、ユウリ。
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この時はPANCHが誘ったのだろうという風に思っていたが、後に、ユウリがペイ様に直接「オフ会来ませんか?」と声をかけたということが判明した。
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恐るべし。
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■再び10年ぶりの再会
我が到着した頃には、オフ会会場には10名くらいだろうか。
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いつもの顔ぶれである我が軍の者たちに加え、悪の組織が何人もいた。
悪の組織のエース君主、んまい。
いつも我の生放送にコメントを残してくれるたにぐち等。
初めての顔合わせにワイワイと会話が弾む。
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壁沿いの、大体10名くらい分の長さだろうか、席の端っこにひっそりと佇む人影。
今日来るメンバーは全て把握している訳ではなかったので、一瞬誰かわからなかったが、一目見た瞬間に鳥肌が立った。
10年前、一緒にプレイしていた、しむらけんというプレイヤーであった。
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ケンラウヘル「しむさん!!」
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しむさん「おお、久しぶり〜相変わらず元気そうでw」
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彼はリネージュMはプレイしていないのだが、皆が集まるというので来てくれたのだ。
10年ぶりの再会に思わず興奮してしまった。
彼は昔、自分の血盟にいてしょっちゅうオフ会で飲み明かす仲だった。
独特のお笑いセンスに毎日のように笑わしてもらっていたのを昨日のことのように思い出す。
しむさんとの会話はかなり長いこと続いたが、とにかくリネージュMを一緒にやろうよという話で持ちきりになった。
スマホに写るリネージュMの画面に「なっつかしいなおいwww」と感銘を受ける彼。
だが残念なことに、彼はリアルが忙しく、インストールまでこぎつけることはできなかった。
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だが、こうやってゲームを辞めた後でも繋がるというのは本当に嬉しい限り。
何ならリネージュMがサービス開始していなかったらこんな再会はなかっただろう。
というか、10年ぶりの再会を何度も体験させてくれるというこのゲームに感謝せねばと思った。
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しむさん「そうだ、ケン、お土産持ってきたよ」
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何という気の遣い方、昔と変わっていない。
本来であれば我が何かしら持ってくるべきであった、これは失態だと反省していた。
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彼はバッグから紙に包まれた白長い何かを出してきた。
全くもって何なのか予想すらできないこの物体。
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ケンラウヘル「これは何だ?」
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しむさん「まぁ”サプライズ”ってやつさw」
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悪戯好きな少年のような目で見てくる彼を横目に、紙包を空けて現れたものは。
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プラスチックでできたネームプレート。
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何故。
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テレビ司会者の前に出てるような、あのネームプレートだ。
しかも安物ではなく、かなりちゃんとした作りの物。
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にしても何故ネームプレート。
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いや、ネームプレートはどうでもいい。
何より驚いたのは、ここに書かれている名前。
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我のガチリアルフルネーム。
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何故。
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せめて「ケンラウヘル」にして欲しかったものだが。
何故我のフルネーム。
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とりあえずテーブルに置いてみる。
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何だこれ。
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それを見て爆笑しているしむさんと周りの人たち。
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にしても、これの使用用途が一切わからない。
何に金をかけているんだと。
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しかし、こういう人はゲームへの課金よりも、人の笑顔や笑いのためにかける金を惜しまない傾向にある。
何なら10年前と全く持って変わらない。
笑いとかそういう感情の前に、懐かしさがこみ上げてきた。
我はお礼を述べると共に、二度と使わぬであろうそのネームプレートをそっとリュックにしまったのであった。
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ということで続きはまた次回に。
というか長く書きすぎて乾杯までも書けてないという事実。
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とにかく大きなアップデートがあったので、それについても書いていきたい。
とりあえず考えて長すぎる文章よりも、サクサクと毎日気軽に見れるブログを目指そう…
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以上。
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