リネージュM(リネM)攻略

リネージュM(リネM)【反王ブログ】:#55 熱狂と絶叫

MMO、それは戦いを紡ぐ物語。

毎日がお祭り騒ぎの激戦区、ケンラウヘル02。

今回の攻城戦もかなり熱いものがあった。

その感動が薄れてしまわぬうちに文字にて残そうと思う。

■1月19日の攻城戦

この日は非常に忙しく、ギリギリ間に合うかどうかという瀬戸際。

リネージュM(リネM)【反王ブログ】:#55 熱狂と絶叫

仕事の帰り途中、愛車のレブル250に乗りながら、21時のタイミングでバイクを止めて攻城戦布告。

同盟に順番で城を回してもらっており、今回はAntiKingsがWW城を獲得する算段になっていた。

正直、AntiKingsとしては城よりもこうやって参加させてもらっているだけで感謝なので、城主を譲ってもらうなんておこがましいことなのだが、土壇場で作戦を引っくり返すことこそが同盟に対して害となってしまう故、とにかくWW城をしっかり取るというのが今回のミッションだった。

■攻城戦開始序盤

この日の気合いは異常だった。

とりあえず我はバイクで移動していたため布告で手一杯だったが、周りの同盟が全体チャットでAntiKingsへの傭兵誘導についてかなり宣伝してくれていたため、AntiKingsの傭兵はごった返していた。

本当に同盟としておんぶに抱っこで申し訳ないとは思いつつも、なんて心強い味方なんだと、より一層ミッションクリアの決意をする。

ただ、宣伝の中にはたまに

「敵対の方に入ったら全員PKする!そんなAntiKings傭兵募集中!」

というはた迷惑極まりない情報を流布する者も多数いたが、それを見て血盟員たちはゲラゲラと笑っていた。

まぁ君主としてはたまったものではないが。

リネージュM(リネM)【反王ブログ】:#55 熱狂と絶叫

※YOUTUBEで録画しながらだったので画質が悪いがご了承をば。

最初のスタートダッシュは門破壊からの即守護塔破壊、そしてクラウン奪取だ。

開始前からWW城の旗外ギリギリに待機。

敵対はポツポツといたが、ここは数で圧倒。

開始直前までWW城はダッシュ合戦になると思ったものの、いざ開始してみるとWW城には敵影なし。

リネージュM(リネM)【反王ブログ】:#55 熱狂と絶叫

即座に獲得できてしまった。

■戦略

敵対の初手はケント城だった。

VCから流れてくるケント城についての情報。

ただおいそれと全員がケント城にいってしまったら、即座にWW城は落とされてしまうだろう。

数秒だけでも持ち堪える人数を残し、WW城の防衛に当たる。

リネージュM(リネM)【反王ブログ】:#55 熱狂と絶叫

WW城はほぼ平和であった。

ガードが沸くタイミングでもしっかりとガードを撃ち倒し、中にパラパラと入ってきた敵をAntiKingsで徹底して排除していく。

WW城を手に入れてから15分。

WW城に人数を割いていることと、ケント城は敵対の回し体制なども整っていることから、ケントは難攻不落の要塞と化していた。

敵対のエース陣が先頭に立ち、それをサポートするイミュンとヒール。

数で勝るこちらの陣営としては、門防衛されるのが非常に厳しい所だ。

だがそれよりもどかしいのは、VCで熱い戦況と絶叫が聞こえているのにも関わらず、WW城から動けぬ現状であった。

ただ戦いたいからという理由でケントに加勢し、隙をつかれてWW城を取られるというのは本末転倒。

WW城の城門は壊されていない。

最後のガードジャンプをブロックした後、我々はWW城は残り30秒でWW城を放棄してケントに加勢することを決めた。

■滑り込みクラウン奪取

リネージュM(リネM)【反王ブログ】:#55 熱狂と絶叫

WW城獲得まで1分前。

特にWW城に敵は攻め込んでこなかった。

その時間になってもケントは門で止められた状態だった。

今回は全城制覇は無理かもしれない、普通はそんな空気が漂う所なのだが、同盟のVCは違う。

「いけるいける!門突破して!走って!」

「右側ね!右側!」

「入ったら守護塔ボタン押してね!」

全くもって誰もが諦めておらず、残り1分を切ってもその熱気は収まる所を知らなかった。

WW城獲得まで残り30秒。

ケントもほぼ同じくらいの残り時間だ。

我の号令でAntiKingsは一斉にケント城へ飛ぶ。

リネージュM(リネM)【反王ブログ】:#55 熱狂と絶叫

飛んだ先で目に入ったのは残り時間だ。

敵対がケントを所持している状態、残りは20秒もない。

同盟VCは作戦というよりも熱狂と絶叫が渦巻いていた。

「いけるいける!!守護塔!!守護塔!!」

「君主いたら取って!!クラウン拾って!!」

「いっていっていっていっていって!!!!」

ゲームの面白さというのは喜怒哀楽をどれだけ揺さぶるかによって決まる。

この時のVCはこの喜怒哀楽全ての感情が全員爆発していて、到底指揮というものではなかったが、その思いは全て同じ方向性を向いているのを肌で感じた。

そして残り10秒を切る。

リネージュM(リネM)【反王ブログ】:#55 熱狂と絶叫

既にうちは城を取っている。

本来であればダッシュしてクラウンを取るというのが我の役目ではあるが、城主はクラウンを獲得できない。

我が行ったところで何もできることはないのは理解していたものの、指は自然と守護塔へ向かっていた。

そして残り5秒、流石に厳しいかと思った、その時だった。

リネージュM(リネM)【反王ブログ】:#55 熱狂と絶叫

強制的に飛ばされ、そして画面が白くなる。

街に戻って出てきた画面の文字に、思わず声を荒げてしまった。

リネージュM(リネM)【反王ブログ】:#55 熱狂と絶叫

HTRKが残り5秒で守護塔を確保したのだ。

こんなことが本当にあるのだろうか。

VCは爆発するかのような歓喜に包まれた。

これにはリネMやって初めて鳥肌が立った。

その後はWW城を守っていたメンバー全員が合流することで、人数差で敵を圧倒。

見事に全城制覇を成したのである。

■今日の締め

やはりこういうドラマを体験できるというのがMMO、オンラインゲームの良い所だ。

小説を見て没頭するというのももちろん好きだが、それよりこういった物語の中の一部になり、物語を直に体験するのが他には味わえない快感だ。

今回の土壇場でのケント奪取、本当に感動した。

本来であればケントの戦火の中を共に進みたかったという悔しさもないと言えば嘘になるが、VCを聞いていると本当の戦場さながらの臨場感を味合わせてもらった。

この時の気持ちはなかなか言葉にするのも難しい。

次回はもっと厳しい戦いになるし、今回よりもずっと忙しい、1時間全くもって気を抜くことができない戦いになるだろう。

今週はどんな物語が待っているのだろうか。

今から楽しみで仕方ない。

以上。

/

/

Lineage(R) and Lineage Eternal Life(R) are registered trademarks of NCSOFT Corporation.
Copyright (C) 1998 NCSOFT Corporation. NC Japan K.K. was granted by NCSOFT Corporation the right to publish, distribute, and transmit Lineage Eternal Life in Japan. All Rights Reserved.
(C) NCSOFT Corp. (C) Netmarble Corp. & Netmarble Neo Inc. 2016 All Rights Reserved.